昨日は、十数年ぶりに、地元から一番近いライヴハウスに行ってきました。
田舎なので、田んぼの中にポツンと建っているようなハコで、全体的にこぢんまりとしています。
私が、初めてライヴハウスというものに行った場所です。当時は「スタークラブ」や「ラフィンノーズ」などパンクが主流で、高校生がコピーしていて、オリジナルを演るバンドは、いなかったように記憶しています。
内輪で楽しむ感じで、バンドがチェンジしても同じコピー曲を演奏したり、ベースを弾く人がいないからと、1人で2バンド掛け持ちして、出ずっぱりなんて当たり前。客席では必ず人が暴れていました。
そんな雰囲気に、中学生だった私は憧れと興奮で、夢中になりました。大きな音を、体で感じる新鮮さや、革ジャンの匂いは、今でもライヴハウスに行くと「コレコレ」って感じで、蘇ります。
昨日はまさに、その場所だったので、店の内装もほとんど当時と変わっておらず、とても嬉しかったです。
観に行ったのは、もと「サッドマイル」のベース、鷲見くんが、サポートで参加した地元のバンドでした。「今日はメロコアだから」と、聞いていましたが、予想以上にメロディアスで、コアな部分がなかなか見えてこないなあと、1曲目から戸惑い気味でした。途中、「サッドマイル」を思い出させるような、音の羅列、空間を感じさせる、トランスっぽい曲もありました。
ラストのノリのいい曲が、一番私好みでした。
ライヴハウスの経営者が、変わったと聞きましたが、そのせいでしょうか?ライティングがイマイチでした。肉眼で見ても、写真のようにスモークがかかったような見づらさで、しかもベースの音が異常に大きく、ギターが聞こえづらい。
次のバンドにチェンジしたら、ハウリ始めちゃって、スタッフさん大忙しでした。
スタートが5時半だったので、終わるのも、とても早い時間でした。
家に帰って、「仁」の最終回を観ることができましたありがとう、地元!