児童文学作家・岡田なおこブログです。
全身マヒ+オストメイト・作家・アラ還ならではの日々を気ままにつづっています。
👹鬼リハ 番外編
ワタクシメが真面目に「本の紹介📚」を書いているのに・・・
「鬼ヶ島看護ステーションねたを書け!」という圧力を掛けてくるお兄さんがいます。
彼は某「ねずみーランド」をこよなく愛し「♨温泉大好き」「🏠家には和室とコタツが必須」「帰省したらおばあちゃんンちでお昼寝(-_-)zzz)」・・・話だけ聞いているととても可愛いです👨🦱
イケメン(?)の好青年です(ということにしております●~*)
ところが、ひとたび「リハビリ」を始めると「👹スイッチ」が入り、厳しいなんてもんじゃーありません。
立位や歩行訓練の時のBGMは「ねずみーミュージック」ですが、やっていることは「スポコン」
ワタクシメの世代では「巨人の星」や「アタックナンバーワン」のノリですよ🥎
足のツボを押されようモノなら、マジで泣くほど痛いです。その後は足が楽になるから、ガマンしますけどぉぉぉ💧💧💧
その👹お兄さん、このブログに協力的で、よく写真を撮ってくれたりご自分も被写体になり、ワタクシメの気分を上げてくれるんです⤴⤴⤴
👽地球外生物ですか⁉
最近ワタクシメは「新たなチャレンジ」をしていて、まだココに写真を載せるほどの成果はありません。
それもあって「👹鬼ヶ島看護ステーション」シリーズはお休み中なのですが、「ストイックなお兄さんの日焼け予防・熱中症対策」があまりにも素晴らしく🌞 お兄さんも、
「ブログねたになりたい!」というので、公開いたします ✨ ✨ ✨
🚴チャリで「訪問」の仕事をしている方@エッセンシャルワーカーの皆さんはこんな出で立ちです💦
雨の日も猛暑もあれば雪の日も・・・ありがとうございます🙇
それにしても、「ショクシツ」をうけそうなお姿(笑)
カノジョや田舎のご両親が見たら、どう思うでしょうね😲
ワタクシメは、過酷なリハビリが始まる前のひと時、笑わせてもらっていますが(^○^)
2022年10月初版か―
「星空の約束」 三輪裕子・作 森正幸・絵 あかね書房刊
【内容紹介】 ネットより
同じ団地で小さいころから一緒の洋平と雄斗。
ところが、小5の春、雄斗がコロナ禍の影響で三宅島へ引っ越すことに。
雄斗は「夏に遊びにこいよ、約束だぞ」と洋平に言い残して島へ。
それから一年。洋平にも、山形への引っ越し話が持ちあがった。
小6の夏を逃しては、雄斗との約束を果たせないと考えた洋平は…。
コロナ禍で離れ離れになった少年たちが、島で再会を果たし、食べて、遊んで、畑仕事して、とびっきりの夏を過ごす物語!
三輪裕子さんもこのブログに何度も登場されていますね。
新刊が出ると拝読していますが、この本をご恵贈いただいた頃から、ワタクシメは入退院を繰り返すことになります。
もろもろ落ち着いて「デイジー図書」にしてもらったりしていて、やっと読めたのが2023年の秋口でした。
たぶん昨年の夏休みには多くの子どもが読んで感想を書いたのではないでしょうか?
夏休みが近付くと宿題の「感想文」のことを考えてしまうのは、ワタクシメの悪い癖(笑)
ワタクシメは学校から「何冊か読んで一番気に入った作品の感想文を書きなさい」とお題が出ると、一番ページ数の少ない作品を選びしらばっくれていました(。-_-。)
「長編でもおもしろい作品は文字が目に飛び込んでくる=あっという間に読めちゃう」と知ったのは大人になってからです(/ω\)
「星空の約束」は207ページで長編ではありますが、読みやすいですから、まずは本を広げて見て下さい📖
少年たちの汗が飛び散る冒険物語
三輪裕子さんの作品は子どもの日常にある冒険モノが多いですが、「母親@主婦」ならではのエッセンスが香り、読者に「安心感」をくれます。
三輪さんが創作活動を始められたのはママになられていたと思うし現在はお孫さんもおいでですが、悪い意味での「母親臭さ」はまったくありません。
トシをとると、ワタクシメも含めついつい「お説教ぽいこと」を書いたり言っててしまう傾向があります💦
また「自分の中に子どもがいなくなった」と、児童文学を描かなくなる人もいます。
三輪裕子さんの魅力は年齢や環境が変わっても、「ありのままの今の自分」を主人公の少年少女に置き換えて物語を綴られることです。
実生活に味付けして作品を仕上げているから、すーっと読めるのだと思います。
この「味付け」が難しいんですけどね(^_-)
三輪裕子のブログ 《紅蓮(ぐれん)のポケット》
作家さんのブログを読みながら作品を読むと、「おもしろいなー」とワタクシメは思っています。
三輪さんは2015年に三宅島に移住されました。
「移住」までのイキサツもドラマチックですが、旅のことや登山のこと、おいしいモノを食べたこと・・・ずっと以前にはお母様を介護されていたこと、プライバシー保護のない(笑)ブログです。
そこに書かれていたことが何年かすると「作品」として昇華され、命が吹き込まれていく感じがします。
「星空の約束」も三宅島に引っ越す雄人と、山形に引っ越すことになった陽平の物語。
離れ離れになった二人が三宅島で再開しひと夏を過ごす様子は、「島暮らし」に悪戦苦闘する三輪さんと重なります。
「ブログ」に対する考え方は人それぞれですが、ワタクシメは「三輪裕子のブログ」と重ね合わせて読んで、「+α」の楽しみ方ができました🌊
👓 三輪裕子さんの作品は何作も点訳やデイジー図書になっています。
読書バリアフリーについて
前回少し触れましたが、ワタクシメはもともとは床に本などを置き、足でページをめくることがほとんどでした。(手が不自由なので)
病気をし長く寝たきりで全身の筋力が低下しまして、だんだん回復してきましたが、手先に関しては「厳しい」です⤵⤵⤵
文字の大きい児童書や絵本は足元に置いて読めますが、老眼だもんで👀、手元で読むようなモノは介助が必要です✋
以前ご紹介した障害者サービスで「朗読データ@デイジー図書」というものがあり、ワタクシメはこれを利用しています。
デイジー図書は「サピエ」が管理し「障害者登録」すれば地元の図書館を通してCDを借りられますし、サピエから直接ダウンロードもできます。
以前は「視覚障害者」に限られていたようですが、現在は身体不自由者や、もろもろのケースに対応ていると思います。
「サピエ」は、視覚障害者を始め、 目で文字を読むことが困難な方々に対して、さまざまな情報を点字、 音声データなどで提供するネットワークです。
「サピエ」は日本点字図書館 がシステムを管理し、 全国視覚障害者情報提供施設協会 が「運営」を行っています。
デイジー図書は持ち込みで「これを朗読して下さい」とリクエストすると、絵や図など挿入してあるモノの解説も入れてくれます。
問題は、児童書でも長編だと作成するのに半年くらいかかること。
絵や図の説明は全盲の方には伝わらないかなーっと。
それからAIによる朗読は「誤読」が多いこと💧
「テキストデイジー」というものもあり、それは文字を見ながら音を聞ける仕組みなので全盲や知的障害者でなければ「誤読だー」と笑えますが、時々「意味不明の言葉」が出てきます。
最近は有料のオーディオブックも増えていますが、「図書館」にしかない書籍や児童書もありますから、まずは図書館に相談することをお勧めします。
前置きが長くなりましたが💦
これから何回かは恩着せがましく(笑)「ワタクシメがわざわざリクエストしてデイジー図書にしていただいた作品」をご紹介します。
先輩や友人の作品ばかりですが(。-_-。) 「よい作品」をピックアップしますかすら、「夏休みの宿題」のお役に立てれば嬉しいです。
「じゅげむの夏」 最上一平・作 マメイケダ・絵 佼成出版社
最上一平さんは、このブログにたびたび登場されますね!
作家としても人間としても素敵な方です😊
一年くらい前に「オンライン講演会」を伺っていたら、のろけ話と近刊予定の「じゅげむの夏」の宣伝をされていました。(ちなみに奥様も児童文学作家のばんひろこさんです)
デイジー図書が完成が遅くなり、ワタクシメが読み終えた頃に「課題図書」にもなり「産経児童出版文化賞」などなどに輝きました✨✨✨
だから、今更ワタクシメが下手な紹介文を書くのは恥ずかしいですが●~*
ただ、ワタクシメも一読して「これは課題図書になる!」と確信しました。
「夏休みの宿題」で仕方なく読む子どももいるでしょう。
「筋ジストロフィーま悲しい物語かなー」と敬遠する方もいるかもしれません。
しかし「じゅげむの夏」はわくわくする冒険物語で、「スタンドバイミー」のような世界観を楽しめます。
子どもが「あの夏に読んだよなー」と一生忘れない一冊になります!
親御さんも先生も、ちゃんと読んで「じゅげむの夏」を味わって下さい。
すでに「点訳本」もあるそうですから、しょうがいのある子もない子も読めますよ(^_-)
【あらすし】 ネットから
山ちゃん、シューちゃん、かっちゃん、ぼくの仲よし4人組は、天神集落で同じ小学校に通う4年生。
かっちゃんは筋ジストロフィーという病気だけれど、小さい頃から一緒にいるぼくらにとって、かっちゃんは特別な存在ではない。
親友のひとりだ。そのかっちゃんが、4年生の夏休みに、川へダイブしたいと言い始めた。
天神集落の子どもにとって、川へのダイブは、大人への階段を一歩上がるような、そんなならわしだった。
「だいじょうぶ、どぼんて落ちるだけだからさ。来年になったらとべなくなるかもしんねえし」。
人なつっこい笑顔でそう言うかっちゃんの願いをきいてあげたくて、ぼくらは綿密に計画を練ったのだけれど……。
夏の匂いが濃く立ちこめる山あいの村で、死という確かで曖昧なものを共有しながら、めいっぱいいのちを謳歌する少年たちの夏の日をみずみずしく描いたさわやかな作品。
少しだけ感想📝
「筋ジストロフィー」は悲しい病気です。
ワタクシメも子どもの頃から何人も友達をなくしました。
筋ジストロフィーの子と友だちになると、誰に言われるともなく間近に迫る「さよなら」を感じていました。
でも、その子を特別あつかいせず、たんたんと過ごしました。
「じゅげむの夏」の登場人物と同じように、「この子には来年がないかもしれない」と知ってはいても、毎日ごく普通に接していました。
それが身近にいる者の「命との向き合い方」でした。
かっちゃんが「将来の夢」を書くシーンは切ないですが、カラリとした読書感です。
今年は「空梅雨」ですかねー?
天気がいいのは嬉しいけれど、様々な面で「異常気象」を感じ、コワイですね😥
またまた久しぶりの更新ですが、元気ですよ、ワタクシメ(*^^)v
意外とタイトな毎日なのよ💨
ワタクシメの一日はAM9~ ヘルパーさんが入り、その後「👹鬼ヶ島看護ステーション」の優しい優しい💦お兄さんやお姉さんが入ります。
昼食などもろもろ終わり、落ち着くのはPM2時過ぎで、夕食の体制を整えるのはPM5時半になる前。
だからPCに集中できるのは2時間程度です、
こんな身体になっても「創作活動」はしたいし、
SNSでお友達と交流したいし、
いろいろ買い物もしたい・・・。
PCをいじる時間が足りない、時間がほしいー⌛
ヘルパーさんが帰るPM7~ 夜間のヘルパーさんが来るPm10時くらいまでは、じっくり観たい番組の録画やプライムビデオや朗読を楽しむ時間にしています。
真剣に鑑賞したいモノは独りの時でないと気が散りますから、録画しておきます。
今はまだ本のページを自分でめくれないため、雑誌類を読むのもヘルパーさんの手が必要✋
「介護時間 10+α」はありがたいと思うけど、日常生活に必要不可欠なことをしてもらっていると、「読書の介助」は後回しになり雑誌は溜まる一方です😥
「在宅療養中」でのんびり暮らしていると思われるかもしれませんが、いかに効率的に暮らすかで四苦八苦。o○
「古畑任三郎 30周年周年記念一挙放送」
そんなワタクシメに誘惑が・・・。
LIVEで放映している頃から「古畑任三郎」のファンでした、ワタクシメ。
だからと、観ないようにしていました。
ーーハマって何も手につかなくなる。
ーー一度観たら、とりつかれる。
ーー我慢、ガマン💧💧💧
しかし、
テレビ欄を見ていたら・・・負けました、ワタクシメ。
疲れていて一服しながら、たまたま「観た回」がすごーくおもしろくて、その後病みつきに●~*
ご存知の方も多いでしょうが「古畑任三郎」は一話完結で、毎回大物俳優がゲスト出演。
そのゲスト俳優が犯人で、警部補@古畑任三郎が事件の謎を解くというストーリーです。
主演の田村正和さんが何層にも光を放つし、三谷幸喜さんのシナリオが抜群に素晴らしい!
「古畑任三郎」を観ると、最近の安っぽいドラマの、薄っぺらさがありありとわかります(。-_-。)
「ハマった」とは言え、さすがに毎日は見られませんね、ワタクシメ。
でも、気分をスッキリさせて眠りたい夜など、「録画」したものを楽しんでいます‼
↓ 写真はウェブサイトから