奈良散策 第1142弾
4月19日に漢國神社の境内社林神社で開かれた饅頭祭に行った後、興福寺に向かって歩きました。
三条通を通り、途中の中谷堂で買ったつきたてのよもぎ餅を食べて、興福寺南円堂に登る階段の途中で左に折れてみました。ここからは南円堂の裏側が見えます。
正面には国宝の三重塔がありました。これまで南円堂には何度も来たことがあったのですが、こんなところに立派な三重塔があるとは知りませんでした。
後ろの住宅が写らないようにいろいろな角度から撮ってみました。
これは水煙です。
この日はナラノヤエザクラが満開でした。
これはアセビ。
さらに階段を登るとちょうど南円堂の裏側に出ます。
国宝の北円堂は柵の中でした。
戸帳(とちょう)の鹿の模様が可愛いですね。
国宝の五重塔は120年ぶりの保存修理工事に入り、令和13年までは姿が見えなくなってしまいます。
こちらは普通の八重桜です。
これで五重塔も見納めになるかもしれないので、もう一度写真を撮っておきました。
中金堂は平成30年に復元されたばかりだったので、これまで拝観したことがありませんでした。それで、一度、拝観してみることにしました。
中には廻廊の礎石が並んでいます。
かなり広い敷地です。
鴟尾はこんな形です。
これは中金堂を正面から見たところ。
中金堂の中には江戸時代に造られた木造釈迦如来坐像を中心に左側に重文の薬上菩薩、右側に同じく重文の薬王菩薩、その外側には国宝の木造四天王立像などが並んでいました。法相柱と言って法相宗の祖師の絵が描かれた柱もありました。
中金堂から外に出たところです。これから奈良公園を通って、県庁の展望台に行き、その後、漢國神社に戻りました。それは次回に回します。
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