ある日、床屋での会話
「旦那、仕上げはどうしましょうか?」
「そうだな、真中から分けてくんねーか」
「・・・・・」
「たまには雰囲気を変えてみるってーのもいいだろう!」
すると、床屋の主人は剃刀をいつも以上に丁寧に研ぎだし、
てっぺんに一本しか生えてない貴重な髪の毛を、丁寧に、丁寧に、
スーっと、2本に裂き、それぞれを左右に分けた
「旦那、大変お待たせしました」
こういうのを本物の「匠」って、いうんだろうね~~
まさに顧客満足度第1位!!
さて、鶴をみるたびに“禿げ(ハゲ)”を連想してしまうのはオイラだけ?
当社の役員には、その「ツル」が多く、日常の会話のなかでも「ツル」という
言葉はできるだけ使わないように心がけている
「どうだ北海道は?」
「おかげさまでだいぶ慣れてきました」
「仕事ばかりしてないで、たまには息抜きも必要だぞ」
「そういえば、昨日も今日もツルを見ましたよ」
「何を見たって?」
「ですからツルですよ。ツル!タンチョウヅル」
「ツル・ツルって連呼するな!!」
「・・・・・」
ヤベーっ、やっちまったー!!
さて、オオハクチョウの飛来地として有名な風連湖
此処に「道の駅」があり、釧路から車で約2時間、ここから根室市内までは僅か
必ずここでトイレ休憩をして、飲みのもなどを補給する
天気がよければウッドテラスで一服しながら野鳥観察なんかもしてみる
すると、すぐ近くで特別天然記念物のタンチョウヅルを見ることができた
通常は夫婦2羽が寄り添って見ることが多いけど、今回は1羽だけ
春は子育ての時期、片方が必ずヒナ鳥の面倒をみているらしい
いままで、自然のなかでタンチョウヅルを見ることはなく、餌付がされている
「鶴井」や「阿寒」まででかけていた
しかし、今回は此処だけではなく、釧路から根室までの道中で数多くの丹頂を
見ることができた
そして、羽田でも
復活したJALの「ツルマル」を・・・