続・黒柴ひめちゃんの葛塚村だよりⅢ

上野国山上・葛塚城堀之内に住んでます。ひめちゃんとおかあさんの見て歩きです。時には遠くにも出かけます。

ひめちゃんとタバサちゃんのサザンカ園訪問記2023

2023-11-23 19:42:09 | 群馬県・旧勢多郡

暖かい朝です

ひめちゃんは1人散歩で、諏訪神社の向こうの高台を突き当たりまで行きます。

南に下って山上城跡公園に寄ります。

三の丸・太鼓橋付近は、モミジの紅葉真っ盛りでした

モミジの錦だね

太鼓橋を渡って帰りました

 

 

 

朝ご飯の後、日向ぼっこをしながら、ひめちゃんは「お出かけしようよ

「そうだね、サザンカの季節だから、サザンカ園に行ってみよう

 

獅子丸とひめちゃんとタバサねーちゃんで、あそこらへんまでお散歩したこともあります。

でも、タバサねーちゃんも年を取りました。

みんなで車で行きまーす

 

 

看板が新しくなったかな?

サザンカって、咲く時期が色々なんだ

 

 

早速、探訪です

 

きれいだね

 

ひめちゃんは、もうひっつき草のタネを付けてます

きれいに草取りはしてあります。

でも、ちょっとだけ残っていたのかな?

 

いろいろ咲いてます。

やはり、この時期に咲く花が多いのかな

微妙な花色のサザンカも、結構あります

濃い色もいいですね

 

やさしく華やかです

 

 

この先、奥の方には膳城です。

 

花びらが少なくても、遜色なくきれいです。

 

優しく華やかです

 

一重もいいものです

 

赤の一重もあります。

 

ひめちゃんは、花ではなく篠に興味を持ってます。

ひめちゃんは、お散歩に出る時、門の近くの篠を食べてから出かけることが多いです。

お腹の調子を整えるのかな?。

 

サザンカ園の東にでます。

向こうに膳八幡神社の鳥居が見えます。

この道は、八幡神社の参道かな?

道沿いに大きな山茶花の木が植わってます。

ここの花を観賞して、ついでだから最近は足を延ばさなくなった膳城趾公園にも寄って行きましょう

 

 

(つづく)

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続・多賀城南門と壺のいしぶみ

2023-11-22 19:08:57 | みちのく紀行

ハイシニアのタバサねーちゃんは、まだ寝ています。

ひめちゃんは1人散歩で、久しぶりに岩神沼まで行きました

沼にはカモさんの姿がありました

ひめちゃん、ちょっと物思いにふけってるかな?

獅子くんとよく来たね

 

まだ赤いサルビアの残る道を歩いて帰ります。

サルビアって、案外花期の長い花なんだ

 

 

 

(10月25日)

多賀城南門そばの、壺のいしぶみに到着です

覆屋の中に、壺のいしぶみがあります。

説明板を確認です。

多賀城は、奈良の都から1500里、蝦夷の国境から120里、常陸の国境から412里、下野の国境から274里、靺鞨(まっかつ)まで3000里です。

当時の1里は535mと言うことなので、奈良の都から802、5km、蝦夷の国境から64、2km、常陸国境から224、7km、下野国境から146、59km、靺鞨まで1605kmとなります。

 

蝦夷は近いですね。

都から上野を通って下野を通って、多賀城に行っていたのでしょう。

 

靺鞨は、当時朝鮮半島の付け根にあった国です。

明治の頃まで、会津を通って阿賀野川沿いに、日本海に出る道があったとか。

たぶん、日本海を越えて交流していたのでしょう。

 

お久しぶりに、壺のいしぶみにご対面です

西の文字ははっきり見えます。

他はよく見えません。

 

横からの壺のいしぶみです。

平らな面を出すことも大変だったでしょう。

この壺のいしぶみ(多賀城碑)とともに、上野国の多胡の古碑も、日本三古碑なのですね。

そして、上野国山上(こうずけのくにやまがみ)の多重塔は、上野三古碑に次ぐ第四の古碑と言われています

 

 

壺のいしぶみの後ろは、多賀城政庁跡です。

整備が進んでいるようです。

前回は、ボランティアガイドさんに案内してもらいました

又の機会に行ってみましょう

百名城スタンプもこの先ですね。

お天気も心配だから、又の機会にしましょう。

 

 

壺のいしぶみの向こうに、多賀城南門です。

 

多賀城南門を眺めながら、駅に戻ります。

奈良時代にタイムスリップしたような風景です

 

雲行きが怪しくなって、パラパラと降り出しました

また来まーす

 

国府多賀城の駅に戻ります。

ボランティアガイド案内所に、「行ってきました お世話様でした

駅の自販機にも、多賀城創建1300年です。

確かに大切な歴史です。

でも、多賀城創建以前も、東北には歴史がありました。

それも忘れて欲しくないけど、ともかく来年を期待しましょう

 

線路上の連絡通路も、多賀城の回廊のイメージです。

 

 

 

(つづく)

 

 

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多賀城南門と壺のいしぶみ

2023-11-20 20:02:27 | みちのく紀行

ひめちゃんとタバサねーちゃんは、堀之内を西に出て右折、東芝(ひがししば)の田んぼを歩きます。

赤城山はきれいに見てえます

この田んぼの稲は刈り取られずに、このまま朽ちていくのかな?

未だかつてない事態が起こってます

ちょっと悲しいね

 

プーちゃんの前を通って帰ります。

プーちゃんは、換毛まっただ中です。

もうじき、別犬のようにスッキリするね

 

帰道、タバサねーちゃんは、軽快に飛ばします。

 

 

 

 

 

10月25日、仙石線・多賀城駅から、東北本線・国府多賀城駅まで、バスで移動します。

国府多賀城駅には、ほとんど人影もありません

 

観光ボランティアガイドの会があります

「こんにちは お天気が心配ですけど、壺のいしぶみまで行ってこられるでしょうか? さっき多賀城駅では、雷鳴がして少し雨が降りました。」

「ここも、さっき降ったんですよ。なんなら、傘をお貸ししましょうか

「ありがとうございます。でも、折りたたみ傘持ってます。」

 

「近道をお教えしましょう 駅の側からそこの高台の遺跡を横断して、サッカー場の裏を行くとすぐですよ

「ありがとう。行ってきます

 

「たがもん」にも、こんにちは

行ってきます

 

 

駅の側に館前遺跡です。

国司の館跡らしいですね

 

遺跡から振り返って、国府多賀城駅です。

駅構内には、さっき乗ってきたバスが待機しています。

時間調整かな?

バスの向こう、シートで覆われた物体は、ミニチュアの多賀城南門です。

修復中かな?

 

 

教えられた通りに道を辿って、壺のいしぶみ(多賀城碑)の近くに出ました。

たくさんの工事用車両です

南門自体は、できあがっているとか。

ちょっと見でも、姿がみれるといいなあ

 

 

説明板があります。

ここら辺が多賀城の正面だったのです

 

木々の向こうに、復元された南門の姿が見えます

あの右手当たりが、確か壺のいしぶみ(多賀城碑)だったはずだけど

道が見当たりません

雨が止んで、草刈りしているおじさんがいます。

「こんにちは あのう、壺のいしぶみに行くにはどう行ったらいいんですか?」

「そのまま進んで、沼の向こうに道がありますから、登ってください。」

「ありがとう

 

 

確かに壺のいしぶみへの道がありました

ここらへんは、確か多賀城あやめ園だったと思うけど

あやめ(花しょうぶ)って、少し高い畝に植えるんだ

ひめちゃんちの花しょうぶは、低いところに植えたのでほとんど絶滅してしまいました

今度は、少し高い畝に植えましょう

 

 

坂を上ると、南門は、すぐそこです

わー、多賀城の南門だあ

 

 

壺碑(つぼのいしぶみ)の説明板です。

2代藩主の頃、土の中から発見されたのですか

 

 

南門は、壺のいしぶみの側なんだ

壺のいしぶみは、あの覆屋の中にあります

 

 

(つづく)

 

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多賀城の歌枕・末の松山

2023-11-19 20:30:09 | みちのく紀行

ひめちゃんは、まだ寝ているタバサねーちゃんを置いて、先に1人散歩です。

堀之内を西に出ます。

浅間山が白い。

しっかり冠雪してます

あれ、カメラの電池がレッドランプです

 

山上城の二の丸と三の丸の間を通って帰ります。

やっともう1枚撮れました

帯郭のモミジは、まだ青紅葉です。

今年は紅葉狩りまだ行ってないね。

 

 

 

10月25日、歌枕・末の松山です。

「恋愛を象徴する歌枕ゆかりの地です」とあります。

 

あれ、新しそうな碑です。

あったっけ

君をおきて あだし心を わがもたば すゑの松山 浪もこえなむ

 

あまりなじみのない歌です。

「要するに、私はあなたをずっと愛します。浮気なんてしません。」ってことかな。

 

 

 

奥の方に、目立たなく古い説明板です。

契りきな かたみに袖を しぼりつゝ 末の松山 浪越さじとは

百人一首にも入ってるし、こっちがポピュラーですね

「末の松山を浪が絶対に越える事がないように、私たちの愛は永遠よ」と誓ったのに、彼女は心変わりをしてしまったんですね

 

松の説明板もあります。

樹齢は約480年です。

すごい長寿です。

見上げて、約500年の時の思いを馳せます。

松尾芭蕉も寄ったんですね。

長寿松のパワーに脱帽

 

 

すぐ側の墓地は、末松山宝国寺の墓地です。

墓地脇を下ります。

ちょっと失礼して、境内を通過です

静かだけど、訪れる人を拒否してません

「御朱印を」と声を掛けたいけど我慢。

又の機会に寄らせていただきます

 

あの大きなお地蔵様の、頼もしそうな背中を見ながら駅に戻ります。

またお会いしましょう。

合掌

 

観音霊場の碑があります。

鎮守島(きじらしま)観音って

また来まーす

 

 

駅へ急ぎます。

あれ、隣にもお寺です

前回は全く気がつきませんでした。

よく似たお地蔵様もおいでです

「こんにちは そのうちに寄らせていただきまーす

 

 

ますます、雲行きが怪しくなってきました。

鎮守橋を渡って振り返ると、今にも泣き出しそうな空です。

多賀城駅に戻って、食事処を探します。

なかなか難しい

結局、観光案内所の隣のベーカリーで、焼きたてのパンとコーヒーでランチしました。

おいしかった

 

バス停で国府多賀城行きのバスを待ちます。

雷鳴がして、少し降り始めました

どうしよう?

電車で仙台に帰るか、バスで国府多賀城に行くか?

激しい雨ではありません。

やはり初志貫徹、バスを待ちます

 

 

(つづく)

 

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多賀城の歌枕・沖の井

2023-11-18 19:34:38 | みちのく紀行

ひめちゃんとタバサねーちゃんは、堀之内を西に出ます。

道ばたのマリーゴールド、まだまだ頑張って咲いてます

今朝はどっちに行こうか

タバサねーちゃんは、天神田の方に曲がります。

天神田を歩きます。

あの木々の中にかつては天神社がありました。

天神様パワー切れで、地名に残ってるのに誰も見向きもしません。

ちょっと悲しいね

 

 

 

10月25日午前中、松島を散策した後、仙石線・松島海岸駅から乗車して、多賀城駅で降ります。

駅構内にある観光案内所で、「沖の井と末の松山に行きたいんですけど それと、国府多賀城駅へのバスがありますか?」

地図をもらって説明してもらい、バスも確認です。

「あまり本数が多くないですけど、この次は1時半です。」

「行ってこられるかな?」

「余裕で大丈夫ですよ ついでに、お昼もここで済ませていった方がいいですよ あちらは何もありませんから。」

「ありがとう

 

 

駅前のバス停を確認してから、歩きます。

ミヤコーバスって、宮城交通かな?

あそこに見えるバス、なんとなく昔日の宮城交通バスのイメージです

 

 

表示に従って川沿いの道を歩きます。

川は、けっこうな水量です。

 

 

最初の橋を渡ります。

渡る橋は鎮守橋です。

多賀城アヤメ園のアヤメ(花ショウブ)と多賀城の瓦です。

 

橋の上から下流の流れです。

あの日、むこうから津波が迫ってきたのです

 

橋の説明板があります。

川の名は砂押川です

 

下流・海の方には、雲がいっぱいです

あの日・2011年3月11日、ここまで津波が押し寄せてきたのです

 

 

案内図と記憶を頼りに進みます。

もうじきです

 

 

記憶にあるお地蔵様です。

こんにちは、お久しぶりです

後ろに見えるのは、末の松山です

観音霊場のようですけど、お天気が心配

バスも心配

寄らずに1礼です

 

末の松山の案内板だけ確認です。

ここは末松山宝国寺です。

都の有名歌人が訪れたような記述になってます

でも、最近は、歌枕とは歌人の心象風景で実際に存在したわけではないけれど、後に場所が確定されたということがいわれています

特に東北に多いのは、実際に訪れた人が少なく、イメージで歌が詠みやすかったからとか

 

 

路地を入るとありました

沖の井です

文化を大事にした仙台藩では、地元の有力者を「沖井守」に任命して保護したんですか

百人一首の「吾が袖は潮干に見えぬ沖の石の人こそ知らね乾く間もなし」(二条院讃岐)の歌枕ですね。

引き潮の時でさえ見えないように、いつも海中にある沖の石

ムラサキシキブがあって、いい雰囲気でした

 

 

右手には末の松山です

雲行きが怪しくなってきました

急ぎましょう

 

(つづく)

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