Pains パリの味

パン屋、ベーカリー作りを応援します。

ベーカーテクノサービス

秋、ベーカリー売上改善、

2017-11-04 18:27:01 | Weblog



甲州街道銀杏並木、落ち葉が目立つようになりました。




公園の紅葉、

 季節は進み秋真っ只中、クリスマスの準備も終盤。アドベントの間に食べ頃を迎える本格的なシュトーレンなら、そろそろ生産は終わり熟成期間となる頃。
 もう売り場はクリスマス、サンドイッチも単に皿盛りでなくシュープリーズにすると売上は倍増します。見本作り、写真撮りは?季節の売り場作りを楽しみながら、商売ができる。こんな楽しい仕事も少ないと思いますが、どうも準備は遅れ気味の店が多いようです。



まだ蝉殼が付いた葉。


銀杏の葉の絨毯、


桜の枝に残る葉、

 今日は早起きしたのですが日の出が見られませんでした。
 日の入りも見られず、残念。

ベーカリーコンサルタント

2017-11-02 18:31:00 | Weblog



晴海埠頭、客船ターミナル、珍しくコントラストを強くしました。


昭和記念公園、日本庭園の秋、あまり使わない広角レンズで、

コンサルの仕事、
先ず、ベーカリー作り、厨房設計、売り場設計、什器設計、商品設計、接客指導、開店前準備=チラシ作り、プライスカード作りなどの支援があります。
初めての方には機材の選定方法をきめ細かく説明します。
良い物を提案します。機材の良し悪しは恐らく分からない事と思います。生産国、特性、サービスの良し悪し、価格、性能・使いやすさ、最も重要なパン作りへの影響、良い商品を作るには良い機材が必要です。

ミキサーの選定:縦型とスパイラルではできる生地が異なります。スパイラルには基本的にセンター棒付きとそうで無い物の2種類あり、全く性格の異なる生地になります。作りたい商品の性格、品質を考えながらの選択が必要です。

一口にミキサーと言ってもメーカー別、構造別多種多様です。縦型ミキサーでもフックとボールのクリアランスの違い、フック形状の違いで出来上がる生地は異なります。生地の捏上温度も異なってきます。

オーブン:外装、、見た目ではわかりませんが、丁寧な作りのオーブンを購入しないと大変なことになります。蓄熱性、機密性、焼き床の熱伝導、ムラ等考察しなければならない箇所は多くあります。国産、外国産含めて提案できるオーブンは多くありません。

ドゥーコン:先ず冷蔵庫メーカーのドゥーコンでは苦労します。

冷蔵庫、冷凍庫:これも業務用専業メーカーでないとコンプレッサー容量が不足していたり、霜取り機能に不備があったり、ドゥーコン同様苦労します。
全て新品で揃える必要はありませんが、コンプレッサーの付いている冷凍庫、冷蔵庫、ドゥーコンは新品が良いでしょう。
中古オーブン、中古ミキサーはオーバーホールして出してくれる会社を選びたいですね。そのような会社は多くありません。

どうぞご注意を。





ダリア、昭和記念公園、古い300mm望遠レンズで、

何が本物?ベーカリー売上改善

2017-11-01 08:29:17 | Weblog



多摩川支流、秋川源流、

商品を選ぶ楽しみ。オーナーの意識、能力。
ここがポイントです。
お客様が店に来られ、店内を見渡して商品の種類、数、色、形を見ます。先ず視覚での確認です。ここでワクワク感を与えられれば滞留時間が長くなり、あれもこれもと手を出す機会が増えます。客単価も上がります。

商売の基本は客数を伸ばすこと。客数が増加していれば売上は伸びます。

売上を伸ばし、利益を伸ばし、従業員の雇用条件を改善し、株主に配当する、これが経営者の仕事です。実際の現場の仕事は従業員が行いますが、そして良い商品とサービスを提供します。
基本の方針を決め、それに取り組む体制を整える。働きやすく、従業員お声に耳を傾け、社内をまとめ上げる。

ところがお客様の求める商品が分からず、業界の動向も分からず、冷凍生地メーカーの提案するくだらない商品を受け入れせざるを得ない経営者であったら。

売上を伸ばせない経営者が辿る道は、経費の削減、ここに辿り着きます。経費を削り最終の数字を整えて、その年はごまかせても、翌年は更に厳しい要求を従業員にすることになります。これでは従業員の不満は高まり、サービスに影響が出ます。能力の無い経営者は去るべきです。

改善すべきは従業員でなく、先ず経営者です。こんな経営者が実に多い。コンサルの嘆き。