東京アンダーナイト―“夜の昭和史”ニューラテンクォーター・ストーリー廣済堂出版このアイテムの詳細を見る |
プロレスの大スター・力道山が刺された瞬間を見た男・・・赤坂・ホテル・ニュージャパンの敷地内にあったナイトクラブ『ニューラテンクォーター』の元社長が初めて明らかにする事件の真相。そして、昭和という時代に「赤坂という日本を代表する繁華街で、夜を見続けた男」。山本信太郎さんの話は面白い。面白すぎる。すべてを語っている訳ではないが、今の「芸能界」がいかにして成り立ったか、この本を読んで僕なりに推測できた。
この本の中には様々な人達が出てくる。人と人の繋がり、つまり「絆」を大切にして生きていく事、相手のバックにあるものではなく、その人が信用できるかどうかで人と付き合って行く事の大切さを教えて貰った。「昭和」という時代もある。
70歳の著者から47歳の僕が教えて貰った事は大きい。