続・黒柴ひめちゃんの葛塚村だよりⅢ

上野国山上・葛塚城堀之内に住んでます。ひめちゃんとおかあさんの見て歩きです。時には遠くにも出かけます。

国道17号線をくぐって

2023-07-17 13:16:14 | 早川物語2

昨夜は、激しい雷雨に見舞われました

ひめちゃんは、お家に入れてと大騒ぎです。

でも、サークルのドアを開けたりするわけには行きません。

パニックになって、裏の道に飛び出したりしたら大変です

おかあさんは、サークルの側で、「大丈夫よ」としばらくの付き添いです。

タバサねーちゃんは、騒がずに静かです

同じ両親から忌まれたのに、雷反応も全く異なります。

 

今朝は、早朝から猛烈な暑さです

ひめちゃんとタバサねーちゃんは、堀之内を西に出ました。

タバサちゃん、側溝の上でジャンプです

 

諏訪神社の向こうの沼まで行きました。

沼には誰もいなくて、水は濁ってました。

 

暑すぎて、ここからUターンです。

今夜も心配だね

今朝は、除草剤を撒いてる人の姿はありません。

でも、お薬気を付けようね

 

 

 

新里町奥沢の山奥から流れ出した早川は南に流れ、淵名の大国神社東あたりから国道17号線(上武道路)にそって東南に流れます。

 

そして三ツ木のあたりで17号線をくぐり、南に進路を変えます。

7月2日、この進路変更地点を確認に出かけました

国道17号線を西今井のあたりで右折、橋を渡ると公園があります。

下田中芝生公園です。

誰もいないと思いきや、何人もの人です

けっこう利用されているようです。

あの高いネットをはったゴルフ場、三ツ木橋の側です

 

川縁で早川の流れを確認です。

濁ってるけど、水量あります

 

見下ろして公園です。

何があるという訳ではないけれど、ゆとりの空間です

 

川沿いの自転車道を歩いて、早川と共に国道17号線をくぐってみましょう

ちょっとお疲れの自転車道かな?

 

早川は曲がり始めます

 

自転車道反対側の景色です。

よくあの青い道路標示の所を通ってます

 

曲がってます

もうじき、17号線をくぐります。

上の道をいつも通っていたんだ

あれ、自転車道が終わりそうです

自転車道は終わりそうです。

振り返って、自転車道です。

 

県道へ降ります。

この道は県道315号線、三ツ木橋東に出る道です。

県道に自転車道です

国道17号線をくぐります

 

 

 

(つづく)

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

湯殿一世之行人・源海(東光院法楽寺)

2023-07-15 16:50:15 | 早川物語2

雨上がりを待って、少し遅めの朝散歩です。

ひめちゃんとタバサねーちゃんは、堀之内の西に出ます。

マリーゴールド、土もほとんどないところにしっかり咲いてます

「雨が降ってくるといやだから、近回りで帰ろうよ

 

堀之内の端を歩いてきました。

あれ、アオサギだ

カメラが間に合いません

朝ご飯探していたのかな?

この道の右は堀之内、左は東芝(ひがししば)です。

山上の字(やまがみのあざ)もいっぱいあるね

 

 

 

6月12日、庶民の湯治場としてにぎわった、女塚鉱泉(おなづかこうせん)の記憶を確認できました

帰りは、東光院法楽寺に寄ります。

 

「女塚薬師鉱泉縁起」に、「この地の東光院住職玄海大僧正はこの水は飲み水には適さないが、暖めて入浴すれば万病に効果があると教えたのが始まりと聞いております。」とありました

 

『世良田村旧蹟案内』(昭和11年、世良田村誌編纂会)には、

                      
大字女塚の北方にあり。薬王山東光院法楽寺と称す。新義真言宗にして、大字世良田総持寺の末寺なり。開創年月は詳ならず。
安永年間、毛呂権蔵の筆記に曰く。
女塚の法楽寺は総持寺の寺中東光院とす。慶安二年に寺号を改め、今の地に移す。元は高橋の西、道の北に屋敷あり。今に其時の住持源海という人の墳あり。夫故高橋の西北の畠を源海といふ。
境内に先住の石塔五基あり、内宝塔形の一基に「湯殿一世之行人源海」と標題し。左右に「元和元年十一月廿九日」と刻す。是れ右に述ぶる所の住持源海なるべし。また卵塔の一基に「法印俊海不生安永七戌戌八月籾二日」と標題し、表面に「当寺建立寛心」と刻す。思ふに此建立とは、再建の意味にして創建の意味には非ざるべし。

境内別に法印重英の廟所あり。重英は正徳享保頃の当寺住持にして常に四方に巡錫し、囚人の疾病災難に悩む者あれば、加持祈祷を施して直ちに厄災を去らしむ。世人因て祈祷坊と称したり。

 

 

行きに素通りしてあるので、迷うことなく到着です。

祈祷法印開山堂ですって

もう女塚鉱泉との係わりは、忘れてしまったのかな?

玄海(源海)さんの記憶は、忘れられてしまったのかな?

 

真っ赤な屋根の本堂です。

隣に神社があります。

どこから入って、参拝しよう

ちょっと拒否されてる感じ

 

隣の元気な神社から参拝しましょう。

女塚稲荷大明神です。

2礼2拍1礼です

 

さて、本堂前で合掌です

建物はクラシックでいい感じなのですけど、隣の庫裏らしいところに声は掛けにくい

 

後ろの開山堂を覗きます。

祈祷法印・重英さんの廟所です。

合掌

 

開山道の脇には、歴住の墓標かな?

合掌

塔婆の立ってるところが気になります

うっかり確認してきませんでした

玄海(源海)さんお墓標かも。

今度行ったら、しっかり確認しましょう

 

 

裏には、東武鉄道伊勢崎線が走ります。

踏切を渡って左に、大きな墓地があります。

 

 

石造物の皆さんに、さようならです

ここは、佐波郡境町女塚(さわぐんさかいまちおなづか)でした

昭和30年迄は、新田郡世良田村大字女塚でした

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

天幕城跡のヤマユリの花(あかぼり蓮園)

2023-07-14 21:21:17 | 蕨沢川物語

雨上がりの朝です。

ちょっと泣き出しそうな感じもします

ひめちゃんとタバサねーちゃんは、珍しくどうしても南に行くと主張します

無理をせずに、町組の道標近くの道を帰ります。

タバちゃん、「南無阿弥陀仏」の文字塔とコラボです

半分埋まった(?)台座には、文字が見えます。

建立の趣旨があるのでしょう。

宝暦、七月の文字があります。

町組は昔は宿といって、商店が何軒もあったとか

ここは、人々の往来する、交通の多い道だったかもしれませんね

 

ひめちゃんちには、ホトトギスが咲き始めました。

地味だけど、季節の花です

 

 

 

7月11日、歯医者さんの帰りにちょっと寄り道です

蓮の花が咲いてるかな?

あかぼり蓮園に寄ります。

ちょっとのつもりなので、北の天幕城(てんばくじょう)跡入り口に駐車です。

天幕城跡は南北400m、東西120mの自然地形を利用した城で、西側は蕨沢川が流れ、北と東側は蕨沢川の旧河道の低地で城外と肌照られている。本丸の北、西側には今も高さ4mほどの土居を残している。

東側の蕨沢川(わらびさわがわ)の旧河道に、蓮が植えられているのです

蕨沢川物語です

 

 

蓮の葉も花芽も花も大きく育ってます

酷暑の日差しなので、大急ぎで回ってみます。

あそこにぽつんとある円墳、この景色だと寂しそうではありません

 

 

開きすぎた花もいいですね

 

 

幟が立ってるのが、天幕城二の丸です。

この通路の先は、大正用水です。

 

 

左上の道に上がって、蓮園を眺めます。

白い花も結構あります

城跡には、まだあじさいの花が見えます

 

 

赤城山とコラボの景色も、いいですね

あまりの暑さに、道ばたに車を止めて鑑賞の人もいました

 

 

城跡の方も、ちょっと散策です。

木漏れ日の小道です

酷暑の蓮園とちょっと違う雰囲気です。

 

あれ、土居の上にヤマユリの花です

ヤマユリの花に惹かれて、道なき土居を登ります

楚々としすぎの感もありますけど、頑張って咲いた雰囲気です

本当に天然のヤマユリといった感じです。

 

土居をそのまま少したどります。

まもなく、草刈りがしてあるところは終了

軽装なので、今回は無理をせずにここまでにしましょう。

 

戻る途中、遠くにもう一カ所、ヤマユリの花を見つけました

 

天幕城跡のヤマユリも増えてほしいなあ。

ヤマユリが咲いていることで、天幕城が生きてみえました

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

岩神沼下のひまわり畑

2023-07-13 14:08:21 | 群馬県・旧勢多郡

あれ、ヤマユリかな

ひめちゃんちのガーデン、奥まった目立たないところに、華麗な花が咲きました

このあたりには、ヤマユリの球根がいくつも埋まってるはずですけど、いつの間にかほぼ消滅していました

たった一本だけど、末永くここにいてね

 

隣は八重オニユリです。

和の花だけど、好みが分かれるかな?

 

 

 

昨日の朝、ひめちゃんとタバサねーちゃんは、久しぶりに堀之内を北に出ました。

岩神沼、目指します。

 

沼下のひまわり畑、咲いてます

向日葵というけど、みんなお日様の方を向いて咲いてます

 

ひまわり畑を横目に、岩神沼に到着です。

岩神さまは、右斜め上の森の中においでです。

岩神さまは、高縄の磨崖仏です

誰もいません。

 

急に暑くなってきました

あれ、ひめちゃんの鼻は、ママ似かな?

タバちゃんの鼻は、パパ似かな?

 

 

沼は静かです。

沼の周辺に、田んぼパトロールのおじさんの影があります。

かつては、ここでコイの養殖が行われていました。

右上の森が、高輪の磨崖仏のあるところです。

その少し北に行ったところに、関の磨崖仏があります。

浄土信仰というか阿弥陀信仰というか、古くからの山神の地・上野国山上(こうずけのくにやまがみ)なればこその記憶です

 

晴れて気持ちいいけど、暑くなってきました

タバサねーちゃんの、帰り道は軽快な足取りです

 

もう一度、沼下のひまわり畑で、こんにちは

いい景色です

去年と同じ品種かな?

夏の風景として定着するといいね

 

 

赤柴の老犬プーちゃんの前を通って帰ります。

最近は暑いせいかプーちゃん、ずっとハウスの中です。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

女塚薬師鉱泉

2023-07-11 17:06:05 | 早川物語2

6時前なのに猛烈な日射しです

ひめちゃんとタバサねーちゃんは、堀之内の西を歩いてきました。

赤城山は霞んでます。

 

帰道になると、タバサねーちゃんは、元気に歩きます

 

朝ご飯の後、歯磨きガムを食べるひめちゃんです。

器用に両手でガムをつかんでます

 

 

 

『世良田村旧蹟案内』(昭和11年、世良田村誌編纂会)の作成された頃、世良田村女塚(おなづか)の女塚鉱泉は現役で賑わっていたようです

村の西の方に、薬師湯と温泉マークがあります

女塚を東北に走る道は、旧例幣使街道と重なりそうです。

女塚の南を走る道は、かつての国道354号線、現在の県道142号線です。

 

鉱泉は今では存在しないようですけど、薬師堂があると言うことです

6月12日、確認に出かけてみました。

 

だいたい見当を付けて出かけたのですけど、なかなか見つかりません。

諦めかけた時、お堂の脇に出ました

わずかな駐車スペースはあります

 

お堂の正面に廻ります。

 

「女塚薬師の道しるべ」ですって

道しるべと薬師堂は、本来は離れていたのかな?

設置者名はどうして消えてるのかな

 

確かに日光の文字はあります。

本来は何処にあったんだろう?

 

 

さて、参拝です。

薬師様に逢えるかな

 

 

ドアが開きます。

直接のご対面が叶いました

合掌

 

堂内には、奉納された絵画があります

女塚鉱泉の記憶です

 

「女塚薬師鉱泉縁起」のプリントがあります。

いただきます

江戸時代から昭和の戦後まで、庶民の湯治に人気だったのです

国道354号線(現県道142号線)には、女塚鉱泉入り口のバス停もあったんですか

いただいた縁起をよくよく見ると、さっきの井戸の跡は源泉です

感激

 

東には、早川が流れます。

ちょっと行ってみましょう。

 

上流の流れです。

あの高いネットのあたり、三ツ木橋です。

 

下流の流れです。

右上に見えるお寺は、新田氏館跡という総持寺です。

 

新里の奥沢の山奥から流れ出した早川、その早川沿いに庶民に人気だった鉱泉があったのです

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする