だーばぁの流儀

児童文学作家・岡田なおこブログです。
全身マヒ+オストメイト・作家・アラ還ならではの日々を気ままにつづっています。

穴水町にいらしたAkiko.Aさん

2024年01月08日 | 日記
能登半島地震で被害に遭われた方々に、
        お見舞い申し上げます。
          新年早々のことで、言葉がみつかりません


被災地・穴水町に友達がいました。

フォトジャーナリストを目指すAkiko.Aさんです。
知り合ったのは90年代、彼女が「フルブライト奨学金」で勉強して、日本に帰りボランティア活動をしている頃です。
ワタクシメは作家になったばかりで、彼女はドキュメンタリーカメラマンの“大石芳野”さんにあこがれていて・・・意気投合✌
しょうがい者・健常者の垣根を超えて仲よくしていました。

彼女は海外を回るようになり「拠点」を東京から故郷の金沢に移しました。

話は逸れますが・・・
当時ワタクシメは家族に新幹線に乗せてもらい、「新潟」までは独りで何度か行っていました。
新潟には友人であり、デビュー当時コンビを組んでいたイラストレーターの“桑原良江“さんがいるので、
甘えさせてもらい、現地に着くと桑原さんに諸々お世話になったのです。
そのノリでAさんにもお願いして、飛行機で金沢まで行き、在来線で新潟に移動する大胆な「なおこ一人ツアー」を決行しました✈🚄🚋

若い頃は歩けましたが「全身マヒ」には変わりなく(苦笑)桑原さんにもAさんにもスゴークご面倒おかけいたしました <(_ _)>
でも不思議なことにその「むちゃくちゃツアー」の間、ワタクシメが一人で何かやろうと苦戦していると行きずりの方がすっと手助けしてくれたのです。
空港でジュースを飲もうとストローに手をのばそうとしていると、隣席の人がそばに来て、
「気が利かなくてごめんなさい」とストローをグラスにさしてくれるといった具合です。
飛行機からリムジンバスに乗り換える際も在来線も周りの人が、フレンドリーに手を貸してくれました。

話を金沢に戻します。

Aさんに名所を案内してもらいましたが、一番思い出があるのが能登半島で、彼女が住む「穴水町」です!
散歩したりドライブしたりしました。
東京を発つ前に宅急便で出しておいた荷物がなかなか届かず、着替えがなくて情けなかったこととか😢
すべた夢のような思い出です。

Akiko.Aさんは・・・どうしているでしょう?

10年以上前に住所が変わり、メルアドも変わり、連絡が取れなくなりました。
元気に海外を飛び回っていることと思いますが、
この度の大地震で能登半島、特に「穴水町」の映像を見るにつけ、心配になります。
ワタクシメが「むちゃくちゃツアー」をできたのは、国際派のAさんの影響もありますから。
彼女は東京では「下宿」みたいなアパートに住んでいたし、
金沢に戻ってからは和服にはまり、「和服ブログ」を書いていました、平凡な日本人の面もあります。
でも「フルブライト」にしても、ワタクシメの知らない世界をたくさん教えてくれた人で、忘れられない友人なのです。
だから彼女と旅した所が壊滅的な状態であることに、胸が痛みます。

今日は成人の日。
我が家の甥と姪は晴れ着を用意し、ウキウキしているようです。
能登地方ではせっかく用意した晴れ着や楽しみにしていたイベントが流れ、打ちひしがれる方がいると思うと、なお悲しいです💧




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