6年ほど前の話。季節はちょうど今ぐらいだったと思います。
家を新築して、3年が経ちました。
娘は保育園に通っていたので、毎朝バス乗り場まで歩いて送って行きました。
ある朝家に戻ると、信じられない事に、家の軒下に長ーい黒光りするヘビがいたのです。
私は、30メートル離れた場所からその存在に気づいたので
怖くて怖くて近づいて見ることもできず、「2mはありそう」と
鳥肌をたてながら、もと来た道を戻り、家の反対の門から中に入るために
近所の道をぐるりとまわって玄関にたどり着きました。
そのときにはへびはいなくなっていたのですが、
それから3日後。
子供をバス乗り場まで送って家に戻り、布団を押し入れにしまっていました。
すると、足元で見慣れない塊が動いているのです
そのちいさなかたまりをよーく見ると、
なんと、綿ぼこりを体中にくっつけた毛も生えていないねずみの赤ちゃんだったのです\(◎o◎)/
「お母さんねずみがおるー(-“-)」
と母を呼んでも簡単には信じてもらえず、現物を見てもらってようやく納得してもらいました。
しかも、押し入れの奥からかすかに「キーキー」と声が聞こえるではありませんか
「お母さん押し入れにもねずみがおるー」
と言っても何も聞こえないと言われる。
「そんなバカな」と、母が押し入れの中身を少しずつ出していくと、
ほうら、いたいた。私はオオカミ少年ではないでしょ。
綿とか、段ボールとか、ビニールとかを細かくした、もさもさの中に5匹ほど
産まれたばかりのねずみがいたのです。
想像するに、押し入れの中で出産したねずみは、そこが静かな場所ではなかったことにあわてて、1匹だけでも連れて逃げようとしたけど結局それもできずに
畳の上に放置して自分だけ逃げてしまったということかな。
私は自分の足元を逃げ去るネズミに気づかなかったらしい。布団持ってたしね。
きっとヘビはにおいをかぎつけてねずみを?みに来たと思う(;一_一)
その子ネズミたちは、そっとティッシュでつまみとられ、袋に入れられて
ゴミ収集車の中へと消えて行きました。
しかし、家を新築した途端ゴキブリとか、ねずみとか、へびとかに
出くわすなんて<(`^´)>建てなおす前の古い家のときは
ゴキブリは出たことがなかったので、私は成人するまでゴキブリの怖さを知りませんでした。
しかし、1度だけヘビが家の中を這っていたことはあったなぁ(+_+)
あれは怖かった。