濱の与太郎

祭り!ベイスターズ!なにより、ヨコハマが大好きだぁ~

江戸っ子の心意気が日本を救う!

2011年03月16日 | ひとりごと・・

今回の大震災に関連して、海外メデイアでは、「日本人は秩序とマナーを守り、冷静な
対応をしており、敬意に値する」と絶賛している

ただし、これだけ携帯やPCが普及してくるとあまりにも多くの情報が氾濫、判断を
誤った連中がスーパー、コンビニに押し寄せ、一時的に商品棚が空っぽになったり、
チェーンメールという嘘八百の情報に踊らされたり・・・という現象はあるものの、
街で暴動や、強奪・略奪が起こるようなことは起きていない

本牧ふ頭や大黒ふ頭のガソリンスタンドにも給油を待つ長い車列ができているが、
その列も暗黙の中に一定のルールが確立され、冷静に自分の順番を待っている

これこそが「日本人の心意気」であり、心意気というワードがない外国には信じがたい
光景に映ったのかもしれない

日本は、敗戦からの復興を経て、最近では阪神・淡路大震災、新型インフルエンザ、
狂牛病など、なかには目に見えない恐怖であっても、そのたびに冷静に問題を解決、
幾多の困難を乗り越えてきた

なぜ?乗り越えられたのか?
その大きな要因のひとつは「明治維新における身分制度の廃止」だと思う

これにより、家柄に関係なく、どんだけ貧乏でも頑張れば出世できるという、
いままでにはあり得ない極めて「公平な社会」が誕生した

頑張れば社会でも活躍できる。しかし、そうじゃない奴はそれなりに・・
という極めてシンプルではあるけど、このことが、日本の発展に大きく寄与
したと思う

また、江戸時代、町は人であふれ、狭い道は通勤ラッシュ時の混雑さながら・・・
そんななかで、いかに迷惑をかけずにお互い気持ちよく生活をするか?

先人たちは知恵をしぼり、その知恵が「仕草」となり、代々受け継がれてきた
現代では「江戸しぐさ」として知られるようになり、小学校の道徳の時間でも
取り上げられているという

そのいくつかの「江戸しぐさ」を紹介する

肩引き:
道を歩いて、人とすれ違うとき左肩を路肩に寄せて歩くこと

うかつあやまり:
たとえば相手に自分の足が踏まれたときに、「すみません、こちらがうかつでした」と
自分が謝ることで、その場の雰囲気をよく保つこと

七三の道:
道のど真ん中を歩くのではなく、自分が歩くのは道の3割にして、残りの7割は
緊急時などに備え他の人のためにあけておくこと

こぶし腰浮かせ:
乗合船などで後から来る人のためにこぶし一つ分腰を浮かせて席を作ること

逆らいしぐさ:
「しかし」「でも」と文句を並べ立てて逆らうことをしない
年長者からの配慮ある言葉に従うことが、人間の成長にもつながる・・・

今回の震災では多くの方々が狭い場所での避難を余儀なくされている
しかし、トラブルなく、お互いが冷静に思いやりの気持ちをもって過ごされている

常に人を思いやる心
そんな日本人の心意気があればどんな困難でも乗り越えられる
そして、誰しもが平等!苦しいけど、希望をもち、頑張ればきっと光は見えてくる!!

家を失い、家族・友人を失い、財産も金もなくした被災者は頑張っているんだよ、
政府、そして電力会社に言いたい、

日本人であるならここ一番、「命懸けの心意気」ってものを見せてくれっ!!
そうすりゃ国民に「希望の光」ってものが見えてくるってーもんだよ

夜明け前

2011年03月16日 | ひとりごと・・

安否確認ができなかった宮城・岩手の同僚たち
今日までにその多くが無事であることが確認された
本当によかった!

しかし、いまだ確認がとれない同僚も数名いる
だけど、俺たちはけして諦めない
皆、きっとどこか生きているに違いない
だって、俺たちは「港人」だもん

また一緒に仕事して、時間を忘れ、時にはハメをはずし、
朝まで酒を酌み交わしたいね!

オイラが生まれ育った福島
阿武隈山系の静かな町

幸い、家も家族もすべて無事だった
しかし、昨日、30キロ圏内に入り、屋内退避命令が勧告された
それでも、おふくろと叔母は、毎日、町の避難所へでかけ、
原発から避難してきた方々の炊き出しをしてるという

同級生のYは看護師
災害発生以降、遠方からヘリで搬送される患者の手当てに不眠不休で
対応している

メールを送ったら「同級生からのメールが一番の励み!頑張るよ!」
と返信があった

地元放送局に務めるT君
アナウンス部長になり、最近はテレビにでる機会が少なくなったと聞いている

しかし、震災発生以降、テレビ朝日をつけると毎日彼がでている
いい意味で風格がでてきた。若いキャスターとは違い、彼の読むニュースには
安心感があり、本当に頼もしい


春はそこまで来ているとはいえ、東北の春はまだまだ先
雪も降り、朝晩は厳しい寒さが続いている

いま、ハマの港人は被災地へ送る毛布など、支援物資の回収に奔走している
一日も早く現地に届けたい