正月早々、同窓会がありました。
中学の学年全体になるので、幹事は毎回大変そうです。
今年はカレンダーの都合で、仕事始めが早い人が多いので、欠席者が目立ちました。
会場はスカスカでなんだかさびしい限り。でも、一番はしゃいだ年代を一緒に過ごした仲間と顔を合わせると、当時のノリに戻ってしまい、再びおおはしゃぎ。大人になり、少しはおしとやかに。なんて最初は思っていたのに、全然だめでした。肩を組んだり、蹴りを入れたり、完全に子供です(-"-)
今回は先生も来てくださり、当時の思い出話、現在の話が尽きません。一人の先生に至っては、現在娘が通っている小学校に勤務していて、学校行事で顔を合わせると、私は親の顔ではなく、生徒の顔になってしまいます。「わーい、先生元気ぃ?」なんて手を振ったりして。
珍しく、当時いじめをしていた女の子も来ました。3人で固まって、群れるように会場に入り、話しかける子は少なく、氷の壁があるようでした。やってしまったことは何年たっても消えません。大人になればこの上なく恥ずかしい事実となって、思わぬところで報いを受けたりするものです。
それとは対照的に、いじめられていた子も一人で来ていました。別の子にいじめられていましたが、いじめてなくても、なんとなくみんな相手にしなくて、疎外されたポジションに3年間居たのに、話しかければハキハキと愛想よく話してくれて、とっても感じが良かったです。昔のこととはいえ、今でもフラッシュバックを起こしたりして、苦しむ子が少なくないのに、彼女の心の持ちようは、会場に来た同級生を感心させました。「あの子すごいよね。」「なんか嬉しいね」と、男性も女性も、自分の過去を振り返り、ほっとしてるようでもありました。私も、前回の同窓会では、彼女に話しかけることができなかったけど、今回は思い切って話すことができて、やっぱりほっとしました。