今週は、公開競技のパワーリフティングが行われる広川町を紹介したい。
広川町は有田郡に位置する人口約7400人の町。
温暖な黒潮の恵みを受け、和歌山を代表する有田みかんの産地。
湯浅御坊道路が走る内陸部から山地にかけてのエリア(津木地区)では、地元住民らによるホタルの保全活動が盛ん。
ホタルが飛び交う5月中旬から6月にかけての時期は観光客らで賑わう、自然豊かな町だ。
また、安政南海地震の際、濱口梧陵氏が当時の村民を高台へ避難させるために稲むらに火を付けた「稲むらの火」が語り継がれる町でもある。
安政南海地震後に濱口梧陵氏の呼びかけで作られた「広村堤防」は現存し、今もなお、広川町民を守り続けている。
町内には、濱口梧陵記念館と津波防災教育センターが入居する「稲むらの火の館」が開設され、防災学習で訪れる児童・生徒のみならず、全国から人々が足を運ぶ施設。
最近は、稲むらの火の館を発着地点に、濱口梧陵氏ゆかりの地を巡る散策路とマップが整備されている。
全行4.8キロメートル、約2時間のコースで、広村堤防をはじめ濱口梧陵氏の銅像や顕彰碑、墓などを巡る。
人々の生命を守ろうと尽力した偉人を称え、いまなお、その教えや心を受け継ぐ、心豊かな町がここにある。
(次田尚弘/広川町)
広川町は有田郡に位置する人口約7400人の町。
温暖な黒潮の恵みを受け、和歌山を代表する有田みかんの産地。
湯浅御坊道路が走る内陸部から山地にかけてのエリア(津木地区)では、地元住民らによるホタルの保全活動が盛ん。
ホタルが飛び交う5月中旬から6月にかけての時期は観光客らで賑わう、自然豊かな町だ。
また、安政南海地震の際、濱口梧陵氏が当時の村民を高台へ避難させるために稲むらに火を付けた「稲むらの火」が語り継がれる町でもある。
安政南海地震後に濱口梧陵氏の呼びかけで作られた「広村堤防」は現存し、今もなお、広川町民を守り続けている。
【写真・AR動画】広村堤防と記念碑
町内には、濱口梧陵記念館と津波防災教育センターが入居する「稲むらの火の館」が開設され、防災学習で訪れる児童・生徒のみならず、全国から人々が足を運ぶ施設。
最近は、稲むらの火の館を発着地点に、濱口梧陵氏ゆかりの地を巡る散策路とマップが整備されている。
全行4.8キロメートル、約2時間のコースで、広村堤防をはじめ濱口梧陵氏の銅像や顕彰碑、墓などを巡る。
人々の生命を守ろうと尽力した偉人を称え、いまなお、その教えや心を受け継ぐ、心豊かな町がここにある。
(次田尚弘/広川町)