今日の新聞にアラン・ドロンと田名網敬一さんがお亡くなりになった事が載っていた。
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アラン・ドロンと言えば〈太陽がいっぱい〉
残念ながらテレビで見たのみですが
ストーリーもよく出来ていたし、アラン・ドロンがとにかく美しかった。
あー、このまま犯罪がバレないで
と思ったくらい。
殺した友人のサインを何度も練習する場面を思い出す。
財産も絶世の美女も手に入れて、
太陽がいっぱいと至福の時に、、、、
黒柳徹子さんのエッセイにアラン・ドロンが出て来たことも思い出した。
来日した時に一緒にチークダンスを踊って口説かれたけど、ニュースに載ったのは別の美しい女優さんで、「私よりその女優さんの方がふさわしいと思われたんだと思う。」
と、書かれていました。
新聞に華やかな経歴とは裏腹に若い頃は家庭環境に恵まれず、荒れた少年期を過ごした。
と、書いてありました。
(余談ですが、マット・デイモンが主演のリメイク版〈リプリー〉も見ました、ストーリーが秀逸なので、主役がハンサムじゃなくても面白かったです、ごめんねマット・デイモン)
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田名網敬一さんは、極彩色のポップな画風で知られるアーティスト。
幼少期の戦争の記憶やアメリカ大衆文化の影響が色濃く反映された作品が特徴。
全く存じ上げなかったのですが
今年のお正月の日曜美術館で、初めて作品などを見て、衝撃を受けました。
お年が88歳
なのに古さを全然感じさせない作風
ご本人も杖も使わずスタスタとお歩きになって
とてもお元気そうでした。
年齢なんて関係ない、と強く感じました。
お亡くなりになったなんて、とても残念です。
今月7日から東京の国立新美術館で初の大規模回顧展が開催されていた最中の事。
見に行きたい展示会がまた一つ増えました。
こんな時娘宅が東京にある事がありがたいです。
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ご冥福をお祈りいたします。