職種を変えると、新たな世界が広がり、
とても新鮮で楽しい。
今はカフェオープンに向けて、ケーキを試食してもらったり
ほかの店へ勉強のために赴いたりしています。
コーヒーはオリジナルでブレンドしてもらえるメーカーさんが決まったのですが、
紅茶がまだ決まらない。
当たり前のものは出したくないということで、
専門店のサロンへ行きました。
そこは昭和初期頃のお屋敷をそのままお店にしたところで、
庭もとても広く、茶室もあり、手入れなど莫大な維持費がかかっているのだろうと
思えるところでした。しかも、看板を掲げていないので、知らない人からは
ただの旧家にしか見えません。完全予約制で、少人数しか受け入れられないようでした。
フランス人が調合して、直輸入したというお茶6種類から選べるようになっており、
そのお茶に合わせた個性的なケーキを出してくれました。
私が選んだのは、薔薇、いちご、ラベンダー、はちみつがブレンドされた紅茶。
香りはあまーいのに、味は甘みがなく、まさにストレートな紅茶。ポットに入って出てきました。
ケーキはバルサミコ酢を使ったいちごタルトを出してくれました。
一緒に行った人が飲んでいたほかの紅茶も、少しずつ頂きました。
ルイボスティーは薬効が期待されるお茶で、
やはり薬のような香りが第一印象でした。
ほかにも、香水か?と思えるほどの鼻に刺さる香りの
紅茶でも、飲んでみるとまろやかなお茶だったりして、
そのギャップに面食らいました(+_+)
今まで紅茶は、安いダージリンなどを番茶や麦茶と変わらない
感覚で飲んでいたのですが、
もっと香りを楽しむものだったのですね(・。・;
そうは言っても、あまり香りのきついものは
苦手という人のほうが多いと思うので、なるべく
受け入れられやすい種類を2,3種類取り扱うことになりました。