奥村チヨが唄ふ「終着駅」(千家和也作詞、浜圭介作曲、横内章次編曲:1971年)は冬の歌であるが、私が留萌本線の終着駅・増毛(ましけ)駅を訪れたのは夏のことである。
当然、落葉は舞ひ散つてはゐないし、悲しい女の吹き溜まりと化してゐたわけではない。
増毛駅は、一両編成の列車が一日六本発着するだけの無人駅である。しかし、トイレはきれいに清掃されてゐた。
この駅を降り、一時間ほど増毛の町を歩いた。かなり暑かつた。
残念ながら、猫との出会ひはなかつた。
(2008年7月27日、増毛郡増毛町弁天町、ニコンD80,タムロンAF28~80㎜F3.5~5.6,ISO400,プログラムオート)
にほんブログ村
最新の画像[もっと見る]