だーばぁの流儀

児童文学作家・岡田なおこブログです。
全身マヒ+オストメイト・作家・アラ還ならではの日々を気ままにつづっています。

映画<シンデレラ~本当の魔法はあなたの勇気>を観てきました

2015年06月24日 | 日記
お遊び続きです、ワタクシメ。


ワタクシメの生活には「お遊び」じゃないことの方が多いんですが(怒)
ココにはなるべく「楽しいこと」だけを書こうと思っています。

先日の"徳永英明のコンサート”に付き合ってくれた人が、
「そのお礼に」と、映画に連れて行ってくれました。

場所は「二子玉川ライズ」とのご指定でしたが、「好きな作品を観ていい」というので、無難に「シンデレラ」にしました。

もうねー、
悟りましたよ、ワタクシメ。
Disneyがいいです(*^^)v

オヤジ様曰く「シンプルでヒューマン、それがディズニーのよさだ」

早い話、「単純にわかりやすいのがいい」ってことですよ(笑)


今回の<シンデレラ>のサブタイトルは・・・本当の魔法はあなたの勇気。
そしてキーワードは・・・優しさと勇気。

つまりー「魔法」というのは優しさ⇒愛⇒ヒューマン・・・なんですよ!

最近のDisneyの中では一番シンプル(古典的)なストーリーで、
映像は当然お金は掛かっているでしょうが「カネ使いました感』かなくて(?)よかったと思います。

最初に「映画館指定で作品を決めた」と書きましたが、解説を読んだら「ケネス・ブラナー監督作品」でした。
ずいぶん昔ですが、ワタクシメ「ケネス・ブラナー作品」にハマった時期があります。
ケネス・ブラナーはアメリカでも活躍していますが、イギリスの俳優・映画監督・脚本家・プロデューサーです。
イギリス人らしく古典的なモノを大切にしているし、霊的(精霊的)なモノを描くのも上手です。
ケネス・ブラナーがアメリカで撮ると、「カネ使ってドーン!」にプラスアルファ「重厚さ」が上乗せされるので、すごく見応えがあると、ワタクシメは感じています。


日本語吹き替え版の声優、シンデレラ・高畑充希
王子・城田優

本当は字幕で観たかったんですが時間が合いませんでした(涙)
でも、高畑充希ちゃんの歌は聴きたかったので、まっいいかと。

「アナとエルサ」のオマケも日本語版でよかったですよ!




以下はネットの「映画紹介」から抜粋です





解説

古くから人々に親しまれている「シンデレラ」の物語を実写化したラブストーリー。
継母と義姉妹から冷遇される日々を送っていた女性が、未来を切り開く姿を追い掛ける。
メガホンを取るのは、演技派俳優で『ヘンリー五世』などで監督としても高い評価を得ているケネス・ブラナー。
テレビドラマ「ダウントン・アビー」で注目を浴びたリリー・ジェームズがシンデレラにふんし、その脇を『ブルージャスミン』のケイト・ブランシェット、
『英国王のスピーチ』のヘレナ・ボナム=カーターといった実力派が固めている。

「シンデレラ」ゴージャスな舞踏会シーンが圧巻。アニメ版に忠実ながら「今っぽい」アレンジで女性の共感を呼ぶ新しい「シンデレラ」

基本のキャラクターとストーリーはアニメに忠実。
ヒロインのエラ(リリー・ジェームズ)が舞踏会に着ていくドレスの色も、アニメと同じブルーだ。
衣装デザインは「恋におちたシェイクスピア」のサンディ・パウエル。プロダクョン・デザインは「タイタス」のダンテ・フェレッティ。
2人の匠の技が光る舞踏会の場面は、この映画のゴージャスなテイストが満喫できる見せ場だ。
エラと王子(リチャード・マッデン)がダンスを始めると、その動きに連れて周囲を取り巻く人々の輪が後退し、大理石の大広間が2人の存在感で満たされていく。
このロマンチックな場面を、ケネス・ブラナー監督は、「戦争と平和」の舞踏会シーンを彷彿させる華やかなタッチでまとめあげた。さすがだ。

面白いのは、「アナと雪の女王」から流行語になった「ありのままで」がテーマになっていること。
舞踏会の魔法が解けて日常に戻ったあと、エラにとっては、名もなく持参金もないありのままの自分を王子にさらけ出せるかどうかが最大の試練となる。
「すっぴんで好きな人の前に出られるか?」は女子の永遠の課題だが、これに立ち向かうエラの勇気に観客の共感を求めたところが、この映画の今っぽさのポイントだ。

そんなエラと対比的に描かれる意地悪な継母のキャラも秀逸。
彼女トレメイン夫人は、夫亡きあとの暮らしを維持するべくエラの父と再婚した女性。
つまり、誰かに依存しなければ生きられない旧世代の女だ。
彼女がエラを憎むのは、依存生活において武器となる若さと美貌と優しさをエラが完璧に備えていたから。
そうした女の嫉妬心からエラをいじめぬくトレメイン夫人の哀しさを、ケイト・ブランシェット(オスカー女優)が実に見事に演じている。
彼女の厚化粧が、エラの透明感を際立たせる役目を果たしている点にも注目!(矢崎由紀子)



監督のコメントより・・・

私は、人には優しさと勇気が大切だと信じているーー
この世界にはひどい・・・意地の悪い人もいるだろうーー
でも優しさと勇気を信じ・・・自分と似た感性の持ち主・・・それは王子ではなく一人の友だちかも知れないけど、そういう人と出会えると信じて(生きて)ほしい・・・

ワタクシメも、同感です。


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HIDEAKI TOKUNAGA CONCERT TOUR 2015

2015年06月22日 | 日記
念願・・・達成!

毎年毎年、徳永英明のコンサートツアーに申し込んでおりました、ワタクシメ。
しかし、「全敗」というか、東京での公演は一般発売の前に売れちゃう感じでした(涙)

でもネバってみるものであります。
抽選があたり、買えましたぁ\(^o^)/
そして6/20、東京国際フォーラムに行って参りました♪

この頃「国際フォーラム」によく行くみたいで(笑)、車いす誘導係のお姉さんと顔馴染みになったと思っているのは自分だけかなwww?


「 VOCALIST & SONGS 」と題したツアーは最後のようです

まずは「チケットゲット」が目標で、入手してからは嬉しくて嬉しくて、コンサート当日を指折り待っておりました。
子どもみたいですよ、ワタクシメ(*^^)v
だから徳永さんのMCで知りましたか、「VOCALIST」をコンサートで歌うのは最後のようで、プレミアライブだったかも知れません。

「ネタバレ」になるから、曲順は書きませんが・・・
カバー曲の中では"M”がよかったです。
徳永さん自身は「苦手な曲」とかで、あまり歌わないそうです。
女の子の失恋ソングである”M"を、中年オジサン=徳永英明が歌うと、歌詞も違って聞こえ、趣が全く異なって、すごく良かったです♪

オリジナル曲では、"JUSTICE”が、心にしみ、これを書いている今もYouTubeで見て聴いています(笑)
だいぶ昔の曲、メッセージソングです。
きな臭い昨今、改めて聴くと、勇気と希望が湧いてきます。

アンコールも含めて20曲位、じっくり聞かせてくれました。
MCはイマイチ(ゴアイキョウかなw)
グッズは・・・徳永さんも「アカン」と思っている様子でしたが・・・ワタクシメもお勧めしません(´Д⊂ヽ

グッズはかなりの「残念賞」でしたが、コンサートは最高でした!!!
当分YouTubeで”徳永英明"を見て過ごします~ワタクシメ(*^▽^*)


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~本の紹介~脳性麻痺の運動障害と支援―実践篇

2015年06月19日 | 日記
何を書こうかな~?!

久しぶりの更新で、書きたいことは多々ありますが、ずっと気になっていた「本の紹介」と北村晋一先生の追悼を書きます。

2014.5.15
ワタクシメの所にメールが届きました。
北村晋一先生から、新刊・「脳性麻痺の運動障害と支援―実践篇」のインフォメーションでした。

でも、それだけではなく、
「肢障協で2次障害について話しをするように依頼されました。だーばぁさんの2次障害について簡単に教えて下さい。いつ頃から、どんな自覚症状が出てきましたか」と、
ワタクシメへの質問も書かれていました。
北村先生は「東肢協=東京肢体不自由者ナンタラ協議会」で講師をされるので、その下準備のために教え子であるワタクシメにメールをくださったのです。
そのメールに、ワタクシメは返信しませんでした。

ワタクシメも「東肢協」の会に行くつもりだったので、
「お会いした時、話せばいいや」と思ったのか?
「新刊を購入してから、感想と合わせてメールしよう」と思ったのか?
その時の気持ちは覚えていませんが、先生にお世話になったのに、「リサーチ」に協力しませんでした。

ちょうど1年ほど前に「東肢協」が主催で北村晋一先生に「からだ」についての勉強会があり、それから数週間後、先生は亡くなりました。
北村先生のメールに返信しなかったことは、今でも悔やまれます。




【脳性麻痺の運動障害と支援―実践篇―動きやすいからだ、ADLの基本からコミュニケーションの理解まで】 北村/晋一  群青社 (2014/05)




著者略歴
1967年、東京都立文京盲学校高等部専攻科卒業。
1968年~2005年、東京都立肢体不自由養護学校(特別支援学校)勤務。
2005年より東京国際福祉専門学校勤務。
2010年、白梅学園大学大学院子ども学研究科修士課程修了。
2014年8月、逝去。

本のタイトルが、そのものズバリ! 内容です。
著者略歴に書かれていますが、北村先生は長年にわたり肢体不自由児を診てこられましたので、肢体不自由者の中には北村先生にお世話になった方が大勢いることでしょう。
ワタクシメは「学校時代」は担当されていませんでしたが、成人してから障がい者関係の集会などでお会いして、お付き合いが復活(といっても近年はほとんどメールだけでしたが)
数年前に先生に家に来ていただき、体をほぐしていただいたこともあります。

最近はFacebook内で先生が海外を旅行された時の写真を見せていただいていました。

「東肢協」の勉強会の頃、すでに先生はかなり体の具合が悪そうでしたが、脳性麻痺者の身体をゆるませるデモンストレーションをしてくださり、参加者一人一人の質問や相談に答えて下さりました。
ワタクシメは少しふざけて、
「私は先生のことの方が心配よー」と、茶化しましたが・・・
今後の研究のこと、予定しているお仕事のこと等を暑く語らる先生を見て、
ーーきっと先生は元気になられる。
  肢体不自由児者のために、実践と研究を積み重ねていくに違いない。
そう信じ、願いました。

その会に一緒に行った友人と、
「うちらの地元でも、北村先生の講演会を企画したいね」と話していた矢先、訃報が入り悲しくてなりません。
一年近くたった今でも信じられない(信じたくない)気持ちです。

それで「紹介文」も「追悼文」遅くなってしまいましたが、脳性麻痺児・者と関わる職種の方に読んでほしいので、「本の紹介」を書くことにします。


              ――――――――――

以下はAmazonのレビューより転載。
 この本は、氏が仕事した肢体不自由児が学ぶ学校の実践現場で「からだ」の訓練的指導に継続して携わった子ども一人一人の指導の実際である。
 氏は、教育現場で大切にされるべき「生きた人間の生涯発達」を視野に入れ、日常に生起する肢体不自由の困難をほぐして、子どもが子どもらしく活動できるようにするために、身体と心の繋がりを写真と言葉の記録を入れて丁寧に分析し、その意味を伝えている。
 障害があっても子どもであり、人間である子どもに対する支援者・教育者の技に生きたサポートの息を吹き込んでくれる貴重な内容である。



              ------------

北村先生、長い間ありがとうございました。
天国は、どんな所ですか?
綺麗ですか?
美味しい物はありますか?
たまには、Facebookに写真をUPしてください!
合掌








コメント (2)
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ワープしても変わらないモノ (・・?

2015年06月06日 | 日記
「長野ヒデ子さんとあそぼう」


横浜都筑民家園に集まって下さいな~ということで・・・行ってきました!

絵本作家の長野ヒデ子先生は、とんでもなくおもしろい方です。
ワタクシメの周りで「飛行機を止めた」のは、後にも先にも”長野ヒデ子"だけです。
そういう珍事を起こす人が何人もいたら、困りますがwww
たまにはね、
「長野ヒデ子ワールド」もいいかなーと、思っております、ワタクシメ。

最近すっかり「メル友」になってしまったので、お会いしたいな~とテレパシーを発信していたら「都築民家園」でのイベントのご案内をいただきました。
そこは我が家から交通の便がよく、電動車いすでトロトロ行かれる所だったし、
「民家園」をなめておりました、ワタクシメ。

うちの近所にも「スズメのお宿」という、竹林に囲まれた、由緒ある「民家園」があるもんで、
ーースズメのお宿のでかいバージョンだろうと、高をくくっておりました。
「読みが浅かった」というか、
「案内図はあてにならない」というか・・・やっちのいましたよ(^-^;

「都築民家園」自体は、スズメのお宿のでかいバージョンだったんですが、大塚・歳勝土遺跡公園の一画にあるんです。
ここがスゴーイ公園でした。

※ 大塚・歳勝土遺跡公園は地下に遺跡が眠っています。
弥生時代の大塚・歳勝土遺跡の真上に、当時のムラやお墓を復元しました。
また、東側に江戸時代の民家を移築しました。
緑に囲まれて遊びながら歴史を楽しみましょう。


「由緒ある」どころじゃありません。「遺跡が眠る」だったんです(汗・汗・汗)

以下が案内図です。ちゃんとバリアフリーになっていて「車いす用コース」もありますが、急斜面でー、
「かぐちゃん、竹から、パッコーン」みたいな竹がうっそうと茂っていました。

「電動車いす」で行って良かったです。
手押しでいったら、途中でヘルパーの心臓が破裂して、ワタクシメも「遺跡」になっていたかも知れませぬ(笑)





民家園と絵本の融合、そしてニュータウンの道


どういういきさつで、民家園で絵本のイベントを開くことになったのかは、存じませんが、
長野ヒデ子先生が創られる「手作り絵本」のぬくもりや、
大切になさっているわらべ歌や、食文化などなど・・・民家園で語ることで、より深く伝わってきました。

都心から、ちょっと足を延ばしただけで「遺跡」があったりするんですね。

帰路は裏口を教わり、港北ニュータウン(住宅街」をテコテコ散策してきました。
ワタクシメのような都会の田舎者から見ると、ニュータウンの家並みは「おもちゃのお家」みたいです。
駅ビルの屋上には観覧車もあって(誰が乗るんだい?)
遺跡公園のすぐそばに、そんな「おもちゃの街」があるのも、不思議な感覚でした。

ーー様々にモノを融合させちゃう日本って、おもしろいなー。

一つの街の中にある極端に異なった顔に触れたり、タイムトラベルやワープを体験した一日でした。

それでも、
ーー普遍的なのは「人のぬくもり、息遣い」(#^^#)
長野ヒデ子先生のトークや作品は、そのことを表現し続けています。


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