

▲風水害時の情報入手方法」
2週間ほど前か、かつてない巨大台風になるかも、と危惧された台風10号が本邦へ進路を向けた頃、世田谷区からハザードマップと「風水害時の情報入手方法」というチラシが郵便受けにポスティングされました。
ブティック時代を含め、かなり長い間自由が丘に事務所を構えておりますが、こういった書類・地図は初めて見たように思いますが、なかなかにタイムリーでした。
この先の台風シーズン、もしもの時に役立つかもしれないと思い、画像を貼りましたので、ぞうぞご参考にしてください。
さて、ハザードマップですが多摩川洪水版と洪水・内水氾濫ハザードマップに分かれています。
まずは多摩川洪水版から、多摩川が国管理の河川ということで、ハザードマップは国(国交省)が作成しています。

▲20メートルも浸水の可能性あり!
多摩川に面した世田谷区の一部では、20メートルも浸水する可能性があるということがわかりますが、これはかなりの脅威です。(前提は多摩川流域の48時間総雨量588ミリ)

▲環八砧清掃事務所あたりから池尻あたりの浸水予想地域
世田谷区の洪水・内水氾濫ハザードマップを見ると、多摩川に注ぐ野川、仙川、八戸川、八沢川流域が浸水するのは分かるとしても、川を見かけたこともない環八砧清掃事務所あたりから池尻あたりまで、相当な幅で浸水が予想されています。
世田谷区に問い合わせたところ、マップを作成したのは東京都だということで、東京都河川局、後に下水局に回され最終的に判明したことは、昭和30年代後半、東京都の河川環境が劣悪だった頃に、河川を下水道に転用、もとの河川の場所に幹線となる下水管を設置して暗渠化したのだそうです。
環八砧清掃事務所あたりから池尻あたりまでの浸水予想地域は、実は昔の烏山川だったそうで、想定降雨量、1時間あたり153ミリ(ちなみに昨年関東地方に甚大な被害をもたらした台風19号の時は1時間53ミリだったそうです。)に達すると下水管のキャパを超え、周辺が浸水するそうです。

▲自由が丘周辺の浸水予想地域
同様に、多摩川洪水版では問題ない自由が丘周辺も、「九品仏川」を下水に転用したため、想定降雨量の豪雨に襲われると、自由が丘駅周辺、九品仏川緑道付近が浸水するそうです。
下水道転用河川の反乱(氾濫)を思わず連想してしまいました。
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