奈良散策 第1036弾
今日は十日えびす。テレビでは盛んに西宮神社のニュースを流しています。我が家では5日に、奈良市内にある南市恵毘須神社の五日えびすに行ってきました。南市恵毘須神社は近鉄奈良駅の南西にあり、東向商店街の途中から東に向かったところにある小さな神社です。この日は南市恵毘須神社と率川阿波神社の二か所に行こうと思っていたので、やすらぎの道に車を止めようと思ったのですが、満車。それで、猿沢池の近くにあるならまち駐車場に止めました。そこから南市恵毘須神社に向かって歩いていきました。
道がよく分からなかったので、うろうろしていたら、やっと初えびすののぼりが見えてきました。
そこを曲がると、熊手や福箕飾りを売っている露店が見えました。ここだなと思って行ってみると、実は、ここは出口で、入り口へはぐるっと回る必要がありました。
ぐるっと回ると、ガードマンが2人立っていました。
その角を曲がると、びっくりです。人の列ができていました。でも、とりあえず並ぶことにしました。
前の人と同じように手を伸ばして撮りました。それにしてもこんな小さな神社にすごい人です。
途中、南市町集会所があり、初えびすのポスターが貼ってありました。
一人一人がお参りしていくので、意外に時間がかかります。ようやく鳥居に近づいてきました。
鳥居のところから内部を撮った写真です。
右側には福笹が売られています。いろいろついて二千五百円。まあまあの値段ですね。
やっと順番が回ってきました。でも、お参りしているところは撮れないので、写真はありません。神社を出たところに、先ほど見た露店がありました。
もう一度、入り口付近を撮ってみました。やはりすごい人です。
入り口に南市恵毘須神社の由緒が書かれていました。南市は南都三市の一つで、鎌倉時代に開かれたそうです。三市は近鉄奈良駅の北西方向にある北市、駅のすぐ近くにある高天市(たかまいち)、それにこの南市で、いずれも町名に名を残しています。正月五日は初市にあたるので、それに合わせて祭礼が行われるようになり、五日えびすと呼ばれるようになったそうです。商店街のすぐ近くにある神社で、商売繁盛を祈願する祭礼なので、こんなに混んでいるのでしょう。
この後、率川神社の境内にある率川阿波神社にも行ってみることにしました。ここも五日えびすが行われています。途中の民家にあった猫です。遠くから見ると、本当の猫かと思いました。