奈良散策 第115弾
最近は梅雨といっても、晴れていることが多いので、6月6日の午前中にいつもの養魚池、ため池のコースを歩いてみました。この日はチョウ1種、トンボ1種が増えました。
最初はマンション近くの湿地帯で撮ったハラビロトンボです。
今日は何か面白いものはないかなと思って、きょろきょろしながら歩いていたら、ふと見ると、田んぼの中で何かぐるぐる回っていました。カブトエビです。これは珍しい。以前見たのはずいぶん昔のことです。でも、田んぼには普通にいるのかな。
ハハコグサが綺麗に咲いていたので、思わず撮りました。
タンポポにハチが来ていたので撮りました。たぶん、アカガネコハナバチかな。
これはトマトの花。
大和郡山は草がぼうぼうに生えた畑と養魚池しかないと思っていたら、一斉に草刈りが始まり、次いで、水が張られ、そして、一斉に田植えが始まりました。養魚池も水田も水が張られているので、見渡す限り水、水、水。水の景色が広がりました。
これは空き家になった玄関を塞ぐように生えていました。栽培種だろうと思ってネットで探したのですが、なかなか見つかりません。やっと「日本帰化植物写真図鑑第2巻」でそれらしい種を見つけました。ヤナギバルイラソウというメキシコ原産の多年草で、キツネノマゴ科だそうです。学名は、Ruellia treediana (R. brittoniana)。図鑑の葉がだいぶ細い感じがするのですが、説明文を読むと、「線形から披針形。葉脈は紫色、葉縁には鋸歯があり」と書かれているので、これもそうかなと思いました。
これはモンシロチョウのカップルです。
この間から飛翔中のトンボがなかなか撮れなかったので、ちょっと練習にと思ってヒバリを撮ってみました。今回はフォーカスをマニュアルにして、ファインダーで見ながら、フォーカスを調整するという方法を取ってみました。結果は、ズーム倍率を上げるとそもそも画面になかなか入らず、焦点を合わせる暇もなくあえなく失敗。もう少し練習をしてみます。
ため池の周囲にクズが生い茂っているのですが、ちょうど日陰になっているところにハグロトンボがいました。これでトンボは15種目。
その横にヒメジャノメも止まっていました。
さらにはキマダラセセリ。実は、大和郡山に来てからセセリはまだ1匹も見ていません。これが初めてです。でも、とにかく、チョウは23種目。
最後は斑紋がおかしいモンシロチョウと思って撮ったのですが、汚れているだけのようです。この日はまだまだ撮ったのですが、次回に回します。
雑談)昨日は午前中に来客があるというので、朝の散歩を行きませんでした。何となく運動不足なので、夕方4時過ぎにマンションから佐保川土手までジョギングをしました。すると土手の上をイタチがうろうろしています。カメラを持っていなかったので、残念ながらその横を通り過ぎました。そうしたら、今度は田んぼのところで、クサシギがぞろぞろ歩いています。たぶん、幼鳥を連れた行列。これも残念ながら見過ごしです。でも、ひょっとして夕方の方が撮影にはよいのかなと思って、今日は4時過ぎにカメラを持って、佐保川土手を歩いてみました。昨日、イタチがいたところをうろうろしたのですが、やはりいません。当たり前か。でも、代わりにチョウが3種増え、26種になりました。ヒメアカタテハ、ツバメシジミ、ヒカゲチョウ。どれも普通にいる種なのですが、いままで見たことがありませんでした。それに、イネ科を1株採集。花も1種撮影と、結構、収穫がありました。(追記2021/06/09:まだ検索をしていないのですが、イネ科はセイバンモロコシ、花はヨーロッパ原産のセイヨウヒキヨモギのようです)
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