奈良散策 第151弾
7月14日の朝は小さなコンデジ1台だけを持って、佐保川土手を上流方向に歩き、途中で見つけたハス畑巡りをしました。
佐保川に着くまでに草地にセッカが止まったので撮りました。NIKON P950を持ってきたら、もう少しちゃんと撮れたと思うのですが、この日は筋肉痛のために小さなコンデジだけにして、もっぱら歩くことに主眼を置きました。セッカは上昇するときにはピッピッピッピッと鳴き、下降するときにはジャッジャッジャッと鳴いて、ある時に急降下をして、草地の草に止まります。従って、ずっと見ているとどこに降りたのかがすぐに分かるために撮影はしやすいです。
これはこの間も見たマルバハッカだと思います。
この辺りから佐保川土手で撮った写真です。これはママコノシリヌグイ。
途中、こんなお堂が建っていました。これは地蔵堂で、中には古いお地蔵さんがいっぱい入っています。説明板によると、この辺りは奈良時代、大和川の船着き場で、また、近くに奈良から飛鳥まで通じる下ツ道があり、交通の要衝でした。ここは矢田寺の地蔵参りの道の分岐点でもあり、この場所に行基が地蔵尊を造ったそうです。後に、昭和9年に佐保川大改修工事の際、旧堤防から大量のお地蔵さんが出土されたので、これを祭るために作られたのがこの地蔵堂だそうです。今建っている地蔵堂は平成18年に造られたものだそうです。
地蔵堂の周辺にはワルナスビがたくさん生えていました。
メマツヨイグサか、アレチマツヨイグサかというところなのですが、とりあえずメマツヨイグサということにしておきます。
これは花柄を見ました。翼や稜がないので、ヒルガオですね。
土手を歩いているとすぐ脇にハス畑がありました。
ハスの花は綺麗ですね。大和郡山では筒井レンコンが有名なので、あちこちにハス畑があるようです。
「帰化&外来植物950種」を見ると、花がツボ型で葉に鋸歯がほぼないのはアレチノギクだということで、それでしょう。
これはキンセンカかな。
先日、家の近くの田んぼにジャンボタニシを見つけたのですが、ハス畑の近くの田んぼにも卵がいっぱい産み付けられていました。だいぶ広がっているようです。
これは別の場所にあったハス畑で、こちらの方が大きな畑です。
ほかのところではだいたい白い花なのですがここではピンクの花と白い花が半々にありました。
だいぶ歩いたので、帰りは外堀緑地を通って帰りました。
クマゼミがうるさいように鳴いています。
最後は緑地内の水路にあったホテイアオイです。これも夏に花が咲くはずです。
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