ひさ~~~しぶりに「社会派ブログ」だぞっと
この頃、お遊びネタばかりだったので、
「だーばぁさんって、ただの遊び人」と思われているみたいですが(それはそうだけど・笑)
真剣に社会に向き合っている面もありまする。
今日は「インフォメーション」もかねて、「障がい者 65才問題」について書きます。
やっとメジャーになれたかな(?_?)
障がい者の問題はマイナーで、当事者が大騒ぎしていても多くを取り上げられないのが常ですが、「65才問題」はNHKの7時のニュースで流れ、
その他・・・webでも詳しく説明がなされているので、
ワタクシメはうれしかったです(喜んでる場合じゃないけど)
今年で「障がい児全員就学40年目」ということを、皆さんご存知でしょうか。
母上の世代のお母さんたちの運動が実って、障害児も義務教育を受けられるようになったのです。
ワタクシメは「養護学校」に入れましたから、母上はワタクシメを学校に、妹を幼稚園に送り出すと、弟をおんぶして文科省に日参していました。
請願書・嘆願書などなどをたくさん書いて、出したことか・・・。
養護学校でも受け入れてもらえない障害児のお母さんたちは、二重三重に苦しい戦いだったに違いありません。
この壮絶な運動は障がい児・者にとっては「革命」ですが、一般的にはほとんど知られていないでしょう。
「義務教育」だけでなく、健康な人の「当たり前」を障がい者にも「当たり前」になるよう、ワタクシメたちは声を出し続けてきました(`´)
そして、やっと、どうにか、少しずつでも「人間らしい生活」ができるようになったかな~と思いつつ、人生の終盤戦に差し掛かったら「65才 問題」が浮上してきました(涙)
ーーまったくぅ(怒)
でも、今回の救いは「世論」です。
NHKが大きく報じるのは、それだけ困っている人が大勢いるということだし、当事者以外の人も関心をもってくれています。
それは・・・
「医学」の進歩により「ハンデを持って生き続ける人」が増えているのだと、ワタクシメは推察します。
40年前の「障がい児全員就学制」で騒いでいる時は、健常児の親は、
「うちは関係ないわ」でいられたでしょう。
しかし「一家に一台車いす」、「犬も歩けば介護センター」みたいな昨今(笑)です。
誰もが、身近に、何らかの形で「65才問題」の影響を受ける気がします。
この頃、お遊びネタばかりだったので、
「だーばぁさんって、ただの遊び人」と思われているみたいですが(それはそうだけど・笑)
真剣に社会に向き合っている面もありまする。
今日は「インフォメーション」もかねて、「障がい者 65才問題」について書きます。
「NHK NEWS web」から一部転載します
障害者苦しめる「65歳の壁」
障害のある人が65歳になると、障害福祉から介護保険のサービスに変わることで、サービスが減ったり負担額が増えたりするケースが各地で相次いでいる実態が、障害者団体の調査で明らかになりました。
「65歳の壁」とも言えるこの問題。
必要なサービスが受けられなくなってしまう突然の変化が障害者を苦しめています。
なぜこうしたことが起きるのか。
それは制度に原因があります。
障害者は「障害福祉制度」に基づいてサービスを受けています。
ところが65歳になると、サービスの枠組みは原則として「介護保険制度」に切り替えられます。
これは、自助、共助、公助と言われるように、みずからできることをしたうえで、公的サービスが適用されるという国の原則に基づき、税金でまかなわれるサービスよりも保険によるサービスのほうが優先されるためです。
これを介護保険の優先といいます。
しかし、介護保険に変わると、健常者と同じ扱いとなって多くの場合サービスの量が減り、これまでのような障害に応じた手厚い支援は受けられなくなります。
問題は必要なサービスが受けられなくなるだけではありません。
障害福祉制度では無料だった費用は、介護保険への切り替えにともない新たに1万5000円の負担が生じました。
障害のある人は、65歳になるとその障害がなくなるわけではなく、むしろ体の衰えとともにサービスは厚くすべきではないでしょうか。
障害者苦しめる「65歳の壁」
障害のある人が65歳になると、障害福祉から介護保険のサービスに変わることで、サービスが減ったり負担額が増えたりするケースが各地で相次いでいる実態が、障害者団体の調査で明らかになりました。
「65歳の壁」とも言えるこの問題。
必要なサービスが受けられなくなってしまう突然の変化が障害者を苦しめています。
なぜこうしたことが起きるのか。
それは制度に原因があります。
障害者は「障害福祉制度」に基づいてサービスを受けています。
ところが65歳になると、サービスの枠組みは原則として「介護保険制度」に切り替えられます。
これは、自助、共助、公助と言われるように、みずからできることをしたうえで、公的サービスが適用されるという国の原則に基づき、税金でまかなわれるサービスよりも保険によるサービスのほうが優先されるためです。
これを介護保険の優先といいます。
しかし、介護保険に変わると、健常者と同じ扱いとなって多くの場合サービスの量が減り、これまでのような障害に応じた手厚い支援は受けられなくなります。
問題は必要なサービスが受けられなくなるだけではありません。
障害福祉制度では無料だった費用は、介護保険への切り替えにともない新たに1万5000円の負担が生じました。
障害のある人は、65歳になるとその障害がなくなるわけではなく、むしろ体の衰えとともにサービスは厚くすべきではないでしょうか。
やっとメジャーになれたかな(?_?)
障がい者の問題はマイナーで、当事者が大騒ぎしていても多くを取り上げられないのが常ですが、「65才問題」はNHKの7時のニュースで流れ、
その他・・・webでも詳しく説明がなされているので、
ワタクシメはうれしかったです(喜んでる場合じゃないけど)
今年で「障がい児全員就学40年目」ということを、皆さんご存知でしょうか。
それ以前は多くの障がい児は「就学免除・猶予」の対象でした。(以下はウィキペディアより)
就学猶予及び就学免除の適用を受けるのは、義務教育(国民が子女に受けさせなければならない教育)を受けることが想定されている学齢期(6歳から15歳)の子女の保護者のうち、
病弱、発育不完全その他やむを得ない事由のために就学困難と認められる子女の保護者である(学校教育法第18条)。
1979年(昭和54年)4月1日に養護学校が義務教育になる前、日本では、本人および保護者の意思に関わらず、多くの障害児の保護者に対して就学猶予や就学免除の適用がされていた。
これらは、教育を受けさせる義務の猶予あるいは免除であって、教育を受ける権利に直接的な影響を生じさせるわけではない。
しかし、障害児のための学習環境の整備が遅れていたため、実際には、ある程度重度の障害児本人および保護者が学校教育を受けることを希望しても、ほとんどの場合で入学が認められなかった。
就学猶予及び就学免除の適用を受けるのは、義務教育(国民が子女に受けさせなければならない教育)を受けることが想定されている学齢期(6歳から15歳)の子女の保護者のうち、
病弱、発育不完全その他やむを得ない事由のために就学困難と認められる子女の保護者である(学校教育法第18条)。
1979年(昭和54年)4月1日に養護学校が義務教育になる前、日本では、本人および保護者の意思に関わらず、多くの障害児の保護者に対して就学猶予や就学免除の適用がされていた。
これらは、教育を受けさせる義務の猶予あるいは免除であって、教育を受ける権利に直接的な影響を生じさせるわけではない。
しかし、障害児のための学習環境の整備が遅れていたため、実際には、ある程度重度の障害児本人および保護者が学校教育を受けることを希望しても、ほとんどの場合で入学が認められなかった。
母上の世代のお母さんたちの運動が実って、障害児も義務教育を受けられるようになったのです。
ワタクシメは「養護学校」に入れましたから、母上はワタクシメを学校に、妹を幼稚園に送り出すと、弟をおんぶして文科省に日参していました。
請願書・嘆願書などなどをたくさん書いて、出したことか・・・。
養護学校でも受け入れてもらえない障害児のお母さんたちは、二重三重に苦しい戦いだったに違いありません。
この壮絶な運動は障がい児・者にとっては「革命」ですが、一般的にはほとんど知られていないでしょう。
「義務教育」だけでなく、健康な人の「当たり前」を障がい者にも「当たり前」になるよう、ワタクシメたちは声を出し続けてきました(`´)
そして、やっと、どうにか、少しずつでも「人間らしい生活」ができるようになったかな~と思いつつ、人生の終盤戦に差し掛かったら「65才 問題」が浮上してきました(涙)
ーーまったくぅ(怒)
でも、今回の救いは「世論」です。
NHKが大きく報じるのは、それだけ困っている人が大勢いるということだし、当事者以外の人も関心をもってくれています。
それは・・・
「医学」の進歩により「ハンデを持って生き続ける人」が増えているのだと、ワタクシメは推察します。
40年前の「障がい児全員就学制」で騒いでいる時は、健常児の親は、
「うちは関係ないわ」でいられたでしょう。
しかし「一家に一台車いす」、「犬も歩けば介護センター」みたいな昨今(笑)です。
誰もが、身近に、何らかの形で「65才問題」の影響を受ける気がします。
インフォメーション
ワタクシメが所属する会でも、この問題についての学習会を予定しています。
健常者が高齢になり体に不自由が生じてくるのと、65才をこえた障がい者とでは、必要とするサービスも異なるし経済面も違います。
それを「介護保険」に一本化してしまうのは、障がい者の生きる権利を奪うことにもつながります。
障がい当事者・家族・支援者、参加者それぞれの問題を持ち寄り、解決策を考えていきましょう。
―――――――――――――――――――――――
10/4(土) 14時~16時頃(途中参加も可)
目黒区障害者センター・あいアイ館 会議室
講師・天海(あまがい)正克(まさかつ)氏 (障千連代表)
興味のある方はご連絡ください。
ワタクシメが所属する会でも、この問題についての学習会を予定しています。
健常者が高齢になり体に不自由が生じてくるのと、65才をこえた障がい者とでは、必要とするサービスも異なるし経済面も違います。
それを「介護保険」に一本化してしまうのは、障がい者の生きる権利を奪うことにもつながります。
障がい当事者・家族・支援者、参加者それぞれの問題を持ち寄り、解決策を考えていきましょう。
―――――――――――――――――――――――
10/4(土) 14時~16時頃(途中参加も可)
目黒区障害者センター・あいアイ館 会議室
講師・天海(あまがい)正克(まさかつ)氏 (障千連代表)
興味のある方はご連絡ください。