先日はテストの結果を貰った進学校の高校生が、その後、すぐ校舎から飛び降りたり、今日は新任の教師が自殺したり、「先生」も「子供たち」も追い込まれている様な状況が教育現場・家庭にあるのだろうか。「死」というものをリアルに理解できない大人や子供が増えている様に思う。バーチャルな世界が次第に「日本人」の中に、増殖しつつあるのではないだろうか。うちの長男は「読書」と「ゲーム」のやり過ぎが原因で、視力が落ちた(と思う)。次男は今、「ゲーム禁止令」を出している。怒っても言い訳をしたり、かたづけをしなかったり、妻の手伝いをしなかったり、夕食を食べるのが極端に遅かったりして、「禁止令」を出した。うちのマンションに住む高校生も、同期入社の友人の子供も、携帯電話を持たせたら、一ヶ月の通話料・パケット料が二万円を越えたらしい。どちらも、父親に怒られ、それ相当の罰を受けている。僕が業務で携帯電話を使っても、一ヶ月、一万五千円使えば多い方だ。二万円と言えば、高校生の小遣いの何ヶ月分にあたるのだろう。お金の感覚も、バーチャルになってきているのではないだろうか。二万円、携帯電話を使ったら、二万円分、バイトして親に返却すべきだと思う。書いているうちに、腹が立ってきた。















