酔ひどれて“やばい恋”

先月の下旬、上野公園では「薩摩食彩市」といふイベントが開催され、鹿児島の物産を販売してゐた。

その中に、焼酎を販売する出店があつた。
そこでは紙コツプ一杯三百円で焼酎が飲めた。
勿論、左党である私も飲んだ。芋焼酎のお湯割りを二杯、黒糖焼酎のお湯割りを一杯飲んだのであるが、「黒小鹿」といふ芋焼酎が美味であつた。

実はこれが目的で上野公園に足を運んだわけではない。事実そこに着くまでこのやうなイベントが開催されてゐるとは知らなかつた。

当ブログ「誰のせいでもない雨が」（2008.11.14）他で掲載したパントマイム芸人・加納真実さんの大道芸を観るために上野公園に来たのであつた。

写真は、中島みゆきが唄ふ「やばい恋」（中島みゆき作詞作曲、瀬尾一三編曲：1992年）をＢＧＭにパフオーマンスをする加納さんである。
1/80秒といふシヤツター速度では手の動きを捉へることはできなかつた。

「酔ひどれて“やばい恋”」といふタイトルを附したが、勿論、酔ひどれてゐるのは昼間から焼酎三杯を飲んだ私であつて、加納さんではない。

（2008年11月22日、台東区上野公園、ニコンＤ80，トキナーAT-X280AF PRO28～80㎜Ｆ2.8，ISO800，1/80秒シヤツター優先オート）

十二社でごろり

前回に引き続き、猫が寝転がつてゐる写真。

以前、かつて十二社といふ町の名前だつた西新宿四丁目および新宿中央公園で撮影された猫写真を掲載した。
今回もそこでの撮影。

猫の目はしつかりと開かれてゐる。
下手に手を出すと、猫パンチをされてしまふやうな気がしたので、撫でやうとはしなかつた。

（2008年７月、新宿区西新宿、ニコンＤ80，タムロンＡＦ28～80㎜Ｆ3.5～5.6，ISO400，プログラムオート）

眩し？ 恥づかし？

当ブログ「今日は御機嫌」（2008.10.30）の猫である。

写真は日陰で撮影されたものである。また、フラツシユを焚いて撮影したわけでもない。
にもかかはらず、猫は眩しさうなポーズをとつてゐる。

或いは、寝転がつてゐるところを撮られるのは恥づかしいといふポーズのやうにも見える。

（2008年10月25日、中央区京橋、ニコンＤ80，トキナーAT-X280AF PRO28～80㎜Ｆ2.8，ISO400，プログラムオート）

鏡写し

当ブログ「順調さうで何より」（2008.6.13）他で掲載したパントマイム芸人・チカパンさんのホームページの一部がリニユーアルされ、私またたびが撮影した写真が掲載された（http://chicapan.cocot.jp/perform/）。
撮影した写真を贈呈して喜んでもらへただけでも撮影者冥利に尽きるのであるが、その写真がこのやうな形で使用されるのも喜ばしいことである。

私が撮影した写真は二枚掲載されてゐるのだが、一枚に気になる点がある。
私の手元にある写真（今回掲載）とチカパンさんＨＰ掲載の写真が、まるで鏡写しのやうに左右逆になつてゐるのである。
一体これはどういふことなのか。
考へられることは、写真屋さんがネガフイルムを裏返しにしてプリントしてしまつたといふことである。

私の手元にある写真か、チカパンさんに贈呈した写真どちらがネガ裏返しでプリントされたものかはわからないが、写真屋さんがこのやうなミスをするのは珍しいのではなからうか。

（2007年９月、浦安市舞浜、ニコンＮｅｗＦＭ２，タムロン28～70㎜Ｆ3.5～4.5）

エサ待ち顔

勿論、今回のタイトルは前回のもぢりである。

写つてはゐないのだが、向かつて右の人の手にはエサがある。
二匹の猫はそれを見上げて待つ。

（2008年11月22日、台東区上野公園、ニコンＤ80，トキナーAT-X280AF PRO28～80㎜Ｆ2.8，ISO500，絞り優先オートｆ3.2）

人待ち顔

当ブログ「福猫にあらず」（2007.10.26）および「福猫にあらず２」（2008.10.27）の猫である。
この猫は、人に撫でてもらふのが好きなやうで、猫好きが通るのを待つてゐる。
猫好きなら、急いでゐないかぎり、撫でずにはゐられない。

この猫の顔を見て、「人待ち顔」（平野肇作詞、倉田信雄作編曲、森山良子唄：1992年）といふ歌を思ひ出した。

余談であるが、猫の後方にある傘は、私またたびの傘である。
３～４年間雨の日の私の供をしてくれたのだが、先日私の過失（どこかに忘れた）により、紛失してしまつた。

（2008年８月30日、中央区銀座、富士フイルムＦｉｎｅＰｉｘＡ800）

鶴見朝日 車の屋根

前回に引き続き、車の屋根の上で日向ぼこをする猫の写真。

工場が多く集まる地域近くの住宅地。一軒の住宅の前の路上に車が停めてあつた。
車の屋根の上に二匹の猫がゐる。一匹は洋猫の血が入つてゐるやうだ。
この家もしくはその近所で飼はれてゐる猫だらう。
写真撮影後、向かつて右の猫を撫でた。

（2001年12月、横浜市鶴見区朝日町、ニコンＮｅｗＦＭ２，タムロン28～70㎜Ｆ3.5～4.5）

初台 車の屋根

夏の間、車の屋根およびボンネツトは灼熱地獄と化す。そのためそこに登る猫の姿を見ることはない。

しかし、冬になると、車の屋根およびボンネツトは丁度よい温度になるのか、そこで日向ぼこしてゐる猫を見かけることがある。

昨年暮れ、民家の駐車スペースにとめてある車の屋根に、黒白猫が暖をとつてゐた。

（2007年12月、渋谷区初台、ニコンＤ80，タムロンＡＦ28～80㎜Ｆ3.5～5.6，ISO400，プログラムオート）