かとうなおひこのブログ

かとうなおひこの徒然なるブログ

年越しの一冊

2008-12-27 23:24:26 | かとうのニュース
 本格的な寒さ到来で、チャリで図書館に行く気力も無くなりましたので、いつもの心療内科で下の本を借りて参りました。


 
 「あぶない数学」。著者は章ごとに違うのですが、前書きの文章に惹かれて中身も確かめずに借りてきました。
 
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 ”~・・・しかし、この「あぶなさ」はエネルギーに溢れた執着に支えられています。そして、人の目や世間の評価に拘泥しません。対象を突き抜けようとする「あぶなさ」は、執着のない退屈な「まっとうさ」より、驚きと魅力に満ちていると思います。・・・・~”
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 宇宙にしても素粒子にしても時間の矢や熱力学にしても、科学系の本を読んでいると最終的にぶつかる所がどうしても数学でして、ヒルベルト空間?やらゲーデルの不完全性定理やら、どうもうまく理解できないので、最近は数学に興味がありまする。
 数学って、勉強しても社会に出てから役に立たないじゃん!ってな方が多いと思いますが、自然というか宇宙というか世界というか・・・、自分の存在をも含めて、人間の脳がそれらを理解できるように翻訳してくれる通訳みたいなものが”数学”なのか?と、最近は考えています。ん~大学のときにこの気持ちがあれば、もうちょっと理解力が高まっていたのでしょうが、過ぎたるは及ばざるがごとし・・、でもまだ間に合うでしょう。(^_^;)
 暇こく年末年始は、この本で過ごす予定でございます。