昨日は午後から、岡本公会堂で開かれた桂南光の落語会をたぬ吉と聞きに行った。
チケットはたぬ吉のおごりである。
行く前に、ユエシャン(漢字変換できない難しい字)で五目焼きそばを食べて腹ごしらえ。
あんかけ麺でねこ吉好みだけど、青菜の茎が固すぎた。
それから、得体の知れないキノコは入れないでください。
会場の岡本公会堂は、山の手閑静な高級住宅街の中にあった。
長年東灘区に住んでいても知りもしなかった場所である。
道に迷って人に聞き、1時過ぎに会場に着いたら長蛇の列だった。
老人が多かった。
前座が二人と、トリが桂南光だった。
一番目が「平林」で、気がついたら終わってた。
タイラバヤシかヒラリンか、イチハチジュウのモォークモクの有名な下りを聞いてないと思ったら、ねこ吉は寝てたらしい。
何ということ!失礼しました。
次は、「池田の猪買い」。
特に面白いということもなく終わった。
さて、南光さん、出てきただけで会場がワァ〜と沸く。
やっぱり華がある。
「花筏」で大いに笑ってお開き。
行きがけに降っていた雨も上がって、駅周辺に向かって坂道を下りてきた。
(知らない間にこんなお店が・・・。今流行りのお洒落な野菜を売っている。)
母が亡くなった後、一人暮らしをしていた頃住んでいたアパートの辺りを通りがかった。
当然建て替えられていて、周りも当時とはずいぶん変わっていた。
40年以上前、学生が2人、働いている者が3人、女性ばかりが住むアパートだった。
一緒に遊びに行ったり、ゴハンを食べたり・・・。
女子寮の暮らしみたいだった。
(赤い牛?このバイクがトレードマークか・・・。)
ねこ吉の部屋にムカデが出て大絶叫したら、隣の部屋の人がお箸を持ってとんで来てくれて処理してくれた。
今も忘れられない思い出です。
「ムカデはしぶといから焼かないと駄目!」といってベランダで焼いてくれた。
黒焦げのムカデの姿焼きが出来上った。
その姿は、40年以上経ってもしっかり脳内に保存されていて、思い出とともにファイルから画像が出てくる。
住んでいたアパート辺りから駅までの道を歩いてみた。会社帰りによく買っていたケーキ屋さんは今は無く・・・。
甲南そばは今も健在。
懐かしい道を通って、色々思い出しながら家に帰ってきた。