だーばぁの流儀

児童文学作家・岡田なおこブログです。
全身マヒ+オストメイト・作家・アラ還ならではの日々を気ままにつづっています。

マジで「カリソメの幸せブログ」になるかもね

2015年09月30日 | 日記
ワタクシメが見た「スーパームーン」は、こんな感じでした




二日前の夜、「スーパームーン」で日本中(世界中?)が盛り上がっていました。

ワタクシメ一家は・・・母上が危篤状態から一応脱し、ホッとしたり、今後のことを考えたりしながら、家に向かう途中の車窓から“お月様”を拝んだのでした。

※あの日の母上の容態を「危篤」というのか・・・よくわかりませんが・・・
 前回ココに書いた「救急車事件」から何日もせず、母上の具合が悪くなり、病院に連れていく途中で呼吸が止まったみたいで(このへんもよくわからないんですが)
 オヤジ様は医師から「このままお別れするか、人工呼吸器を付けるか、10分以内で決めてくれ」と言われたそうです。
 気が動転していたから、病院に到着して、処置をしていたら止まったのか???
 10分以内だったか、20分以内だったか??? 定かではありませんが、突然そういう「緊急事態」になってしまったのです。

母上は進行性の難病で、ここ数年「在宅ケア」で波乱万丈あるものの、それなりに達者にしていました。
今年の8-9月の気候変動は堪えていましたが、「危篤」になる前日は美容師さんに来てもらい、パーマ&カラースプレー等々、「毎度お騒がせのフルコース」を楽しんでいました。
母上はだいぶ前から「言葉」がなくなっていますが、フィンガーサインとか・・・ありとあらゆる方法でコミュニケーションを取ります。
パーマをかけている間、
「昔習った手話を使ってみたら・・・」と、そんな話になり、指文字の練習をしたりしていました。
母上は限りなく前向きなのです!

長患いだし、80才になったから、いつ何が起きてもおかしくないと、家族(周囲)は覚悟していますが、前夜まで手話の練習していた人が「お別れ」になるなんて・・・
第一その時点でも、母上の意識はあるのです(・へ・)
「はい、そうですか」とは言えません。

始めのうちはメール、呼吸が止まってからは電話で、
「どうするかー。つけてもらうかー」と、オヤジ様。
「付けなかったら、死ぬってこと? 私に決めさせないでよ。タースケに電話したの?」。タースケというのはワタクシメの弟。我が家の長男。
「これから、するよ」
「順番が違うだろうがー。私も今から病院に行こうか?」
「そうだな。来るか・・・」
このやりとりを横で聞いていたヘルパーさんが、もうダメだと思ったみたいで(笑)
「行っちゃいましょう」と大急ぎでタクシーを呼んでくれました。


新たなステージ突入か(?_?)


「人工呼吸器」をつければ命は助かりますが、ヘタをすると植物状態になる可能性があります。
それは諸々すごく負担だし、本人もかわいそうだから、医師の判断で安易な「救命」はできないのでしょう。

オヤジ様だけでジタバタしている間(私と弟が病院に着くまで)、「とりあえず人工呼吸器」を付けておいてくれました。

最初に説明した医師が乱暴だったのか、オヤジ様がパニクッていたか・・・ワタクシメと弟に話してくれた医師は「2週間以内に自発呼吸が戻れば、また家に帰れるかも・可能性は低いけど云々。
落ち着いて話しをしてくれました。
「今すぐお別れしますか」なんてことは一言も言いませんでした(*_*;
まー、オヤジ様も苦しそうな母上を見ていて「そろそろなのかな~」という潜在的な気持ちがあって、医師の言葉もそんな風に聞こえたのかも知れませんね(泣)


今日は入院三日目で、午前中はオヤジ様の他に介護会社の人とヘルパーさんが見舞いに来てくれて、母の反応もよかったそうです。
少し筆談もできたので、夕方ワタクシメも面会に連れていってもらいました。

母の担当医師は若いし男性のナースもいたので、ワタクシメが、
「若い男性に囲まれて、いいですね」とふざけると、
母上的にはあまりそのメンバーはお気に召さないとか(笑)
「お父さんの方がいい」みたいなサインを出していました。

母上の命が長らえても今までとは違う介護体制になるし、オヤジ様の生活スタイルも変わるから、それも心配です。

この先「家族ネタ」は書けなくなるかも知れません。
今夜は正真正銘の「カリソメの幸せ」な時間かもなーと思いつつ、これを書きましたφ(..)。。。

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カリソメの幸せブログもいいかもね ~゜・_・゜~

2015年09月27日 | 日記
また半月ぶりの更新ですぅ

9月は、暑かったり台風だったり・・・で体調がイマイチでした。
でも、そこそこ遊び(笑)
パソコンと格闘するときゃ、イヤになっちゃうほど頑張ったと思いますよ、ワタクシメ。

「安保法案について書こうかなー」と人並みなことを考えましたが、根性ないからゲームしてむしゃくしゃを紛らわしたりもしました(恥)

言いたいことのサワリの「サワリ」だけ書きますとぉ~

一連の国会審議・運営のしかたは、右から見ても左から見ても、国民をなめていると思います。

重大な法案をいくつも無理くり通す与党は絶対おかしいけど、
多数決で押し切られるってわかっているのに、ジタバタ連立を組んだりする野党も、どうなのかなー?


障がい者の仲間も大勢「反対集会・デモ」に参加しました。
ワタクシメは、そこまで行動する気力はないし、そもそも「デモ」に対して、「何だかな?」という気持ちがあるのです。

反対行動を起こした人たち全員の気持ちが来年の参院選まで変わらなければ、日本は変わるかも知れないけど、
今回、野党もオトナゲないことしているから、「差し引き0」になってしまい、参院選でも大きな変革はないんじゃないの~。
例え参院選で野党が逆転しても「ネジレ国会」とかいって、ろくなことにならないんじゃないの~と、
なんとも歯切れの悪いワタクシメの信条、もやもや。

このもやもやが更新の止まった理由かも、です(・へ・)


災難は9月にやって来る


3年前の今頃、母上の容態が悪くなり、連休前に救急車を呼び、入院&手術。
昨年は連休の合間を縫うようにして、オヤジ様がすっ転んだり血圧が上がったりして、救急車のお世話になりました。
そして、また今年もぉぉぉ(涙)

最近母上の血圧が高かったり、呼吸がぜーぜー・・・心配は心配でしたが「救急車を呼ぶほどじゃないでしょっ」と、オヤジ様も意外と楽観的だったのにー、
往診に来たDrが、ご親切に、呼んでくれちゃったんです。

病院で診てもらえば、安心は安心ですが、救急車って「片道切符」なんですよね。
つまり、
「帰りは自力で何とかしろ」ってことです。

たいていの「福祉タクシー」は予約制だから、
「検査の結果、大丈夫です」と言われても、
「どうやって帰るねん!」なのですよ。
その上、救急隊員の方たちが、母上をシーツにくるんで運で行っちゃったから、母上が帰って来ても、すぐに寝ることができない状態。
   ありゃりゃ

夕方オヤジ様から、
「やっと福祉タクシーの空きをみつけたから、帰るよー」とメールが来て、ホッとした一方で、
ーー母上の寝る所ないじゃん(汗)

ワタクシメ自身は何もできないので、応援団を頼み、とりあえずシーツを敷いてもらい、
母上が車いすごと家に入るためのビニールシートをセッティングしてもらいました。
その日は「応援団」がいたからいいようなもの、天気も悪かったから、オヤジ様だけでは母上を車からベッドまで移すのはとても無理。

老老介護が増えている昨今、医療と福祉を一体化したシステムの必要性をひしひしと感じた出来事でした。

母上の状態は「悪くなって」と言ってしまえばそれまでですが、「ぜーぜー」している理由もわかり、
「研究と開発」をモットーにしているオヤジ様が(笑)
さっそく新しい医療器具をレンタルし、チョット嬉しそうだから(?) このピンチも前向きに乗り越えられるでしょう(^^ゞ
てか・・・乗りこえるしかありません。


おもしろいこともたくさんあるんですけどね

FBの方に日々のつまらないことを書いておりますが、
読む方から見ると「おもしろい」みたいですwww

実はずっとテンションが落ちていて「うつ」っぽいので、
「気分と運気のアゲアゲを図って、旅行の計画を立てている云々」と友達に話したら、
「十分アゲアゲで楽しんでいるでしょっ。遊び過ぎよ」と言われました。

ーーそうかな~(?_?)

「(おとなしく)江ノ島に行け!」と、暗号のようなことを言う友人もいて、なかなか心ゆくまで遊べませんが―、
傍目には「楽しい人」のようです、ワタクシメ。

なのでこれからは「カリソメの幸せブログ」として(笑)、ここもせっせと更新しますね(^_-)



写真は仲間内のライブで、みんなでおそろいで着るはずだったTシャツです。
夏の間はあまりの暑さで出掛ける気になれず、秋のライブを待っていたら涼しくなってしまい今年は出番がなさそうなかわいそうな「みみフラTシャツ」。
アクセントの赤い物体は、岡田園芸部」の部長作「赤ピーマン」でーす。

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緊急事態報道に思うこと

2015年09月13日 | 四方山話
10日に茨城県常総市で鬼怒川の堤防が、11日にも宮城県大崎市で渋井川の堤防が決壊するなど、
記録的な豪雨が関東・東北で深刻な被害をもたらしています。
被害に遭われた方にお見舞い申し上げます。



あら、また半月が過ぎちゃうわ


8月中、猛暑でのびてたツケがたまり、9月の第一週目は気ぜわしかったこともありますが・・・
天気がずっとぐずついていて、体調もスカッとせず、ココの更新が止まっておりました。
はたと気づけば、9月も半分終わろうとしておりやすぅ。

Facebookだと、ゲームしながら(笑)、
ネットサーフィンしながら~
内容によって公開範囲限定でマメにするんですが、ブログは ~゜・_・゜~ 最近チョット気が乗らないのでありまする。
昔に比べ「本音が書けなくなった」のが正直なところ。
それで無難に「お遊びネタ」ばかり載せていますが・・・鬼怒川・渋井川を襲った台風と豪雨により大きな被害が出ています時に
「お遊びネタ」は不謹慎ですから、たまには(久しぶりにwww)真面目に怒ることにします。



ことは9/9夜中から始まりました

非常事態の場合、NHKの責務なのかも知れませんがぁぁぁ・・・昼夜を問わず「速報」を流し続けるのって、どうなんでしょう。
関東地方で台風が暴れていた夜、観たい番組がありました、ワタクシメ。
ニュースが終わるのをテレビの前で待っていましたが、「番組の変更・中止」のテロップが出ぬまま、 同じニュース、同じVTRの繰り返し。

ーーああ、また始まったか、NHKのコンニャロメ(怒)

あれは、だれに向けた報道なんですかね。
恐怖心や野次馬根性をあおるだけじゃないかな?

被害の大きい場所は停電しているはずだから、テレビで放送しても意味なくない?
本当に「避難」している人はラジオやSNSに頼ると思いますけど!

例えば「NHKテレビの臨時ニュース」の場合、必ず手話もつけるとか、被害を受けた場所をくまなく映すとか、 公共放送としての「テレビのニュース」を流してほしいものです。

ーー報道局の「エライコッチャ」に付き合うために、受信料払ってるんじゃないんだぞっと●~*

NHKの「繰り返しお伝えします」は、翌日も続きました。

世の中には、テレビを時計代わりにして暮らしている人も多いし、知的障がいや精神疾患、高齢者など、ずーっと「繰り返しお伝えします」を見せられて、どうなるか・・・考えろっ、NHK(激怒)
日本津々浦々、NHKしか見られない地域もあるんだから、「公共放送」として、どんな状況でも満遍なく公平に「プラス」になるモノを放送する責務があるはず・・・なのに。

「公平」という点で、ついでに書きますと、災害時に自衛隊が活躍するのはよくわかるけど、そこを強調し過ぎだと感じますよ、ワタクシメ。
自衛隊が救援に入れるようにするのは、地元の消防団とか民間の事業者だそうです。
昨夜は社協が一人暮らしの高齢者の所に、飲料水を配っていました。
炊き出しをするママさんたち・・・みんなボランティアです。

そういった地元、または他の自治体から応援に来る人たちが映るのは、本当に短い時間です。
まず「自衛隊」をドーンと映して、それを何度も何度もリピートさせるから「NHKは国営放送」だと揶揄されるんじゃないのー。



こういった映像を「LIVE」で流すべきではないと思います!




ーー鬼怒川の堤防決壊により、茨城県常総市が大規模な水害に見舞われた2015年9月10日、
ーー屋根の上で助けを待っていた住民2人が2匹の犬とともに救助される様子がテレビ局各社のヘリコプターから生中継され、大きな注目を集めた。


この映像は、どの放送局でも流していたから、ご覧になった方も多いことでしょう。

ワタクシメは、人間であれ動物であれ、助けられる「命」は助けてほしいです。
ただし、ケースバイケースで、家族が行方不明になっている方とか、救助を待ちながら亡くなられた人とか、泣く泣くペットを見捨てた人とか・・・様々な事情の人がいるわけで、
平常心をなくした人たちが見て、どう思うかなー?
助かったご夫妻は今は喜んでおられますが、顔もしっかり映ってて、この先誹謗中傷を受けなければいいんですが・・・

少し落ち着いた頃に、「ドキュメント」として編集したモノを放映すれば、よかったんじゃないですかねー。
撮っている側も、放送局も、興奮状態で・・・他にも後々物議となりそうな映像がたくさんありました。

それから、別の角度から、ワタクシメが「怖い」と思うのは、
例えばこの写真のご夫妻は、何度も屋根から落ちそうになりました。
結果的には無事救助されましたが、遠くにいるワタクシメは「映画」を観るように、見ているんですよ。
もし、屋根から落ちて、最悪のことが起きたとしても、カメラはまわり、下手するとその結末まで見てしまうかも知れません。
ワタクシメは、途中で見るのを止めましたが、人の生き死にが掛かった場面を、当事者の許可なく撮り、延々と生中継するのって、非人道的過ぎやしませんか!

災害のたびに「行き過ぎた報道」に腹が立つけれど、今回は本当に本当に腹立ってます。


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