2010年12月14日（火） ＮＨＫニュース7
2010年12月13日（月） ＮＨＫニュース7
菅総理「これまでは仮免許だった」って！
1億2千万人の乗車した大型交通機関を、仮免許で運転していたのか！？
まっすぐ歩けないほどの飲酒運転は、ああ、運転していたのは仙石さんか。
でも、飲酒運転に同乗していたんだよね。
免許取り消しで、取得期間制限がかかるべきだよね。
それって、わかるよね。
解散総選挙だよ。
みんなの党の支持率が思うほど上がらない。（今年7月には8.6％あった）
その理由は民主党の政権運営を見て、「官僚を敵視するのは得策ではない」という国民認識ができてしまったためでしょう。だって、国のために優秀な人間を集めたはずの国家公務員、官僚ですから、それを上手く使いこなすことこそ国益なのです。だから、無駄遣いはなくすべきでしょうが彼らの給料は高くてもいいのです。
そうなるとみんなの党の姿勢を見たときに、国民は不安になるのです。みんなの党が官僚と対立姿勢をとるなら、それは民主党の失政の繰り返しにしかならないのではないかと。そして、「国家公務員制度改革」が党是である限り、その姿勢は変わることがないと思われる。少なくとも渡辺代表の姿勢は変わらないだろう。だから、やはりみんなの党をこれまでのように手放しで応援はできない。信用もできない。期待はもっとできない。そうなってしまうのだ。
民主党の失政がみんなの党の足を引っ張っている。
公務員制度改革は、公務員のためにもなるものであるべきだろう。
民から官への登用機会の拡充を。
仕事をしない無能な勉強馬鹿には、最低賃金を。
成果を出した者にはそれなりのボーナスを。
ジャパン・ドリーム・・・成功する公務員、儲かる公務員、評価される公務員。
その評価が一番難しいんでしょうけどね～
（で、国民総公務員とか・・・）
こんなものをなぜこの時間のこの枠で流すのか・・・
深夜の穴埋めならわかるが・・・
「ミスタービーン」かと思った。
その方がよかった。
余りの酷さに2ちゃんねるを覗いてしまったじゃないか！
やっぱり酷い作品だと確認してテレビを消した。
で、いま、「Ｍｒ．サンデー」を見始めた。
いよっ！みやね屋！
2010年12月12日（日） ＮＨＫニュース7
2010年12月11日（土） NHKニュース7
12月は時間の経つのが早い気がするよね。
残り時間を意識する所為だろうね。
2010年12月10日（金） NHKニュース7
「模倣犯」宮部みゆき 2001小学館
『週間ポスト』1995年11月10日号～1999年10月15日号加筆改稿
す、すげー！
引きずり込まれましたよ。
準主犯ヒロミの見る夢、モウコハンが追いかけてくる！モウコハンを追い払おうとして錯乱した意識の中、人を殺してしまう。その相談を受けたのは『モーホーはん』であるピースだった。（嘘
被害者のね、そっちのね。
犯罪者側のね。
「大衆なんていない」だよね。
これはいいなー！
気持ちもいい。
警察もそれなりに仕事をしているし、
登場人物たちのどこが迂闊なのかよく見えて、しかも納得して許してしまう。
むふー＝３
「楽園」を先に読んでいたから、前畑滋子がもっと活躍するのかと思ったら、重要人物ではありながらも凡人扱いでしたね！おおっ、そうだよね！これも納得。ガソリンスタンドの君恵ちゃんのテレパシー（夢、直感）は違和感あったけど。
あれだ、ピースがもっとすごい天才だったら、滋子も死んでいたよね。
うん、「楽園」とどちらを先に読んだ方が良いということはないだろうけど、私は「模倣犯」を後から読んでラッキーだったような気がする。だって、「模倣犯」を期待して「楽園」を読んだら失望すると思うから。
なにがいいって、一番は読後の自分をこっち側に持ってこられることだね。
読んでいる最中は何度でもあっち側に感情移入してしまうんだけど、その暗黒面から見事に救ってくれるよね。
時間をおいてまた読み直したい作品だ。
2010年12月09日（木） NHKニュース7
「名探偵の掟」東野圭吾 1996講談社
おお！
これを傑作と言わずしてどこに傑作があるというのだろうか！
探偵小説の厳しい”お約束”
それに対する登場人物たちの心情は如何に。
ドラマがつまらないと言う人間は、この本を読んでから見るといい！
テレビドラマを笑って見ることができるようになるだろう。
「小説をドラマにするのはいいんだけど、その場合、絶対に原作と違ってて、しかも必ずといっていいほど原作よりもつまらなくなってる。あれ、どういうわけだろうね。それとも脚本家とかは、こっちのほうが面白いと本気で考えてるのかな」第六章『花のOL湯けむり温泉殺人事件』論
2010年12月08日（水） NHKニュース7
「秘密」東野圭吾 1998文芸春秋
テレビドラマ放映中なのですが・・・
意識の入れ替わり～面白いですね。
記憶は魂が持っているのでしょうか。そしてその魂が憑依することで、意識と記憶は移動できるのでしょうか。
それは、横へ置いといて、ですね。
主人公の平介が『（娘の身体で）若さを手に入れた（妻の）直子への嫉妬』をする話。
娘の身体に妻の意識、それは妻であるのか娘であるのか。
人の家族関係は肉体か意識か。
妻として認識する平介と、娘として自立しようとする藻奈美（直子）
『妻への嫉妬』はその若さを手に入れた方法が娘の体だったと言うところで、それを自分の都合でうまくやっている『妻への憎しみ』になっているのだろうな。しかも、それを娘のためだといいわけができてしまい、夫としてもそれを認めざるを得ない。
直子としてみれば、事故のあと、自分の状態に気づいて怖くなったとき、頼りにするのは夫だった。そのときは夫の平介が彼女の全てだった。唯一の理解者だった。
しかし、いざ若い身体で人生をやり直し始めたとき、そこにいる夫は人生のやり直しには邪魔な存在でしかなかった。東野圭吾作品でありながら殺人事件に発展しなかったのは、夫が自分を娘として妻の座から開放しようとしたから。それによって娘として生きる方法を、その形を作り出す方法を見つけたから。
うん、夫であり続けたかったら、やっちゃえばよかったんだろうな。
でさ、意識と記憶の他の肉体へのコピーと言うことで、この母娘の状況を考えてみる。
二人は死を目の前にして、脳が最活性化状態だった。つまり、記憶が全開で『走馬灯のよう』に過去が廻っていたのだ。そして、バスの転落時の物理的ショックがあった。そのときの状況は母親が娘を庇う形だった。つまり、二人の頭の位置も近く、しかも親子ということで相性もよかったのだろう。母親の活性化した記憶の形は、同じく活性化していた娘の脳にプレスするように上書きされていった。
ついでに近くの高圧電線とか、天体の状態とか、いくつか条件を重ね合わせれば、もっとそれらしくなるかも。
うん、あるある！
上書きされたのだからリカバリーは利かないだろう。まあ、不思議な脳の話だから可能性は否定できないが。
で、記憶はそうやって移植されたとして、そうなると意識はどうなのか。母親の記憶をもった娘とはならずに、母親の意識になってしまったのだとすれば、それは『意識は記憶によって作られる』ということになるだろう。東野圭吾の作品『変身』で描かれた『肉体（脳・ハードウェア）によって意識は支配される』とは逆の解釈になる。
直子の肉体は死んでいるわけで、母親の記憶を持った藻奈美というのが正しい認識なのだろう。彼女が感じる喜びは誰のものだろう。母親だろうか。認識しているのは藻奈美だ。『母親の記憶』自体は母親本人ではない。母親本人は死んでいる。母親（直子）の喜びだとするのであれば、魂の存在を認めなくてはならなくなる。
ああ、直子をうらやましいと思ったが、そうではなくて藻奈美こそがうらやまれるべきか。いや、本来の自分を失ったということでは、逆に気の毒だ。
あら、結局思うほどうらやましい状況ではないのだな。
そうだよ、藻奈美（直子）側から考えれば、そこには底知れない不安と苦しみがあるに違いない。一番の苦しみは自分の正体がわからないことだろう。だから、一生懸命に勉強をして家事をして、完璧に過ごすことでそれを忘れようとしていた。その不安から逃れようとしていた。平介に事実を告げずに娘になりきっていれば良かったと思う反面、それを知っている人間の存在が自分を支えてくれていると言う事実。それでも平介への気持ちはすでに夫ではなく父親として見ている自分に気づく。夫の気持ちを考えるとそれを自分の中で認めることも許されない。
おお、そっちの方が感動できる大作になるのではないか！
ドラマはそっちでやっているのか？そうだったらすごいのに。
改変してある部分も納得いくぞ。
ラストの部分も『夫婦の愛』の形として、そしてもう一つの”二人”の『秘密』を作っているじゃないか。
解釈と味わいを大きく変えているが、原作と同等の評価をしたい。いや、原作よりも好きになれそうだ。
直子との『別れ』の場面、初めてのデートの思い出の場所で岸本さんが登場したときに笑ってしまったのはごめんなさい。
2010年12月07日（火） NHKニュース7
あれ？今月の世論調査は？問責仙谷についての質問は？
政府からの圧力がかかったんですか？NHK！仙谷さんに脅されたんですか？
他の調査で仙谷「辞めるべき」45％「辞める必要なし」43％という結果があった。
辞めるべきじゃないよね。辞めて「責任を取った」なんて言わせちゃいけない。死んで責任を取るべきだよね。
「予知夢」東野圭吾 2000文芸春秋
ガリレオ（湯川学）
どちらかと言えば、やっぱり長編でしっかり作りこんだのを読みたい。
短編も面白いけど、なんかしっくりこない（納得できない）んだよな。無理無理感が思いっきり残る。
2010年12月06日（月） NHKニュース7
年金を止める案が出ないもんかね～
支払い保険料を全部（5％利子つきで）返してみなよ、一気に内需が上がるぞ。
「アフリカの日々」アイザック・ディネーセン
ディネーセン・コレクション①1981晶文社
メンサヒブ、あなたは土地の人たちのことを考えているようで、結局は破壊者、略奪者の一人だった。そして、自らの無能さによって負けて逃げ帰ったのだ。
メンサヒブ、あなたがこの本の中で夫と性病について触れないのは、その原因があなたの乱れた交友関係にあったのだの憶測を呼ぶのではないか。
メンサヒブ、あなたはたぶん、もっとずっと彼の地とその土地の人へ酷いことをしてきたのでしょう。そして、ご自分でもそれはわかっている。この本はそれに対する弁明であり、自らの記憶の書き換えなのでしょう。
しかし、それは後の人にその時代のアフリカが侵略されていく中での、それをしている人間の無意識を教えてくれます。
メンサヒブ、あなたはなにに負けたのでしょう。
損害賠償と罪の重さについて書かれているのも、皮肉になっているのではないか。
『神々よ、人びとよ、我らはすべて、かくもあざむかれたり』
