ねこ吉のよしなしごと

どうでもいい事ばかり書いていますが・・・。すっかり備忘録になってます。

お客様の声・・・。

2009-10-25 20:25:09 | 思い出
今、隣のスーパーで北海道うまいもの市をしている。
昨日のお昼ごはんに、北海丼を買おうと売り場に行ってみた。

北海いくら丼、北海カニ丼、北海ホタテ丼、北海ほたて&穴子丼、北海鮭親子丼

色々あって悩んでしまう。
ねこ吉は「北海ほたて&穴子丼!」に決めた。
たぬ吉は「いくら丼」でいいかな?

さて、息子には何にしよう? 息子は穴子は好きだけどホタテが嫌い。
いくらも鮭も好き。  

「じゃ、北海鮭親子丼がぴったりやん!」

そう思って手に取ると、何と鮭のお刺身と鮭フレークが入っている。
これはおかしいわぁ!
鮭の親子といえば、鮭といくらで親子でしょう!

この表示は間違ってるワァ!これは鮭丼やわ。

そう思ったけど携帯で息子に聞いたら
「鮭丼でいいわ。」というので、不本意だけど買ってしまった。

そして、スーパーの入り口などにある投書箱に文句を書いてやろうと探したけど、
残念ながらそういう箱は見つからなかった。
サービスコーナーの人に言う勇気はなく家に帰った。

昔々、それはまだ息子が幼稚園の頃。
一緒にイトーヨーカドーに買い物に行った。

エスカレーターの横にある箱に気づいた息子は、

「あの箱は何?何て書いてあるの?」と聞くので

「あれは、お客様の声って書いてあるねん。お店にないけど売って欲しいものや

これは困るなぁってことを書いてこの箱に入れたら、お店の人が読んで悪いところ
に気が付きはるねん」と教えてやった。


後日、家族で浅草に遊びに行った帰り、地下鉄の切符を券売機で買っていたら、
券売機の横にある小さな箱に向って、息子が何やら喋っている。

耳をすましてみると、
「あいうえお、あいうえお。」と言っている。

「何をしてるの?」と聞いてみると
「お客様の声や!」と言った。

たぬ吉も、ねこ吉も目が点になった。

たぬ吉は 「こいつを吉本に入れよう。」とすかさず言った。

あれから何年経っただろう・・・。
息子は吉本には入らず、ただお笑いが好きなだけの大人になった。


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