2007年8月8日(水) NHKニュース7
- 7年ぶりの南北首脳会談
- 自民党 相次ぐ会合 賛否
- ガソリン最高値更新 145.1円/L
- 北京オリンピック開幕1年前のリハーサル 大気汚染と食品の安全
- 悪質エステ”ヴィーナス”業務停止
- 大相撲巡業 北海道夕張
- 夏の甲子園開幕
- ボンズ 大リーグホームラン新記録 756号
- 連続テレビ小説「瞳」(2008年4月~) 主人公に榮倉奈々
2007年8月8日(水) NHKニュース7
公園で寝ていた男性に火を付けたとして、警視庁少年事件課と赤羽署は六日、殺人未遂の疑いで、東京都北区に住む高校生やタイル工ら十七歳から十五歳の少年五人を逮捕した、と発表した。少年たちは公園でホームレスの襲撃を繰り返していたとみられ、主犯格の少年は「ホームレスはごみ。犬や猫と一緒。いきていようが、死んでしまおうが気にしない」「反撃してくるのが面白かった」などと供述。同課などは余罪があるとみて追及している。
調べでは、少年らは五月十三日午後十一時五十五分ごろ、北区赤羽南一の赤羽公園で、ベンチに寝ていた清掃作業員の男性(52)の体に、ライター用オイルを詰めたビニール袋を置き、ライターで火を付け、全身に大やけどを負わせた疑い。五人とも容疑を認めている。
被害者は公園の噴水に飛び込み一命は取り留めたが、依然、危険な状態が続いているという。
少年らは遊び仲間で、同月十一日未明から十三日未明にかけて、ホームレス二人の寝袋に火を付けたり、一升びんを投げつけたりしていたと供述。その後、主犯格のタイル工の少年(17)が「ごみを掃除するぞ」などと言い、ベンチで寝ていた男性をホームレスと勘違いして火を付けたという。
この少年たちは私自身だ。
ホームレス=乞食=社会に不必要な者=排除すべき者
私もそう考えていた。
「仕事をすればいいじゃないか」
弱者の立場を知らない子供の思考私はなぜ、この少年たちのように行動を起こさなかったのか。
後をつけられて家を知られるのが怖い。奴らはいくらでも時間があるから、その気になればすぐに見つかってしまうだろう。一回殴っただけでも家に火をつけられるかもしれない。
怖かったからだ。少年たちが後先考えずに攻撃に出たのも、怖かったからじゃないだろうか。
社会は彼らを恐れるべき者として、忌み嫌うべき者として教えてはいないか?
なぜ、ホームレスと言われる人たちが存在するのか。
サンカとは、とは、その教育が不足しているのだ。外国人研修制度を上手く利用しようとする前に、ホームレスの自立支援をしてはどうだろうか。
都会で高速道路下の毎週のような炊き出しは、彼らに楽をさせるだけであり、自立の妨げになっているようにも感じる。施しではなく、きちんとした支援を考えられないだろうか。
ちなみに、少年たちへの罰としては
- 公園などの掃除(毎週日曜、半年間)
- ホームレスとの対話レポート10本
こんなものでどうだろうか。