さんぽみち、今回は31番目で最終回のJR和歌山駅です。
和歌山市での鉄道の開業は、まず明治31年(1898年)に紀和鉄道(→国鉄和歌山線)が中之島に開業し、和歌山駅と名付けました。次に明治36年(1903年)南海鉄道が開業し和歌山市駅を名乗りました。
そのため、現在の和歌山駅は大正13年(1924年に)紀勢西線の東和歌山駅として開業しました。
ほぼ同時に山東軽便鉄道(→和歌山鉄道→和歌山電気軌道→南海電鉄→和歌山電鐵)が東和歌山駅に乗り入れてきました。そして昭和5年(1930年)には天王寺から阪和電鉄(→南海山手線→国鉄阪和線)が乗り入れ、今の近鉄百貨店の付近に阪和東和歌山駅を造り、市電も同じ頃に(和歌山水力電気→京阪電鉄和歌山支店→)合同電気(→東邦電力→和歌山電気軌道「阪和電鉄系→南海鉄道系→近畿日本鉄道系」→和歌山電気軌道「独立系」→南海電鉄和歌山軌道線)の時に駅前まで乗り入れましたが、昭和46年(1971年)に廃止されました。
そして昭和43年(1968年)2月1日に和歌山駅から紀和駅に改名、3月1日に東和歌山駅から和歌山駅に名前を変えた為に1ヶ月間和歌山駅は空白となっていました。
軌道線の廃止後は駅前と東口から南海電鉄の子会社和歌山バスが軌道線と同じ路線はもとより各方面にバス走らせています。
おかげさまで今回をもって予定した31のバス停を紹介しました。3月末までの残り二回は振り返り総集編を紹介させて頂く予定です。
FM和歌山3月13日(土)13:00~ 再放送25:00~
おはなしのまちわかやまさんぽみち
和歌山新報:日曜日付け朝刊1面に掲載3月14日(日)付でJR和歌山駅が掲載されます。
和歌山新報のさんぽみちWebにもUPされます。
動画:youtube keioSFCisagaiLab または[和歌山市 さんぽみち]で検索
バス停に貼付されているQRコード情報案内板からもリンクしています。
さんぽみちMapが3月1日より充実、たくさんの商店からのインフォメーションが地図からリンクしています。
おはなしのまちわかやまさんぽみちJR和歌山駅では和歌山駅の歴史と駅弁の話題が取り上げられました。 駅弁では小鯛雀寿司とえび寿司が有名で、地元の者はあまり食べないためか有名ではありませんが、駅弁を取り上げた雑誌では上位にランクインしています。 今は販売されているかどうかわかりませんが、水了軒から販売されているすし三昧には小鯛雀寿司、めはり寿司、さんま寿司、柿の葉寿司、こけら寿司などを食べる事が出来ました。
【すし三昧】
こけら寿司は昔から和歌山で家庭で祝事時に作られたお寿司です。
おはなしのまちわかやまさんぽみちJR和歌山駅の再放送はFM和歌山で25:00から55分間です。明日3月14日(日)和歌山新報の一面にも掲載される予定です。