旅行から帰って、停電から復旧してまもなく実家に帰ったのは、父の法事のためでした。
早いもので三回忌なんですよ。
父の実家にお墓はあるのですが、父はそこに入らないと妹弟に宣言していたらしく、
「死んだら好きにしていい」ということのようです。
家族は一切聞いていませんでしたけど。
でも、そのおかげで家族で好きなように決められたので、母は納骨堂に決めました。
いくつか候補がある中から一番最初にいいなと思ったところに決めて、三回忌と同時に納骨ということに。
当日は乗る予定の電車のダイヤが乱れていて、必ず時間に間に合う路線をいくつか頭に入れて、
出発。
この日はものすごく暑くて、歩いていて汗が流れるほど。
なのに忘れ物に気づき、戻ったりしたけど時間には間に合いました。
参列者は母、兄、私、父の妹と弟。
父の妹弟は、地方に住んでいるから納骨堂というものが身近にないだけに、
ちょっとなあという顔をしていましたけど、うちはこれでいいんです。
父は子供が後々大変な思いをするであろう、お墓を望まなかったのですから。
法事の後は近くの和食屋さんでお食事。
法事のためのお料理というわけではないのですが、叔父叔母も法事用と思うほどのお料理でした。
おいしいし、質素なようで豪華なランチでした。
無事に終わってどっと疲れがでて、帰ってからは動けませんでした。
お腹もいっぱいだから夜も食べずに。
とにかく無事に終わってホッとしました。