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▲「どうする信長」からの「タイタニック」!!
ネタバレ注意!
盛大にネタバレしてます。
これから鑑賞予定の方は、ぜひとも観賞後にお読みください。
家人が、どうしても、というので映画「レジェンド&バタフライ」を鑑賞してきました。
東映70周年記念映画という事もあるのか、ふんだんに予算を使ったであろう周年記念にふさわしい大作映画となっていました。
映像が綺麗であった事がとても良かった。
稲葉山城からの俯瞰、岐阜城、安土城のCGも安っぽくなくて、今まで過去に見たそれぞれのCG画像を超越したリアリティーを感じさせ、それだけでも劇場に足を運ぶ価値があると思います。
クライマックス「本能寺の変」も、キムタクの殺陣をのぞけば、過去数十年の間に見た「本能寺の変」でも抜群の迫力でした。
「本能寺の変」からのぶっ飛んだ展開、南蛮船が港に係留しているのを見た瞬間、まさか「タイタニック」やるの?
まさかね、と思っていたらまんまと「タイタニック」。
それはそれでなかなか楽しかったです。
しかし、主役である信長の若かりし頃のキャラクターが、現在絶賛放映中、NHK大河ドラマ「どうする家康」の「松平元康」とかぶりまくっていて、既視感ありまくり。
また、綾瀬はるか・濃姫との殺陣も、北川景子・お市の方と松潤の殺陣を思い出させました。
出来る限りネタバレは避けたかったので、当映画に関しては何も見ないようにしておりましたので、脚本が大河と同じ古沢良太であることはエンドロールで初めて知りました。
脚本・古沢良太にとっては、一粒で二度美味しいお仕事だったのかもしれませんね。
一つ気になったのが、題名の一部「バタフライ」ですが、これは濃姫を「帰蝶」と呼ぶ事があるからそうなっているのだと想像していましたが、役名が濃姫となっていたの見て、何やら釈然としない思いがしました。