「1Q84 BOOK1〈4月ー6月〉」村上春樹 2009新潮社
ふかえりの『空気さなぎ』を書き直し、
天吾が自分の中に見つけた二つの月の世界
そこに入り込んでいる(?)青豆♀~仕置き人
カルト宗教
リトル・ピープル
なんだ、こいつら。
で、
読み続けてしまう。
面白いかどうか。わからない。
でも、気になる。
世界の仕組みと何が起こるのか。
環と青豆のいたずらはね、「けいおん」のメンバーの組み合わせで想像してしまった。ああ、バカだ。
いじめ・・は、まあいいや
NHK集金・・・も、まあいいや
青豆!殺しのテクニックが無用心で、ちょっとご都合主義的だな。プロとしてはまだ甘いという事を表現しているのかも(?)21章であゆみ(婦警)に調べもの(『さきがけ』少女レイプ)を頼むあたりも無用心すぎるよね。
( ゜д゜)ハッ!ご都合主義・・・青豆は天吾の創作の中の登場人物という前振りか?
青豆!月が二つで驚いたよね。警察の拳銃はそれが代わるきっかけの事件を調べたよね。だけど、月の方は調べないよね。なんでだ?(青豆が)思いつかなかったのか。科学雑誌とか、天文系の本とか調べてみるべきだよね。拳銃以上にすごいことじゃないか。もうどちらでもいいって気分だったのか。作者が『柳屋敷』の老婦人とのやり取りを書きたかったからだな。
月のこともあゆみ(婦警)に訊けばいいのに。「私ちょっとおかしいの」って言えばあゆみちゃんは大喜びだよ。
天吾!おまい・・・『空気さなぎ』とか『さきがけ』とかわかっていながら、ふかえりにギリヤーク人の話をするか?わざとやっているのか。何と言うサディスティン!まあ、ふかえりは喜んでいるようで何よりだ。