きょくたN日常事態宣言

パンデミック
ずっと自宅待機
でも手洗いうがいマスク換気

「バラカ」桐野夏生

2016年04月29日 11時11分11秒 | 読書とか

「バラカ」桐野夏生 2016集英社
『小説すばる』2011年8月号~2016年5月号、加筆修正

「男vs女」はやがて「原発推進vs原発反対」へ
この日本では福島第一原発の1~4号機がすべて爆発、80㎞圏の避難と首都移転。大阪オリンピック。

 

ドバイで子供を買ってきたが自分が妊娠すると、懐かないバラカを疎んじる。そんな女は悪魔のような男にだまされた挙句に津波に飲まれる。
バラカは人の手を転々と渡り、利用され。
バラカ(ミカ)の父親は妻と子供を探し続け~

で、幼いバラカが口にした『マンイ』って結局何だったんだろう?

バラカは甲状腺全摘出と副甲状腺も切除、手術後も(生涯?)薬を飲み続けなければならない。

 

この本は「ボラード病」と並べて置きたい。

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 20160428 | トップ | 20160429 »

コメントを投稿

読書とか」カテゴリの最新記事