だーばぁの流儀

児童文学作家・岡田なおこブログです。
全身マヒ+オストメイト・作家・アラ還ならではの日々を気ままにつづっています。

推定200トン (・・?

2014年03月15日 | 日記
前歯から始まった“災難”

相変わらず「前歯」で難儀しております、ワタクシメ。

「障がい者歯科診療所」の先生方も頑張ってくださっていますが、
老化している上に口の中の緊張も強くなり(歯が不安定だから尚更かもね)、
咳払いではずれ、
クシャミではずれ、
歯磨きしてはずれ、そんな日々が一月以上です。

それでも普通に「生活」せにゃならん・・・
正直言って、ここ半月程ハードでしたので、ストレスがMax。

土砂降りのある日、まんまとはずれた前歯ちゃん。
たいてい仮歯を入れて1週間以上はもつんですが、今回は2日目に取れたので、
「治療方針を変えてください」とワタクシメ、電話でちょっと捻じ込みました。

折も折、そんな「お取込み中」に水道メーターの検針が来ました。
ワタクシメは「前歯」のことで頭がいっぱいでしたが、
「漏水してます」
検針のおじさんの声はかなり焦っていました。

ワタクシメに代わってメーターを見に行ったヘルパーさんも、
「すごい! ぐるぐる回ってるわ」。
「メーターが壊れてンじゃないのー」とワタクシメ。

水道のことはオヤジ様に任せて、「前歯の治療」へと、いざ出陣!

この日の治療はつらかった(涙)
自分から「治療を変えてほしい」と言い出したんだから仕方ないけど・・・

大先生が汗かくくらい(?)キツクて、ワタクシメはダウン。
漏水のことなんぞ、すっかり忘れておりました。


なぜ・・・私の部屋の下なのよ(号泣)

「歯科疲れ」でワタクシメが寝坊していたら、朝っぱらから水道屋さんがやって来ました。
この時ワタクシメだけでなく、オヤジ様も事の深刻さがわかっいませんでした。

専門家の推定では・・・
  1分間に7リットル
  1日で10トン
  20日間位漏れていたようだから・・・200トン!!!

ーー200トンの水がワタクシメの部屋のどこかに流れている模様。

      どっひゃ~ (@_@;)


プロフェッショナルたち(水道屋さんたち)は、家の外を調べても「水源地」はみつからず、壁などを触って、漏水場所の見当をつけていました。
(前日の土砂降りが早く上がったのが不幸中の幸いでした)

室内も調査しました。
水まわりのタイルが浮いている感じ(汗)
シンクの下ははっきり湿っていました。
毎日見ているのに全然気がつきませんでしたが、確実に「漏水」しています。

ーー外壁をはがすか?
ーー床をはがすか!

    そっそんなー ~゜・_・゜~

工務店のI社長が飛んできました。
我が家を建てた建設会社はつぶれて、正確な図面が残っていないのです (ーー゛)
両親の手元にある資料から図面を起こしてくれたのが“I社長”です。

正真正銘の建築士なのに、「犬のお立ち台やバリケード」も造ってくれた良い人です(笑)
電線に凧がからまった時も、社長みずからトラックとながーい梯子でレスキューを手伝ってくれました <(_ _)>


さて、
ワタクシメの「パソコンルーム」の真下が「水源地」らしい・・・ということで、部屋のど真ん中で考え込むI社長。

ワタクシメが、
「床をはがすなら、部屋の端がいいですね」と机を動かす算段をしていると、
「何も動かさなくていいです。ここを切ります」
部屋の真ん中を指さすI社長。

       うそでしょ~(号泣)

I社長は切る範囲を計算して、大工さんに指示。
着々と作業を進める大工さん。

   前日は口の中に穴を開けられ、今度は部屋に穴が開くなんてぇぇぇ。

心の中で「いやだー!」と叫びましたが、1日に10トンの漏水を止めなければ、部屋が水没しちゃう(泣・泣・泣)

I社長が「ここ」といった所を切り抜いたら・・・ありましたー!
折れた水道管が見えたのです。

「ビンゴ! さすがプロ」   パチパチパチ !(^^)!


ドキュメント・床切り


 Ⅰ社長が「ここだ」と言って、床を切りました。


 床の下は「ウルトラQ」みたいになっていて、水がぶくぶく湧き出ていました。この写真ではよくわかりませんけど。


 水道屋さんが「ウルトラQ」を掘り起こしている様子。

 折れた水道管が現れました。


※ 床を切った部分は一両日中に「ふた」をして、いつでも床下が見られるようにするそうです。
  今はベニヤ板でふさいであるから大丈夫 (*^。^*)

地面の中で漏れていたので音もしないし、溢れて来なかったからも気づかなかったというわけです。
漏水が発覚してすぐに水道局に通報し業者を呼んだので水道代は戻ってきますが、連絡が遅れると「知っていたのに対策を講じなかった」と見なされ、代金が戻らないケースもあるそうです。
ワタクシメのお部屋のように「床下漏水」ということもあるから、たまには自分でもメーターをチェックした方がいいかも知れませんね。











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五十の手習い(?) iPad!

2014年03月14日 | 四方山話
日本昔話風に読んでください

ある所に、新し物好きのじーちゃんがおった。
「iPad」という魔法の機械が日本に上陸すると、じーちゃんはさっそく買ったと。

じーちゃんは病気のばーちゃんと暮していて、
「これは、ばーちゃんにも使える〈使いやすい〉と思うと、すぐに買う。
ばーちゃんがほしくない物や興味のない物も買って来ると(笑)

じーちゃんはばーちゃんが使えそうな、喜びそうなアプリを探し、入れたがうまくいかんかった。

じーちゃんは今度は「孫のため」と言って、ゲームのアプリを入れた。
じーちゃんと孫の芋助は、iPadで将棋をやって遊んだげな。


それから、じーちゃんは音楽も入れた。
じーちゃんは、
「デビュー前の岩崎宏美を知っている」のが自慢で、岩崎宏美のアルバムを入れた。
テレビで「寺井尚子」を見て、カッコイイと思って入れた。
娘のだーばぁに張り合って〈?〉、「徳永英明」も入れた。
「尾崎紀世彦」が死んだら、すぐに尾崎ベストを入れた。

iPadだとCD買うより安いし早い。
好きな時に好きな所で音楽が聴ける。

そんなことをして、最初はちょっと楽しんでいたけれど・・・
じーちゃんは新しいパソコンを買ったりして・・・
魔法の機械・iPadをあまり使わんじゃった。
もしかすると、じーちゃんにとって“iPad”は魔法のおもちゃくらいで、機械ではなかったのかも知れんね。

じーちゃんのもう一人の娘・メーコはアメリカに住んでいる。
メーコが日本に来たときにiPadを使って、アダプターだけアメリカに持っていってしまったことがあった(^○^)


「あまり使ってもらえなかったiPad」は、アダプターを失い、完全に本棚のオブジェとなった、と〈涙〉

その間に、iPadの世界はどんどん進化したそうな。

カメラが付き、
音声入力も出来るようになった。
小型の物も登場した。

一番困るのはダウンロードだ。
じーちゃんのiPadは古くて、新しいアプリは入らなくなった。
発売当初に比べると三分の一位の値段で買えるようになったから、孫の芋助は生意気にも(怒)自分専用のiPadを買ってもらい自由に使いこなすようになった。

ーー過去の遺物となったiPad(涙)

じーちゃんはご自慢だったiPadを見放したのか・・・よくわかりまへんが・・・iPadのスタンドを写真たてにしてしまった(爆)


その不憫な“iPad”に目をつけたのが、心優しいだーばぁじゃ。

だーばぁは指先が不自由なので、タッチパネルはうまく使えん。
それで“iPad”はあきらめておったが、今やケータイもスマホの時代。
「タッチパネルは使えん」と言っておれなくなるじゃろう。

だーばぁはオブジェとなっていた“iPad”を練習台にして、挑戦を始めたと!
人のよい友人のCちゃんが知恵を貸してくれて、
メールを読んだり、
ネットを見たり、
電子書籍の立ち読みとか、
ラジオを聴いたりも・・・できるようになったそうな。

五十の手習いとでもいうか、だーばぁは短い文章ならタッチパネルでも打てるっちゃ(^^)v

まだまたわからないことばかりじゃが、
    スティーブ・ジョブズさん、ありがとう!
          “iPad”は魔法の機械だと、だーばぁは世界を広げとるよ~ん ☆彡



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"Imagine" しようよ (^^♪

2014年03月10日 | 日記
アッ、アクセス数が・・・

10日間位ココを更新していないのに、一昨日からアクセス数が急増してます。
パラリンピックの“おこぼれ”かな~?

へそ曲がりのワタクシメは・・・この不思議な現象を単純に喜べずにいます。
「お祭り@良心の呵責編・・・スサノウノミコト」以来の落ち込み(苦笑)

3/8に、児童文学者協会主催の「がっぴょう研」という勉強会があり、珍しくオベンキョッしてきたので(毒舌を吐いたので)、
「あいつは何者じゃ」と、のぞきに来た方がいるかも知れないけれど、
「それにしたった、こんなに増えないよ」と、ビックラするほど多いです。

    今がチャンスだぁ!

間違ってココにアクセスした人に、
「お気に入りに加えるヮ」と言ってもらえるような、
              いいこと・・・
              おもしろいこと・・・
              感動的なこと・・・を書くべそ( ..)φ。。。


    今年度最後の工作 

これは円盤型のフリスビー。
児童館で子どもたちと一緒に作りました。
「絵を描く」ときに、とりあえず書いちゃうチューリップwww
我ながら発想の貧困さに悲しくなります(恥)

ーーこのフリスビーの、どこが感動的かってーー

これを見てイマジネーションを膨らますんだよ、everybody (^○^)


今日は3.10、そして明日は3.11

69年前の3.10「東京大空襲」がありました。
(母上のパパは犠牲になりました)

3年前の3.11、「東日本大震災」がありました。

69年前、いえ、もう少し前に国の上層部は「日本の敗戦」を予想していました。
東京が焼け野原になった時点で「負け」を認めていれば、その後数か月間で助かった命が何万人もいます。

原爆を2回も落とされずに済んだと思います。


3年前の大震災、傷を大きく、深くしたのは「原発」です。
わたしたち(ワタクシメだけかも知れませんが)、無知でした。

この小さな日本に、あんなにたくさんの「原発」があることを知りませんでした。
津波の多い地域に「原発」があることも・・・
世界で唯一の被爆国であるのに。


私たちは「イマジネーション」が足りなかったのです。
第二次大戦中も、
大震災前も。


ワタクシメが作った“チューリップのフリスビー”は、のんきな象徴。
平和な証し。

ーー「平和」を護り続けるためには・・・ "Imagine" が必要なのです (^^♪

人間には "Imagine" する力があるのだから、今からでも遅くないよ!



ワタクシメは明日のアクセス数を "Imagine" しながら、おねんねします☆彡


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タイムカプセルみたいだぁ(^0_0^)

2014年03月01日 | 日記
恩師を招いての「飲み会」

昨日は高校の時の担任・T先生を囲む会でした。
卒業してから30ン年。
その間にワタクシメは2回ほど、ほんの一瞬(笑)T先生にお目に掛かっていますが、まともにお会いするのは初めて。
最近何かにかこつけて呑んだくれているメンバーも「お初」ということで・・・ワタクシメ「チョットちゃん」とした宴をイメージしたんですが・・・

なかなかねー
「チョットちゃんと」の基準が人それぞれ違うのでぇ~

いつもの飲み会に年上のおっちゃん(先生)がまじってるwwwみたいな会でしたがー、
ここ何年か、同級生が集まると、
「Tに会いたいね」
「今度Tを呼ぼうよ」と掛け声だけだったのが実現したので、メデタシ、メデタシ。

※ 「T」と呼び捨て(^_^)v


歯科診療所を私物化か(-"-)

ココを前からお読みの方は知っていると思いますが・・・ワタクシメ、前歯で難儀してごじゃる(泣)
「根の治療」に一月以上掛かるとやらで、前歯は仮歯。
それも本当の差し歯10万円以上のブツを挿してあるんですよ。
10万ナンボの歯が、咳すると口から飛び出したり、朝と夕では向きが変わってたりするんですよ。
だから気になっちゃって・・・
前歯が全部抜ける夢見たり~
口内炎ができたり~
唇はれたり~
涙、涙の日々。

先週の木曜日に「障がい者センター」の歯科診療所に飛び込み応急処置をしてもらい、
「歯抜けのマヌケ顔で恩師には会えないよ」とウソ泣きをし、
「○日が同窓会だから、その前日に入れ直しー!」と予定を立てて(笑)
「新人のDrじゃー頼りない」とシフトにまで口を出し(汗)
その日の担当ではないベテランのDrに出動要請をし(爆)
前歯の仮歯を美しく入れていただきました(敬語・笑)

ささやかな「T先生を囲む会」でしたが、その陰には目黒歯科医師会の絶大なるご協力があったのです!

     ありがとうございました \(^o^)/


T先生から渡された物

やっと本題になりますよー。
ここからが、いい話ですよー(?)

確か高校を卒業して間もない頃です。
ワタクシメは「手作り絵本」と真面目に向き合っていました。
それで、へたっびーでしたが、先生のお嬢さんに「手作り絵本」をプレゼントしたのです。

当時2才だったお嬢さんは、今は二児の母だそうです。

その絵本を先生はずっと保管してくださっていて、
「岡田なおこ全集を出す時に収録しなさい」と、持ってきてくださいました。

ーー全集なんて出ねぇょ(涙)

内容は覚えていましたが、タイピングや製本をどうやったかは思い出せません。

特に「製本」は結構きれいにでいているので、家族に手伝ってもらったかなーと思う反面、
ワタクシメ、創作に関しては「個人主義」「秘密主義」なので、もしかしたら全部ひとりで工作したかも知れません。

先生からいただいたタイムカプセルをゆっくり開き、今日はお向かいのCちゃんとヘルパーさんにも見せました。

ーーワタクシメも・・・昔はすごーく頑張ってたなぁ。

今だって「企画」が通れば頑張りますので、出版社の皆さん、よろしくお願いしまーす。


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