昨夜から仕事で一睡もしていない
数年ぶりの徹夜!この歳で徹夜はさすがにキツイものがある
加えて、今週、根室に来てからネットが繋がらず、
メールもブログも更新できない状態が続いていた・・
しかし、今朝、当社の精鋭部隊が問題を解決!
これまで以上に快適になった気がする
おかげでスッキリ目が冴えてしまった!
さて、5月23日の根室新聞の一面は「日本一の遅咲きにならず!」
5月18日、日本の最東端の街「根室」の標本木“チシマザクラ”の
開花宣言に関する内容であった
ご当地は、相変わらず、最高気温が10℃を下回る日が続いている
それでも、サクラはしっかりと季節感を感じ取っているんですねエ~~
ところで、冒頭の記事「日本一・・・云々」だけど、
道東を代表する街「釧路と根室」は、それぞれ、5月18日にサクラの開花
宣言がだされ、それから、1日遅れて道北の「稚内」で開花宣言!
その結果、今年は、稚内が「日本一の遅咲き」となったわけで・・
たった1日で根室は「日本一」を逃したことになる
根室と稚内、どちらも水産加工と観光が主流の街
それぞれ、「日本最北端」「日本最東端」は不動
しかし、「日本一遅咲きのサクラ」の誉はどちらの街にとっても
観光客を誘致するうえで重要なアイテムなんだそうだ・・・
そんななか、先週の金曜から3日間、厚岸の「子野日公園」で
「厚岸かき・桜祭り」が開催され、道内から1万人弱の花見客が訪れ、
大変な賑わいをみせた
その子野日公園から車で約10分、蝦夷三官寺のひとつ「国泰寺」がある
寺へと続く参道にサクラの古木があり、可憐な花を咲かせていた
「老桜樹(ろうおうじゅ)」と名付けられた古木
その推定樹齢は160年、天保元年(1830)、奥州石巻(宮城県石巻市)から
移植されたと云われる
千島列島の中継地「厚岸」は北方警備の要所
徳川幕府は此処に「国泰寺」を設置、十勝から国後島・択捉島までを管轄した
その管轄・警備にあたったのが仙台藩
そんな関係でこの古木のサクラも東北から持ち込まれ、
北海道の厳しい風雪に耐え、今年も可憐な花を咲かせた
だれもいない境内で、老桜樹を感慨深く見ながら、
被災地の1日も早い復興を祈願した・・