電気が復旧して、電気のありがたみを感じています。
台風24号の影響はとても多かった私の住む地域。
私は旅行に出ていて、帰国できるのかどうか、できたとしても着陸できるのかどうかが
わかりませんでした。
というのも、私たちは1日の朝にセントレアに到着する予定でしたから、
お天気的には大丈夫かなと思っていたのです。
ですが、前日のフライトはキャンセルされて多くの方が帰国便のキャンセル待ちをしていて、
私たちの乗った便も満員状態。
出発の時点でセントレアは封鎖されていて、着陸予定時間には開くという話でしたけど、
ホントかな?という不安もありました。
実際には無事に着陸できましたが、その後、乗る予定のバスが14時まで動かないと言われて、
悩みました。
普通に考えたら新幹線を使えばいいのだけど、今回に限って自宅近くから乗らず、
車を止めて置けるバス停を利用してしまったのです・・・。
さて、どうやってそのバス停まで行こうか・・・。
とりあえず在来線は動いてなかったけど、新幹線は動いていたので最寄り駅までは帰れました。
そこから、旦那さんがバス停まで路線バスで移動。
ただ、ここは地方で、バスの本数は1時間に1本らしく、少し歩くという停留所まで行き、
そこから少しではなく2キロばかし歩いて駐車場に到着したそうです。
車は無事でしたが、信号が止まっていてとても危険な状況だったそう。
そんな中、コンビニやお店など回ってくれて食料を調達してくれました。
でも、どこに行っても物は少なくて、買えたものはパンくらいしかありませんでした。
それでも、買えたことはラッキーでして、疲れている中、探してくれた旦那さんには
感謝です。
私はタクシーでスーツケースを2つ持ち帰宅。
同じマンションの1階に住む友人に連絡していたので、友人の家に立ち寄り状況を聞き、
重たい方のスーツケースを預かってもらいました。
エレベーターが動かないので私はスーツケースを担いで階段をのぼります。
うちは結構上なのでとてもしんどかったです。
自宅にはななと母がいて、前日からメールで「停電している」と聞いていました。
停電する前に懐中電灯の場所を聞かれて、見つけていてよかったです。
母が言うには、窓はガタガタいうし、建物は揺れるし、横になると地響きのような
ものが聞こえてきたそうでとても怖かったそうです。
ベランダで何か物音がしたようですが、朝になってみると、物干し竿が落ちてベランダの溝に
転がっていたと。
竿は危ないので下げておいてもらったのですが、下げたものが平行になっていて、竿も落ちたらしいです。
その竿には塩がたくさんついていました。
その風は日付が変わるころには止んだそうです。
ですが、停電は朝になっても復旧せず、母はわが家にあるお水を探し回ったそうですが、
私、非常時の買い置きはしておらず、2ℓが1本と500㎖が数本ある程度。
さあ、お水どうするか。
とりあえず娘の帰宅を待つことにしたそうです。
私は、スーツケースを預ける友人が、近所の一軒家に住むご友人のおうちで水が出るから、
届けると言ってくれたのでお言葉に甘えました。
ただ、階段移動なので帰ったら取りに行くと伝えたのに、3ℓは持って届けてくれていました。
ホントに申し訳なかったです。
友人には感謝しかありません。
私が帰ると管理人さんが庭木の水まき用の水道が飲み水で使えると教えてくれたので、
とりあえず安心しました。
スーツケースを持ってうちに着くとななが駆け寄ってきました。
3日目くらいから玄関で待つようになったと。
台風で怖い思いをしたし、ななにも母にも申し訳なかったです。
水を取りに母と1階に降りると今まで会ったことのない方や話したことがない方と
挨拶をし、「大変だよね、早くつくといいね」などの会話が生まれました。
階段も広いわけではないので、譲り合って。
「マンションはこういう時に困るね」という声も多く聞こえました。
うちの他にも周りにマンションがあって、そちらも階段を昇り降りしていて
大変な思いをされていました。
私たちもですが、みんな頑張っていましたよ、すごく。
うちはIHコンロなのでカセットコンロを出してきて、お湯を沸かしていつ買ったかわからない
カップ麺を食べてその日は終了。
懐中電灯は大活躍するし、それ以上の活躍をしたのがこちら。
結婚式のキャンドルです。
ろうそくもうちにはなくて、何かないか?と考えたら思い出したんです。
かなりこちらはいい仕事してくれましたよ。
持っていてよかったです。
疲れもあったし、この日は早く寝ました。