食品安全委員会さんがパブリックコメントを求めているそうなので見てみました。
結果は「生涯100ミリシーベルトで」というまあ、それなりに納得の数字を出していますが、
が、全体を読んでいると「安全側に立っているんだからね」「500ミリシーベルトだって平気だよ」「よくわかってないんだもん」
なんだかな・・・
基準値を上げたがっているのを感じずにはいられません。(許さんぞ
「基準値の見直しとかするのは厚生労働省だからね」と食品安全委員会は責任を押し付けます。(※この案は放射性物質の食品健康影響評価に関するワーキンググループが作って、内閣府食品安全委員会事務局評価課が募集したパブリックコメントを検討して食品安全委員会に提出するんだそうです。ややこしや)でも、基準を緩める根拠に悪用されるような資料も付けます。たぶん、もっと違う資料がいっぱいあるのに、基準を緩めるのに都合のいい資料を集めた(渡された)んでしょう。もうね、「検討はちゃんとしました」と言うアリバイ作りですね。どうなるのかを監視しなければなりません。
計算例をわざわざありがとうございます。
成人の食事は一日1.4~1.7kgですかね。そして20歳なら2.0kgは食べますね。
そして飲料も2.0kgくらいかな。飲料は200Bq/kgとします。
一年は365日ですね。
(500×2.0+200×2.0)×0.000013×365日=6.643mSv/年
(※50年後までの内部被ばく線量の合計が一年で6.643mSv、15年あまりで100mSvに到達ですね。おめでとうございます)
おまけにセシウム134の影響だって10年くらいは余裕で残りますよ。(おそらく合わせると10年で100mSv到達になるでしょう)
あと、ストロンチウムについてはセシウムの中に計算を入れてしまっているんでしたね。ああ、おそろしい。
矮小化しようとして逆に自分たちの出した数字の正当性を崩すというのはどういうわけだ?
何かここを突っ込んだら罠が仕掛けてあるのか?
もしかしたら、上から圧力を受けながらも担当者は暫定基準値を5分の1~10分の1くらいに下げたいと思っているのか?もしかしたら、そのために突っ込みどころを用意しているのか?もしかしたら、よく読めばもっと思いっきり突っ込めるような仕掛けもしてあるのか?