奈良散策 第150弾
7月12日午前中に佐保川土手まで散歩に行きました。その時の写真です。
最初に見たのはこのマツヨイグサの仲間です。しおれた花が黄色いので、たぶん、メマツヨイか、アレチマツヨイ。この2種は区別が難しそうなので、とりあえずメマツヨイグサということにしておきます。
これはオオニシキソウ。
ヒルガオは「帰化&外来植物950種」に従って、花柄を見ることにしています。こんな風に稜があるのは、ヒルガオとコヒルガオの交雑種で、アイノコヒルガオと呼ぶようです。
これはマルカメムシなのですが、なぜか真っ白です。羽化したてだとこんなに白くなるのでしょうか。
これはショウリョウバッタの幼虫。
そして、これがマルカメムシ。
これはたぶん、アレチウリだと思うのですが、土手にはいっぱい生えています。佐保川土手はとにかく帰化植物の山です。
イチモンジセセリです。奈良に来てからイチモンジセセリはまったく見なかったのですが、最近はよく見かけます。イチモンジセセリもやっと普通種になりました。
これはヒメウラナミジャノメ。
そしてヤマトシジミ。
これはハッカの仲間です。ハッカについては、長田武正著、「日本帰化植物図鑑」に検索表が載っています。「花輪と花輪の間は離れている→花輪の下にある包葉は通常葉とほとんど同形で目立つ→葉は2~4対の低くて不明瞭な鋸歯があるか全縁、側脈は2~3対、がく口に密毛がある」という条件からメグサハッカになりました。
これはたぶん、植えてあった植物が逸脱してきたのだと思うのですが、名前が分かりません。シソ科のハーブの仲間かなと思うのですが・・・。
雑談1)ブログに出した生き物の写真のデータベースが昨日の分まで入力が終わったので、とりあえず、鳥だけ種別にブログに出した写真にリンクを張りました(こちらからどうぞ。種名をクリックすると写真が見られます)。奈良に来てから半年で71種。結構、増えましたね。これから植物や虫も同様のページを作ろうと思っています。
雑談2)この頃の暑さは尋常ではないですね。朝7時前に散歩に行くのですが、1時間ちょっと歩いただけで、もう汗だくだくです。今日は夕方にも散歩に出かけたのですが、じりじりと焼けるような暑さで、とてものんびりと写真を撮るような状況ではありません。折角、梅雨が明けたのに、なかなか写真の方は進みません。
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