お伊勢参りを終えた私たちは、おはらい町をプラプラ。
たくさんのお土産屋さんや甘味処に目を奪われながら、おはらい町の中ほどにある「おかげ横丁」までやってきました。
招き猫がお出迎えしてくれるおかげ横丁は、伊勢が最も賑わった江戸末期から明治初期をテーマに、伊勢路の代表的な建築物を移築、再現した町です。
お迎えしてくれるのは、招き猫だけではなく、大黒様、福助さんもいるようですが、気づきませんでした。
私たちは、おかげ横丁のはずれにある、「五十鈴茶屋」さんの前で足が止まりました。
なぜか・・・それはお店の前に飾ってあったわらびもちに旦那さんが惚れちゃったんですよ
スイーツ部員の旦那さん、洋菓子は当然ですが和菓子も大好き。その中でもわらびもちがとにかく好きなんです。だから、足が止まるのもわかります。そして私はこちらのお店の和三盆ロールに目がいってしまいました。
お店に入ると、わらびもちや和三盆ロール以外にもとってもおいしそうな和菓子が並んでいました。見ているだけでも楽しくなっちゃうほど。
旦那さんは迷わずわらびもちと冷たい抹茶のセットを。私は和三盆ロールのつもりでしたが、黒糖と黒豆のロールケーキと温かい抹茶のセットにしました。
お茶はこのほか、冷たい麦茶も可能です。
店内にはテーブル席がいくつか見えました。こちらに案内されると思いきや店員さんが「お座敷のご案内でよろしいですか?」と聞いてきたのでお任せすると、案内されたのはこんなお部屋でした。
ここからはこんな素敵なお庭に、五十鈴川を見ることができます。
私がトイレに行っているほんの数分の間に運ばれてきたスイーツがこちら。
旦那さんオーダーのわらびもちに冷たい抹茶。抹茶には氷が浮いています。
冷たい抹茶は初めていただきました。氷を入れるので薄まる事を考えてかなり濃い味です。ほんのり甘いこちらのわらびもちには、少し濃いかもしれません。
こちらは私がオーダーした黒糖と黒豆のくるり(この名前が正式なお名前だそうです)
このくるりは米粉のスポンジで黒糖餡を練りこんだ生クリームを巻き上げたロールケーキ。スポンジはふわっふわで、クリームはお上品な甘さ。和のお菓子だけど、和菓子っぽくなく、洋菓子と言われるとちょっと違う、黒糖の香りがふわっと感じるロールケーキでした。
この後、ほうじ茶のサービスもありましたよ。もう少し何か飲みたいなあと思っていたところに持ってきていただいたので、とてもありがたくおいしくいただきました。
お菓子をいただいている間、お庭を歩くお客様がいました。店員さんに聞いてみると、お隣の赤福本店からのお客様だと
繋がっているのね~なんて話をしていると、このお店は赤福と同じ系列とのこと(^_^;)な~んだそうなのね、それならそうと言ってよ~!!(聞いたからって何か変わるわけじゃないけど・・・)
赤福本店と繋がっているこちらの五十鈴茶屋、店員さんもとても親切で丁寧な対応。商品の説明もしっかりしてくれますし、私たちがいる間、いらっしゃったお客様は1組。同じお座敷になるかと思いきや、もう1つあるお座敷に通していました。なるべく重ならないようにしてくれる気遣いもありがたかったです。
また機会があれば寄りたいお店でした。
この後さらに歩いていると「豆腐庵山中」というお店をのぞいてみました。こちらは卯の花ドーナツや豆腐ソフトクリームのお店。かなり暑かったので旦那さんと豆腐ソフトクリームを半分ずつ食べました。
このお豆腐ソフトは、通常サイズと子供サイズがあって、子供サイズにしたのですが2人で食べても十分な量でした。非常に溶けやすいので、歩きながら食べるのは危険です。歩き疲れてもいたので座っていただきました。
色はお豆腐なので真っ白。普通のソフトクリームとあまり変わらないので写真は撮りませんでした。
お味は、お豆腐ですさっぱりして豆腐の味がしっかりして私好み♪難点は、すぐ溶けてなくなっちゃうこと!もっと味わいたいな~と思っても溶けちゃうから結構急いで食べちゃった。おいしいかったけど旦那さんはこってりの普通のバニラが食べたかったみたいで、ちょっと申し訳なかったなあ。
この後、この日宿泊する「リゾートイン・二見」へ移動。こちらのホテルは目の前が海で見晴らし抜群!おまけに予約不要の貸しきり風呂が5つあるホテル。それなのに料金2人で8000円!お得でした。
夕飯を18時に予約していたのですが、まだ時間があったので空いていた貸切風呂でゆっくりして、予約したお店へ向かいました。
この日予約したのは「虎丸」さんという地魚をおいしく調理してくれるという居酒屋。
築100年以上の石の蔵を改造したお店。入り口はこの路地の真ん中にあります。
中に入るとこの日のお勧めが手書きで書かれています。
こちらのお店、その日に良いお魚が手に入らなければ営業しないと言うお魚にこだわったお店。なので、お魚料理がたくさんありました。でも、数に限りがあるので、なくなり次第、このメニューに×を書いていくそうです。
オーダーする時には、各テーブルに置いてある紙にオーダーしたいものを書いて渡します。文字を書くのはかなり久しぶりなのでちょっと緊張しちゃいました。
私たちがオーダーしたのは、お刺身盛り合わせ。
右上が何か忘れてしまったのですが、その下からメバル・グレ・サバ・マグロ。真ん中はアナゴです。アナゴとサバ、お刺身では初めていただきました
サバはかなり抵抗があったのですが、おいしくてビックリしちゃいました。
こちらはお刺身が重なってしまったのですが虎丸サラダ(だったと思う)。
お刺身はやっぱり新鮮でおいしかったです。洋風ドレッシングとも合うのよね~お刺身って♪
とある方に「あなたはあまり生ものは食べない方がいいわよ」と言われたのですが、この日ばかりはその言葉を忘れさせていただきました
次はカニコロッケ・時鮭
時鮭は、春から夏にかけて獲れる若い鮭。この日のお勧めの品でしたので白いご飯とともにいただきました。う~んおいしい
カニコロッケは口コミでも評判だったのでオーダーしてみました。おいしいけど、カニがよく分からなかった・・・。これじゃないのかなあ、口コミで評判だったコロッケって?揚げ具合とかすごくおいしいんだけどカニって名前に入っていたわりにわからなかったのが残念でした。
まだ食べますよ~。アナゴの白焼きです。
白いご飯が進んじゃう~ヤバイ~そんなおいしさです。フワフワに蒸されていて、この甘めのたれがよく合っています。
最後はアサリの酒蒸し。
アサリ、結構大きいし量も思ったより多くてビックリ!
こちらのお店の一番よかったところは、店内禁煙だというところ。タバコが吸いたかったら外に出なくてはなりません。
バンコクは建物の中、お店の中、公共の場所は全て禁煙。それが当たり前だったし、タバコを吸わない私たちにとってはありがたい国だったタイ。でも日本に帰国したらバンコクのようにはいきません。帰国してから何度も嫌な思いをしていた私たち。飲食店の禁煙って私たちにとって、とっても重要なので、このお店は大正解でした。
それと、こちらのお店お皿にもこだわっていて、使われているお皿は鼠志乃という美濃焼の一種のお皿や、伊賀焼などが使われているそうです。おいしいお料理だけでなく、お皿1つを見ても楽しめます。
伊勢で新鮮なお魚を食べたくなったら、こちらのお店お勧めです
この後、ホテルで貸切風呂に入って早々に寝た私たち。明日は鳥羽へ向かいます。
お抹茶、好きだけど何にも考えたことありませんでした。
こういう機会でもないとお抹茶をいただくことはないのですが、次にいただくときはもう少し大事にいただきたいと思います。
勉強になりました。
一般的にお抹茶、といわれるもの。
でも、本来、お茶の主役はお濃い茶です。
茶事のすべてが、一椀の濃茶をおいしくいただくための
プロローグでありクーリングダウンなのです。
ただ、濃くて甘いので私は苦手(><)
どろどろしてて、お茶碗も口のまわりも
みどりになっちゃうのも、ちょっとね・・・(^~^;)
で、氷を入れて点てるので、氷点て
とも言う、冷たいお薄は、夏のお点前です。
平たいお茶碗ですずやかにいただく一椀には
独特の涼感があっていいものですね。
赤福はそうですね、いろいろありましたね~。それから復活されたようですが、あの提供スタイルも一緒に改善したら?と思いました(支店ですが、五十鈴茶屋がよかっただけに残念でした)。
抹茶のこと「お薄」と言うのですね?知りませんでした勉強になります。
抹茶は温かいものしか知らないです。高校で作動の授業がありましたが、そのときも温かいものだけで、冷たいものは出たことも聞いたこともありませんでした。
海の近くってホントにいいですね~。私たちは海がホントに好きみたいで、旅行先の候補に山方面が出ても知らないうちに却下しちゃってるんです
久しぶりに伺ったら、旅行記が始まってました。
お伊勢さんには、数年前に孫の七五三でお参りしましたよ。
回ったコースもほぼ同じだと思います。
赤福は本店で頂きました。この後、確か賞味期限の改ざん問題で、しばらく休業していましたね。
冷たいお薄は、初めてでしたか?
私の祖母は松江の出身ですが、この地方は
松平の城下町だった事もあり、茶道がとても
生活に密着していて、お茶というとお薄でした。ですから夏には冷たいお薄を入れてくれましたよ。
海の近くはお魚が新鮮でおいしいですよね。
続きを楽しみにしています。