だーばぁの流儀

児童文学作家・岡田なおこブログです。
全身マヒ+オストメイト・作家・アラ還ならではの日々を気ままにつづっています。

経過報告 ②

2024年12月30日 | 日記
前回のつづき

検査室でストマにいれた管から2000cc排液が出てホッとしていたら、その晩2000cc、翌日までに勢いよく5000cc位出ました。
勢いはなくなったものの、たらたら1日に1000cc近く出ていました、
11/3にかなりゲロって、その後は点滴だけだったのに、ワタクシメのカラダのどこに「どんだけ~☝」入っているんだろうと、驚きました😨

11/8の夕食から「流動食」始めましょう🥣

ーーまだ早いんじゃないかなー???

ワタクシメの不吉な予感は的中し🎯 その日はのどが苦しくたんが止まらず、翌朝から少しゲロンパが始まりました。

ーーやぶ医者メ―💢

医局からの指示でナースが動いてくれて、昼間は吐き気止めの薬で抑えていましたが、夕食前に嘔吐して「土曜出勤の医師」がやっと登場します。

ーー患者はは医局で苦しんでいるんじゃない! 病棟にいるんた❗❗❗
(踊る大捜査線ふうにお読み下さいw)

それでレントゲン撮影したら、ワタクシメのおなかはガスでパンパンのようでした。
そこでまた、鼻からくだを入れ、胃に残っている排液は端から出すことになります。
上も下も管だらけ😢
尿カテがないのが、せめてもの救い。
ところがストマに差し込んである管を毎朝洗浄することになり、ストマを覆う役目の「パウチ」をを外すことになりました。
パウチで便が横漏れしないようにしてあるのに、それがなくなると、管の周りから便が漏れるんですよーん。
漏れた便が寝間着等に着かないために、お腹にオムツをあてました。
そんなことしても「漏れる時」き漏れるんで、ナースは大変です💦

ワタクシメは点滴も付いてるし、おケツには普通のおむつを着けているので、管とオムツのおばけみたいでしたよ⤵⤵⤵

11/11頃から、少しずつ体力をつけていきましょう

またしても、やぶ医者の無責任な発言👅
流動食から急に固形食になり、ワタクシメは少ししか食べなかったけれど、案の定ゲロンパとなりました。

ーー自分の身は、自分で守るっきゃない 💨💨💨

ワタクシメは担当医に言いました。
「11/14木からムース食にして、週明まで何事もなければ、つぎの治療をして下さい 💣」

腸閉塞を予防対策のバルーン🎈

ワタクシメの「腸閉塞」は原因がわからなくて、予防措置として ↓ 写真のようなバルーンを須磨にツッコむことになりました。

「コワイですね。キモイですね。こんなモノ突き刺してて生活できるんでしょうか💧💧💧」

心配しながら退院してきた11月の終わり、まんまと抜けて、ワタクシメは「再入院」となりましたとさ 🏁

このつづきは年明けに✋



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経過報告  ①

2024年12月28日 | 日記
まえおき:

ワタクシメ、生まれながらの全身マヒでして、その上2年前から大腸がありません。
小腸にストマ(人工肛門)がヘソの隣に付いていて、「パウチという排便バッグをお腹に貼りつけて生活しています。


11月の入院のアレコレ

11/1(金) いつもと異なるおならが、ストマからぶーぶー .。o○
11/2(土) 夜中から水様便が止まらず、鬼リハは休んでナースに診てもらいました。
訪問医の電話で相談し、一日静かに食事も減らして過ごしました。
なのになのに・・・夜間に嘔吐してしまいます。
1/3(文化の日) 訪問医に来てもらい「入院はイヤです💧」と渋りましたが、
「命にかかわることかもしれませんよ👹」とオドサレ、泣く泣く救急車に乗りました🚑

自分が考えていたより事態は深刻で、検査中にまた嘔吐し、鼻から胃に管を入れられてしまいました。
前日までのおならや水様便がピタリと止まり、すべて胃で止まっているようです。

病名は「腸閉塞😰」
入院はしたものの連休中のため、治療は1/5㈫からとなり、鼻から排液を採るだけで3日間が寝ていました。
もうおなかが張ってパンパンになり、下のフリーイラストみたいでした(苦笑)



200ccオンナ👩かいな?

11/6(水) やっとやっと治療が開始!
内視鏡をストマから入れた途端に、排液が出るのなんのって・・・
あっという間に2000cc。
検査室の入れ物が足りなくなりそうで、病棟に戻ると、ナースたちがお出迎え 👏 👏 👏

ワタクシメは鼻の管もはずしてもらい、お腹も楽になり、ご機嫌でしたが、2000ccは珍しいらしく、それ以来「2000vvオンナ」と呼ばれたりして🤣
しかし、それでは終わらずに、排液は出続けました。

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実は、再入院してました 🏥

2024年12月27日 | 日記
遅ればせながら「メリークリスマス🎄」

「入院報告」を書く前に、またしても救急車のお世話になりました🚑
それでも何とかクリスマス前に退院し、一週間経ちました。
「シャバ暮らし」はいいですね!
ハプニングがあり、怒ったり💢、笑ったリ😀、悩んだり⁉・・・こういうことを「生きている」って言うんでしょう!

ネットショッピングに明け暮れた一週間🎁

再入院の前は元気で、恒例のプチギフト(身近な人へのご挨拶)や、友人知人への年末の贈り物、子どもには絵本などをネットでで選び、「買い物かご」に入れておいたんです🛒
その時点では買うのも送るのも早いから、「適当な時期」になったら、確認して「ポチっ」と買うつもりでした。
ところが「適当な時期」にワタクシメは病床の上。

ーークソ―、何があっても、クリスマス前に退院するぞ👊

これは、ある意味、回復への意欲になりました(笑)
しかし復活したのが12/20で、「年内の配送は❌」になっている物もありーの、「品切れ✖」もありーの💦
慌ててやり直したら、メッセージカードを間違えたり、数が合わなかったり😢 ハチャメチャでした。

その上、郵便代があがったでしょっ〠

買い置きのレターパックやはがきの不足分の切手をヘルパーさんに買いに行ってもら、30分以上並んだってさー●~*
オヤジ様に、
「こんな時期に、そんなこと頼むな」と叱られる始末。
ワタクシメだってヘルパーさんに申し訳ないと思いましたよ。
でも年明けも混むのは同じしゃん🎍

もう年賀ハガキなんか買うもんか😜


とにかく何事もなく「お正月」は自宅で家族と過ごしたいです🏠


  ↓  退院時  病棟で「ナースの皆さん、ありがとうございました💞」


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緊急入院 💨💨💨

2024年11月30日 | 日記
11/3から27まで入院していました。

大腸全摘から2年。
コンディションはよかったのに、突然お腹の具合がおかしくなり、念の為緊急入院して調べたら、腸閉塞でした。
最初は1週間位で退院出来ると思ったのですがなかなかしぶとく、11月はずっとベッド上で過ごしていました。
やっと退院でき、ホッとしたのもつかの間、まだまだお腹が不安定で、訪問医とナースに点滴をしてもらっています、。
なんとか「再入院」せずに持ちこたえたいです!

オヤジ様《92才》に心労を掛けて、それかが一番つらいです💧💧💧

元気になったら、苦しみながらも笑っちゃう入院生活をご報告します。
お楽しみに🤣



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読書 あのねのね 📚 丘修三 児童文学作品集

2024年10月21日 | 日記
「ありがとう そして さようなら  児童文学」  丘修三・作  国土社刊

丘修三さんとは同人会で一緒に「児童文学」を学びました。
前にご紹介した最上一平さんや高橋秀雄さんも、その時のお仲間です。
その同人会には有名な方もおられましたが「〇〇先生」と敬称を付けるのはNG。新人もベテランもみんな「○○さん」と呼び合うルールがありました。
しかし丘修三さんは人生の大先輩でもあり、しょうがい児教育に携わっておられたので、ワタクシメは「丘先生」とお呼びしています。

「丘修三」はペンネームで、「世の中 おかしいぞー」をもじったそうです🖊

ということで・・・
丘先生は25年間しょうがい児との教師生活を送っていましたが、50才で病に倒れ、教職を退き、「作家」の道を進みます。
闘病生活の中で意欲的に数々の名作・受賞作品を世に送り出してきました。
そんな丘先生が「終活」とのことで、読売新聞をはじめ同人誌等に掲載した短編や掌編 11作を「作品集」として上梓されました。


単行本にならなかった作品に日の目を見せてあげたい


「あとがき」に上記のようなことが書かれています。
この気持ちはワタクシメも痛いほどわかります!
「出版界」、特に児童書の世界は厳しくて、ちょっとやそっとでは「単行本」で出してもらえません😢
「丘修三 児童文学作品集」の中の「幼年向き掌編」に関しては、このまま一冊の絵本になりそうな作品ばかりなので。ワタクシメには丘先生の悔し涙も感じ取れました💧💧💧

装画の油彩画、本文のカット画も丘先生が手掛けられています。




ワタクシメのおすすめは・・・

「タカシは知らない」
子犬を拾った少年とホームレスのおじさんとの暖かく切ない物語。
「捨て犬(猫)、ホームレスの人には関わってはいけない」と子どもは教えられています。
もしかしたらワタクシメのようなしょうが者も「関わってはいけない」部類に入るのかも知れません。
捨て犬は飼い主がいれば「ペット」になり、愛される存在になりますが、
ホームレスの人は、どんなに優しく静かに暮らしていても、世間から警戒されてしまいます。
ワタクシメはこの作品を読み、つくづく「世の中 おかしいぞー」と思い、涙が出ました。

「一輪の白いバラ」
少年たちは同じ団地に住む風変わりなおばあさんをめぐって、「あーだこーだ」といろいろ妄想を膨らませます。
おばあさんが亡くなり、どんな人物であったかがわかるのですが、その「あーだこーだ」が丘修三の人間観察の鋭さと温かさとユーモアに満ち溢れていて、大笑しながらもジーンとしてくる傑作です!

「さわやかな五月の日曜日」-留守番中の子どもを狙う詐欺師が登場。昨今ありそうですね。
サザエさん一家のような笑えるストーリーですが、「オチ」がどちらに転がるか、ハラハラドキドキ💦


「終活」にひと段落つけて下さい✨

丘先生は確か83才。
人生経験が豊富で多才な方です。
「さよなら✋ 児童文学」なので、児童文学以外のジャンルで活躍されると信じて期待しています。

この作品集は、元気いっぱいの子どもより、黄昏ているおとなの心に沁みると思います。
短編集なので気楽に、旅先や小春日和の公園のベンチやティータイムにページをめくりたくなる、そんな一冊です📖



1987年『ぼくのお姉さん』で日本児童文学者協会新人賞、坪田譲治文学賞、新美南吉文学賞、
1993年『少年の日々』で小学館文学賞、
2001年『口で歩く』で産経児童出版文化賞ニッポン放送賞受賞。
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