fernhaven rd.

狭いベランダで育てているバラのこと、一緒に暮らす猫のこと、トールペイントのことなどなんてことない毎日を書いていきます。

そんな娘でよかったのかもしれない。

2019-07-20 17:28:11 | 娘との関係(時々息子や孫も)

体調が戻ったので今日は筆を持ちました。

一生懸命描いていたところに、珍しく娘から電話がありました。

Sちゃんが熱を出したから家に居るとのこと。

毎日フルタイムで働いていて土日は家族で遊びに出かけているので、たまに家に居るのは娘にとっても休息になるのではないでしょうか。


ラインのテレビ電話(?と言うのかな)で会話。

娘に似て人見知りのSちゃんは、画面に写ってはいるもののじーっと無表情。

Sちゃんが生まれて3年、離れているけれどよく会っている方だと思うのですが、この前娘宅に行ったときは慣れるまでに1日半もかかりました。

でも、親子で似ているので気持ちが分かりあえていいじゃない、と思う。


私と娘は性格が両極端で、心は通じ合っているけれどお互い分かり合えていないような気がします。

私はうれしくても悲しくてもすぐに表情に出るタイプ

娘は、気持ちが表情に現れないタイプです。

娘が子供の頃の事、毎週集会所で開かれていた交通安全を学ぶ人形劇に連れて行っていました。

じっと人形劇を見てはいるけれど、楽しいんだか楽しくないんだか、ずっと無表情の娘。

その人形劇が大好きで毎週楽しみだったことを知ったのは、娘が二十歳を過ぎてからでした。


そんなこんなで、思春期は喧嘩の嵐。

夫も息子も穏やかで言い争う事がない中、私と娘は家中の喧嘩を一手に引き受けているかのようにケンカケンカの毎日でした。

世の中には一緒にお出掛けしたりTVを一緒に見たりファッションも共有したりと仲良しな親子もたくさんいるのに、ですね。

当然、私たちは今でもべったりすることもなく、程良く距離を保った関係です。

ちょっと寂しい気もしますが

私の周りにいる仲良くし過ぎてそれっていいの?という親子よりはいいか、と最近思うようになりました。


某知人は娘さんのことが大好きで二人はべったりな関係、20歳過ぎてからは娘さんに「早く結婚して女の子を生んで」とせがんでいました。

娘さんはお母さんの願いをかなえるために、結婚し無事妊娠。

でもお腹の子供は女の子ではありませんでした。

知人は孫が女の子じゃないと分かった時に「次は女の子を生んでね。」と娘さんに言ったそうです。

あまりにも娘さんが気の毒です。

お腹にいる子も可哀想。

ついに娘さんは、次も男の子しか出来ない気がするからもう生まない宣言をしたそう。


結婚することだって自由だし子供を産む産まないも自由、子育ての最終目標は子供の自立、だと思う私には考えられないことです。

でも、娘があんまり「お母さん、お母さん。」と慕ってくれたら離したくなくなる気持ちも分かるような気がします。

だから、最近は可愛げのない娘でよかったかも、と思ったりします。




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