先日、千葉県鎌ケ谷市の石原農園から買った幸水梨。
空いているところは、すでに食べたか、娘が持って帰ったか。
ねこ吉は、千葉県の梨に思い入れがある。
1993年、神戸に引っ越してくる前は、松戸市の元山というところに住んでいた。
そこは、家の周りには梨園、ネギ畑がたくさんあった。
松戸には合計14年間住んでいたけど、梨が美味しかった。
ねこ吉は関西生まれなので、結婚前は主に鳥取県産の「二十世紀」を食べていた。
松戸に来て、豊水や幸水を食べるようになった。
二十世紀に比べて、松戸の梨は甘味が強くてみずみずしく美味しかった。
そして、何と「二十世紀」は松戸市が発祥の地と知り驚いた。
「二十世紀ヶ丘」という地名もあった。
松戸の梨の美味しさに慣らされた家族は、関西の梨にガッカリした。
息子が東京の病院に検診に上京していた頃は、松戸のイトーヨーカドーから、我が家宛に幸水梨を発送していた。
息子も大人になり上京もしなくなって、松戸の梨との縁も切れてしまった。
以来、毎年梨の季節になると、松戸の梨に思いを馳せる。
ああ、美味しかったなぁ。食べたいなぁ・・・。
神戸でも、幸水、豊水は手に入るけど美味しさが違う。
土壌が違うのか?
去年、松戸に住む友人が四国お遍路の旅を終え、帰路神戸に寄った。
懐かしい松戸の話をたっぷりして別れた。
以来、LINEも繋げてお互いの近況も知らせ合っている。
「松戸の梨が食べたい。」と言うと、友人御用達の鎌ケ谷市の石原梨園を教えてもらった。
鎌ケ谷市は、松戸市の隣の市だ。
当時住んでいた家から、数分歩けば鎌ケ谷市だった。
ちなみに、ディーン・フジオカが、高校時代まで住んでいた地である。
パンフレットを送ってもらって、奈良県に住む息子の分も注文した。
金曜日、お待ちかねの梨が届いた。
息子宅にも届いた。
夜には娘も取りに来た。
冷たく冷やした梨は、本当に美味しい。
満喫、堪能してます。
美味しさの中には、「懐かしさ」というエッセンスが含まれているような気がする。
鎌ケ谷の梨園、、車があったときはちょくちょくいきました。
最後の(美味しさには懐かしさがーー)と言うくだりに 共感いたしました。
鎌ヶ谷の梨、ご存知なんですね。
判って頂けて嬉しいです。
さっきも食べたんですが、懐かしさを差し引いても、やっぱり美味しいです。