大学のときに、フランス語の講読で読まされたのがきっかけだった。
今思えば随分贅沢な授業で、当時ありがたみが解らなかったのがもったいなかった。
ロブグリエは、反レアリスムの旗手みたいな人で、言葉によって存在しないシーンを描写し現実以上に現実的なシーンを作り出す。
それに気づいてから、とても面白く読めた。
「覗くひと」は、クレジオの翻訳でも有名な望月先生の翻訳。
「去年マリエンバートで」は、ロブグリエの思想のいわば実験場である。
映画自体は、すごくつまらない。でも、その映像自体をよく見ると、彼のこだわりが見られる。
今思えば随分贅沢な授業で、当時ありがたみが解らなかったのがもったいなかった。
ロブグリエは、反レアリスムの旗手みたいな人で、言葉によって存在しないシーンを描写し現実以上に現実的なシーンを作り出す。
それに気づいてから、とても面白く読めた。
「覗くひと」は、クレジオの翻訳でも有名な望月先生の翻訳。
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映画自体は、すごくつまらない。でも、その映像自体をよく見ると、彼のこだわりが見られる。
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