求菩提山

基本的にはアルペン的な山の稜線歩きが好きなワタクシですが、最近修験の山の良さがわかってきました。

地元宝満山や英彦山、今年登った大峰などはその歴史や空気を感じとることが登頂自体よりも重要なのだと思わせるのです。

今回もそんな山に登ってきました。

求菩提山です。


求菩提資料館近くの駐車場に車を停めて、ひっそりとした登山口からスタート。


始めは杉林


急な登りを終えると宗教色の強い遺跡が続きます。


遺跡の上は豪快な自然


なかなか魅力的な道でした。


胎蔵界護摩場跡　火を焚いて祈る場所だったそうな。


山頂へと続く自然林の道


上宮に到着


上宮の裏に控えめな山頂標識


立ち枯れの木が良い感じ


そのあとは中宮まで続く長い長い石段


やっと下りきって振り返る石段。850段あるそうです。


中宮


鳥居が出てくるとゴールは近い


水を守る獅子


最後の石段を下りると車道に出ます。


後は車道を駐車場まで歩けば終了。


幼い蛇に会いました。


2時間半程度の登山でしたが満足感のあるものでした。

展望もなく地味な山ですが、なかなか雰囲気のある場所です。


下山後は卜仙の郷で温泉。こちらも良い湯でした。

秋の紅葉や凍てつく冬も似合いそうな山なのでまた訪れるかもしれません。