「原発崩壊 誰も想定したくないその日」明石昇二郎 2007金曜日
2007年07月16日新潟県中越沖地震、柏崎刈羽原発
『原子力災害対策本部』と現地オフサイトセンター機能せず。
安倍総理(も)、事態がわからぬままヘリコプターで現地へ乗り込む。
IAEA『原子力事故援助条約』
原子力安全・保安院は審査の責任を専門家へ転嫁。
免責のための『想定外』という言葉。
誰も責任を取らない原子力事故。
入れ替わる情報。(電力会社広報)
小さく見せるために『事故』を『事象』と表現。
審査をする側と受ける側が同じ人間。
建設コスト削減のための『過小評価』
審査が誤っていたと認めながら『審査のやり直し』をしない原子力安全委員会
審査に問題があって安全が確認できないのに、運転を続ける原発
一度建ててしまった原発を止める項目はどの指針にもない。
『社団法人日本電気協会』
著者は衣笠善博東工大教授が大嫌いらしい。教授職を「研究で実績がないくせに、都合のいいデータを出す便利な人間であることによって手に入れた」的な書き方をしている。ああ、そうなのか、悪者なのか、そうなのか。
衣笠氏の出した断層のデータは、それ以前に出版されている断層資料よりも甘く見積もったものだった。すでに犯罪である。なぜ裁かれないのか。
「きっと国が助けてくれるだろう」は的外れ。
浜岡原発
「想定震源域の見直し」は?
2005年耐震補強工事開始
『超(スーパー)・東海地震』説~更なる補強が必要か、やるのか?
シミュレーション(福島原発など比較にならない結果に)
2011年05月06日菅総理、停止要請 安全性の不足を認める!
SPEEDIの存在もこの段階で触れている。今回の福岡第一原発事故での公表の遅さはやはり異常だ。シミュレーションの中で、政府は捏造情報を出そうとするが、他からの情報(NGO原子力資料情報室)によってそれができなくなっていくという件があるが、まさにそういったことが行われていたと疑いたくなる。
原発はロシアンルーレット
『原発震災前夜』
「スリーマイル、チェルノブイリに続き、「ハマオカ」が世界の共通語にならないとは、誰にもいえない」
(『ハマオカ』ではなく、『フクシマ』が世界共通語になってしまいました)
現在(2011年05月06日)のほほんとしている関係者に、きちんと責任を取らせることはできるのだろうか。過去まで遡って。
NHKスペシャル「チェルノブイリ原発事故・終わりなき人体汚染」1996(事故から10年)
NHKスペシャル「汚された大地で~チェルノブイリ20年後の真実~」2006
NHKスペシャル「想定外の揺れが原発を襲った~柏崎刈羽からの報告~」2007