奈良のむし探検

奈良に引っ越しました。これまでの「廊下のむし探検」に倣って「奈良のむし探検」としましたが、動物・植物なんでも調べます。

「おぎの美術館」へ行く

2024-12-03 20:17:49 | 神社・寺・古墳など
奈良散策 第1357弾


11月13日に平城宮跡公園にある「おぎの美術館」に行きました。一昨年も行ったのですが、今年は美術館に行った後、平城宮跡資料館にも行ってみるつもりです。「おぎの美術館」は奈良女子大学生活環境学部住環境学科と平城宮跡管理センターの共催によるもので、2年前から始められました。もともとは外来植物により壊されていく奈良の原風景を守ろうというところから始まったようです。今年はグッドデザイン賞を受賞したとのことです。





駐車場に車を止めて、朱雀門の方に行ってみました。朱雀門の前は広い広場になっています。



これが朱雀門です。



扁額が古くなったので、昨年、クラウドファンディングを行い、集まったお金で今年の2月に扁額が新調されたようです。





朱雀門の横には小さな出入口がありますが、カラーコーンの代わりにこんな竹細工が置かれていました。ちょっと奈良っぽいですね。





朱雀門を過ぎるとすぐに「おぎの美術館」が見えてきます。



オギはススキと似ていますが、ススキが株になるのに対して、オギは地下茎で広がるので、こんな風に一面に生えています。



今年はほかにも2か所で美術館が開かれたので、ここが本館になっています。



入り口を入ったところに鏡がありました。それに朱雀門を写してみました。



オギで作られたトンネルです。「カヤネズミと共に」という題がついていました。





これは「うつろうおぎに包まれて」という題になっています。オギの影が映って屏風のようになっています。



これは「おぎは次なる姿へ」。



ここから朱雀門を見てみました。



「おぎの中の私を見つけて」と題して、オギの群落の中に生えている草が紹介されていました。



この美術館を作ることによって、外来種であるセイタカアワダチソウがだいぶ減ったようです。「姿を変えて共に暮らす」という題が付けられていました。



枠の中に朱雀門を入れてみました。





こんなトンネルが作られていました。



ここは「ちいさな住居のきもち」と題されています。





そして、「空を切り取る」と題してこんな台が置かれていました。





この台に寝転がって空を見てみました。気持ちのよい青空が見えました。



そして、出口です。