大丸心斎橋店が改装のため取り壊しになるそうだ。
12月30日まで回顧展をやってると聞いたので、今日見に行ってきた。
ヴォーリズ設計の大丸心斎橋店は、レトロでモダンで、とても美しい。
こんな素敵な建物を壊してしまうなんてもったいない。
上の写真は御堂筋側。
御堂筋のイチョウ並木も、まだ落葉せずに頑張っていた。
黄葉の絨毯。
ここも素敵!
ここも素敵!こだわりのディティール。
心斎橋側の入り口側。大丸と言えば孔雀だよね。
この写真を撮っていたら、受付の人に注意される。
「お客様、お写真はご遠慮くださいませ。ポストカードを販売しております。」だって!ケチ!
化粧品売り場の天井は、最高に綺麗。パリのギャラリーラファイエットに似てる。
ねこ吉は子どもの頃から、「なんて綺麗んだろう・・・。」って眺めていたんだよ。
その頃は「ヴォーリズ」なんて知らなかったけど・・・。
こんな柱も、
こんな階段も、
みんな壊してしまうの?悲しいわ。
受付の近くで写真を撮って叱られたけど、階段や柱辺りでは、カメラを首から下げた人たちを何人も見た。
思いは皆ねこ吉と同じだと思う。
ヴォーリズの名建築を、しっかり記憶しておこうとやって来たんだ。
7階では回顧展をやっていて、写真が許されていたのは、このライトと・・・。
江戸時代の大丸の模型。。凄く精巧に作られていた。
何度か入ったことはあったけど、最後にもう一度。「サロン・ド・テ・ヴォーリズ」カフェ。中二階にあるのがお気に入り。
ランチ、ドリンク付き 1300円
端っこの席で、ムードを味わいながら・・・。
目に入ってくるのは、セールの派手な幕。残念。
ねこ吉の大丸の思い出を・・・。
卒業して働き出して、10月頃だったか・・・。1月4日の初出には、女子社員は着物で出社してくるらしいと知った。
成人式は洋服で出席し、振袖を持っていなかったねこ吉は、「さぁ、大変!」とばかり急遽振袖を買うことになった。
母と二人何処かの展示会に行って、白地に赤の絞り模様の中振袖を買ってもらった。
買ってもらったものの、ねこ吉はイマイチ気に入っていなかった。
ブツブツ文句を言っていたら、母は「大丸に行こう。気に行ったのがあったら、あれ、返品しよう。」といって
二人で大丸へ。
呉服売り場の人はねこ吉を見て、何点か似合いそうな着物を持ってきてくれた。
紅色に、絞りと染めの熨斗模様。即決です。
京都老舗の「千總」の中振袖。
母は、きっとへそくりを吐き出してくれたんだと思う。
帯はねこ吉が買った。
それから幾星霜。
娘が成人式を迎えるころとなり・・・。
残念ながら、娘はねこ吉そっくりの背格好で超小柄。
畳紙を開けたら、金箔の色も変わらず。多少、裄丈が短いくらいで、ねこ吉の振袖がピッタリだった。
何もかもねこ吉のお古では可哀想と思い、帯と小物は買い替えることにした。
ねこ吉は、振袖を持って大丸の正面玄関で、大学帰りの娘を待っていた。
着物に合わせて、金色のシンプルな帯を買ってやり・・・。
お母さん、振袖買ってくれてありがとう。娘も着てくれたよ。
久しぶりに娘と待ち合わせた場所に立って、いろいろ思い出した。
12月30日まで回顧展をやってると聞いたので、今日見に行ってきた。
ヴォーリズ設計の大丸心斎橋店は、レトロでモダンで、とても美しい。
こんな素敵な建物を壊してしまうなんてもったいない。
上の写真は御堂筋側。
御堂筋のイチョウ並木も、まだ落葉せずに頑張っていた。
黄葉の絨毯。
ここも素敵!
ここも素敵!こだわりのディティール。
心斎橋側の入り口側。大丸と言えば孔雀だよね。
この写真を撮っていたら、受付の人に注意される。
「お客様、お写真はご遠慮くださいませ。ポストカードを販売しております。」だって!ケチ!
化粧品売り場の天井は、最高に綺麗。パリのギャラリーラファイエットに似てる。
ねこ吉は子どもの頃から、「なんて綺麗んだろう・・・。」って眺めていたんだよ。
その頃は「ヴォーリズ」なんて知らなかったけど・・・。
こんな柱も、
こんな階段も、
みんな壊してしまうの?悲しいわ。
受付の近くで写真を撮って叱られたけど、階段や柱辺りでは、カメラを首から下げた人たちを何人も見た。
思いは皆ねこ吉と同じだと思う。
ヴォーリズの名建築を、しっかり記憶しておこうとやって来たんだ。
7階では回顧展をやっていて、写真が許されていたのは、このライトと・・・。
江戸時代の大丸の模型。。凄く精巧に作られていた。
何度か入ったことはあったけど、最後にもう一度。「サロン・ド・テ・ヴォーリズ」カフェ。中二階にあるのがお気に入り。
ランチ、ドリンク付き 1300円
端っこの席で、ムードを味わいながら・・・。
目に入ってくるのは、セールの派手な幕。残念。
ねこ吉の大丸の思い出を・・・。
卒業して働き出して、10月頃だったか・・・。1月4日の初出には、女子社員は着物で出社してくるらしいと知った。
成人式は洋服で出席し、振袖を持っていなかったねこ吉は、「さぁ、大変!」とばかり急遽振袖を買うことになった。
母と二人何処かの展示会に行って、白地に赤の絞り模様の中振袖を買ってもらった。
買ってもらったものの、ねこ吉はイマイチ気に入っていなかった。
ブツブツ文句を言っていたら、母は「大丸に行こう。気に行ったのがあったら、あれ、返品しよう。」といって
二人で大丸へ。
呉服売り場の人はねこ吉を見て、何点か似合いそうな着物を持ってきてくれた。
紅色に、絞りと染めの熨斗模様。即決です。
京都老舗の「千總」の中振袖。
母は、きっとへそくりを吐き出してくれたんだと思う。
帯はねこ吉が買った。
それから幾星霜。
娘が成人式を迎えるころとなり・・・。
残念ながら、娘はねこ吉そっくりの背格好で超小柄。
畳紙を開けたら、金箔の色も変わらず。多少、裄丈が短いくらいで、ねこ吉の振袖がピッタリだった。
何もかもねこ吉のお古では可哀想と思い、帯と小物は買い替えることにした。
ねこ吉は、振袖を持って大丸の正面玄関で、大学帰りの娘を待っていた。
着物に合わせて、金色のシンプルな帯を買ってやり・・・。
お母さん、振袖買ってくれてありがとう。娘も着てくれたよ。
久しぶりに娘と待ち合わせた場所に立って、いろいろ思い出した。