奈良のむし探検

奈良に引っ越しました。これまでの「廊下のむし探検」に倣って「奈良のむし探検」としましたが、動物・植物なんでも調べます。

早朝の散歩 佐保川の虫

2024-04-23 17:45:26 | 奈良散策
奈良散策 第1135弾


4月13日早朝の散歩は佐保川土手で植物調査をしました。生えている植物の写真を片端から撮ったので、整理が大変。そのときに撮った虫と鳥を先に出すことにしました。この日は、小さな虫を撮るときに、望遠系のNIKON P950に1mのクローズアップレンズを取り付けて撮ったので、ちょっとぼやっとした感じになりました。







最初はベニシジミ





これはツバメシジミ。朝、7時ごろだったので、チョウはだいたいこんな感じで止まっていました。



佐保川の両岸には菜の花がいっぱいでした。



これはモンシロチョウ



それにモンキチョウ



鳥も撮ってみました。これはヒドリガモ



頭の色は少し薄いのですが、やはりヒドリガモでしょう。





マメ科にはテントウムシがたくさんいました。これはナナホシテントウ



これはナミテントウなのですが、この仲間は斑紋がいろいろなので片端から撮ってみました。「テントウムシハンドブック」によると、これは紅型。



二紋型。



斑紋のないのも紅型。



斑紋が少しあるのも紅型。



これは二紋型。



そして、四紋型。



これは斑紋が大きいので、移行型かな。



二紋型♀と紅型♂。相手を選ぶときに斑紋はあまり気にしないのかな。



これは二紋型♀と二紋型♀。



カメムシもいました。これはシロヘリクチブトカメムシ









朝早いせいか、ハチも葉の上でじっとしているのが多かったです。



皆、触角の長かったので、ミツバチ科のヒゲナガハナバチ属か、コヒゲナガハナバチ属の♂です。「日本産ハナバチ図鑑」によると、前者は5種、後者は1種載っています。とりあえず、翅の亜縁室の数を見ると、ある程度区別ができます。この写真では2個なので、ハイイロヒゲナガハナバチか、シロスジヒゲナガハナバチのどちらかになります。さらに、腹部の毛帯が完全なので、後者のシロスジヒゲナガハナバチだろうと思われます。







折角、止まっていてくれるので、もう少し写真を撮っておきました。


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